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過去世の記憶と魂の願い

akaruさんの投稿を見て「ああ、なるほど!!」と。

私の経験上、今の自分に影響する過去世は人によって1つか2つだと思っています。

12Hが示す過去世は魂の軌跡の中で出来た思い込みで、まずはそれをリセットしないと今生の人生は始まらない。
なので全ての人に影響している。
でも、この思い込みは比較的対処しやすく、ライトです。

もう一つはリアルな体感を伴う記憶の過去世。
ただ、これは自分の感情がかなり昇華され、その過去世を受け取れるまでに自分が成長(キャパが広がらないと)しないと思い出せない過去世の記憶です。
※ここもチャートに書かれていますが、レイヤーとしてはかなり下のほうなので、その人の未消化の感情の昇華が進み、意識の進化が成長したときに読み取れるものになります。

ただ、このリアルな過去世の記憶はかなりハードで、まさにトラウマとも言える内容なことが多いですし
自分が当時からフリーズしたまま、なんてこともあります。
しかもその当時の事の体感まで記憶しているため、かなりハードです。

が、その過去世の感情、記憶に真っ向から向き合い、その当時の自分をしっかりと癒さないと魂の願いを叶える事は出来ないため(そうじゃないと怖くて叶えようとも思わない)
魂の願いを叶えると肚をくくって生まれて来た人がこの記憶を思い出すのだと思っています。
が、akaruさんが投稿されている通り「社会的にも個人的にも重い責任を背負う事が多く、厳しい試練の連続で、人生の前半はキツい。試練に耐えかねて挫折する人も多い」です。

私が伝えている感情の感じ切りを実践すると、この過去世を思い出す人が多いのですが、その重たさ、辛さに耐えかねて過去世の自分に向き合う事に挫折する人も本当に多いです。

その状況を目の当たりにするたびに、どれだけ肚をくくって生まれてきても、それだけではどうにもならないんだな、と思います。

*     *

私の経験上ですが、この体感を伴う過去世にもレイヤーがあり
最初に思い出す過去世は比較的ライトなものです。
そのライトな過去世をある程度癒すと、次の過去世を思い出すという感じですが、ほとんどの場合2度目に出てくる過去世がラスボスです。
そしてライトな過去世とヘビーな過去世は同じテーマを共有し、その同じテーマがまさに魂の願いを叶えられない(叶える事を諦める)原因であり、そのテーマこそ自分の魂が実現させたい願いです。

私の場合、最初に思い出したのは結婚式をすっぽかされた花嫁でした。
花嫁衣裳を着てテンション高めで彼の到着を待っていたのですが、何時間待っても彼は来ない。
彼を信頼していたのと、そんなことをする人じゃないと分かっていたからこそ「何か来れない理由があるのでは」と思いつつも
参列者の冷ややかな視線と、結婚式をすっぽかされたという恥ずかしさは「女としての価値がない」と言う烙印を押されたような感覚があり「何か理由があるのでは」なんて思う余裕はないわ
だからと言って、着替えて家に帰るという事は「女としての価値がない」を認める事になるように感じ、着替えもせず家にも帰らないことで何とか自分のプライドを守ろうとしていた、という記憶です。

そして、その記憶がある程度癒された後に思い出したのは、生贄になった記憶でした。
時代はよく分からないのですが、私は孤児としてある村で育てられていました。かなり昔だったと思います。
ある時、生贄をささげなければならないという事になり、満場一致で生贄は私に決まったのです。
その時の大人たちの「うちの子じゃなくてよかった」「ちょうどいいのがいた」「ああ良かった」という胸の内が痛いほど伝わり
孤児の自分が生贄に指名されるのも「仕方ない」と思いつつも「私は誰にとっても要らない存在なんだ。私は価値がないんだ」と言う事実に打ちのめされた記憶です。

この「私は価値がない」を「だってそうなんだから仕方ない」としてきたわけです。
しかも相当長い間。

でも、深いところでは「誰かによって自分の価値を決められたくない」という思いと「全ての命が全うできる世界にしたい」と言う思いがありました。
他人によって排除され、命を全うできなかった経験はまさに、その思いを思い出させるための物だったのです。
私が自然農に惹かれる理由も「何一つ排除されることなく、全ての命が全うできるから」だと思います。
そして「全ての命が全うできる世界にしたい」と言う魂の願いの実現のために自分の魂を癒すセルフセラピーとしての感情の感じ切を伝えたり、魂を理解するためにチャートを読んだりしているわけです。

リアルな感覚を伴う過去世を思い出すのはかなりハードですが、それを思い出すからこそ得られるものも当然あります。
人生で起こることは全て必然ですね。

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