ホンモノとニセモノの優しさ ハートが温もりに包まれる時
ホンモノの優しさとニセモノの優しさが
あると思います。
私は人生数回
ホンモノの優しさとの出会いに恵まれました。
ホンモノの優しさに触れた時
痛みがあります。
それは私を本気で叱ってくれるから。
傷を舐め合うのではなく
傷ができた根本へのチクリと。
痛みは生きるための大切なメッセージ
体も痛みがあるから健康が維持されます。
痛みがなければ壊れかけた体は
壊れていく一方。
ホンモノの優しさは
余計なお節介がありません。
その場の行為への反応とは違い
凪の状態でポツリ呟かれます。
まあ、響くのなんの。
痛くて一瞬凹みます。
でもね、
そのチクリは一瞬は痛いけれど
目が覚めます。
そのチクリのおかげで
今、苦しみの中にいることを教えてくれます。
そして苦しみから脱出できます。
多くの人は、苦しみの渦中に乗せられていることを知らないように思います。痛みには目が向くけれど苦しみには気づかない。
水の中にいると水の中が当たり前のように。
ニセモノの優しさは苦しみの中、
ずっと苦しみの中にいるのに痛みを遠ざけてくれます。
痛みを消してくれます。
子供がいい人生を歩けるようにと
手取り足取り教えるようなお節介をして
苦しみの中で過ごせるようにしてくれます。
そのお節介に
一生懸命お金を支払って
助けてもらっているような気分になっている方も
多いように思います。
どこまで行っても苦しみの中にいることに気づくことなく。
そのくらいこの世界は
幻だらけなんだと思います。
ホンモノの愛を曝け出して
ホンモノの愛を差し出してくれる出会い。
ハートを曝け出して受け取った時
痛みが怖いけれど
ハートは本当の温もりに包まれます。
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