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交換日記

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コロナ禍に会えなかった友だちと久しぶりに再会し、交換日記を始めることになりました。会えなかった期間、そしてこれからの思い出をもっと共有したいね。
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SHIBUYA GIRL AGAIN

前回のはるちゃんのターンから2か月が経ってしまった。 慌ただしかったのですよ。「『忙しい』なんていうのは言い訳にすぎない」とか言う人もいるけど、だとしても私はどんどん言い訳していく派。 だって本当に自分のことを書く余裕がなかったんだもん。 新しい会社に入社いたしまして(2/1〜)、めちゃめちゃ楽しく過ごしているのですが、実質ひとりでメディアを運営する感じになっていて(語弊のないようにちゃんと補完しておくと、外部にプロデューサーがいたり、ライターさんがいたり、あと社内の取締役

わたしの2024

昨年はとてもお世話になりました。 おいしいことや楽しいことを一緒にできてとても嬉しかったよ〜 今年もよろしくね🙌🏻 新年最初の交換日記なので(年末は仕事が忙しくて少々間があいてしまいました…)欲しいものやらやりたいことやら、抱負とは言い難い小さなあれこれを書き連ねる回とします! 【01】ジュエリー買う! 昨年より、毎年10〜20万くらいをジュエリー予算とすることに決めた。 というのも私は「日々違うもので着飾る」より「あなたと言えばこれだよね」という定番を持ちたいタイプで

ダンゴムシに孤独を救われた女2023

いつの間にか11月に入っていて驚いた。 今年は夏が長いせいか、例年以上に後半戦のスピード感がすさまじいように感じる。 しかも未だに夏日を記録する日があり、どなたかがTwitter(かたくなにXとはいわない)で「夏、余ってたの?『余ってるのでよかったら……』っておすそわけするのなしにしよう」みたいなことを言っていて、ふふっと笑った。 変な気候。 前回のはるちゃんの日記を読んで、うれしかったことと考えさせられることがあったんだよね。 「男性というものがあまり好きじゃない」という

浮上、そして『聖なるズー』について

9月中に本業外で提出せねばならないハードな課題があり、 ここ1ヶ月ほどは家族以外の人には会わずに、仕事以外の時間はずっと孤独にパソコンと向かい合っていた。 ひーひー言いながら、でもこれはとりあえずやり切らないといよいよ自分のことを許せないな…とか考えながらやっていた。 で、提出し、しばし放心して、本業がどっひゃ〜状態になり、ようやく交換日記を書こうという気持ちを取り戻した…というよりも書かなければみなみちゃんに合わせる顔がねぇ…これを送って10月の楽しい予定を決めるんだ…!

小さな星の小さな生命体のたわごと

長い長いコロナとの戦いもようやく終わりが見えてきました。そう、私は8月末にコロナにかかり、5日間の外出禁止令を受け、丸々その期間ずっと屍のように高熱と戦い、その後は咳と頭痛と倦怠感、いわゆるコロナ後遺症と戦うことになったのであった。 ようやくそれも良くなってきたかなという自覚はあるものの、まだまだ身体は「絶好調!」というわけにはいかず、毎週行っていたヨガも休みがちだし、新しいイベントにも気が乗らず、(はるちゃんには返信しているのでこれはオフレコなのだけど)LINEも実はコロ

人間的な、余りに人間的なものは大抵は確かに動物的である

こんばんは、みなみちゃんの日記に共感したひとりの女です。 からだが女として生まれただけで、ハンデすごすぎるだろ。 毎月あれがくるたびに、1ヶ月が経つスピードの速さに驚く。 そして年12回×十数年、もはや100回をゆうに超えるほどに付き合っているはずなのに、いまだにその予兆に気づけない。 食欲が爆発寸前のときに、「はいはい、あの周期だから仕方ないのね」と命の母でも飲んで対処しておけばいいものの、家中のあらゆるお菓子を食べ尽くし、イライラを他人にぶつけて自己嫌悪で消えたくなった

鮮血と夏休みの終わり

おそるべきスピードで大量の血が体から出ていっている。 毎月毎月、本体である私が忘れていても見事に周期きっかりにやってくる私の生理ちゃんは基本的に重め。 よくもまぁ152cmという小さな体からこんなにも大量の血液が出るもんだと感心するほど大量に排出され、その代償もとても大きい。 全身がだるく重いし、めまいはデフォルト、尋常ではない眠気も襲う。 体の表面は冷えているのに病的な量の汗が分泌され、ただでさえ手汗をかきやすい私は、この時期はいつもPCのキーボードをべちゃべちゃにして

泣く子も黙る天下のディズニー(と、その思い出たち)

先日、ディズニー三昧の週末を過ごした。 とは言っても猛暑の中のパークではなく、ディズニーオンアイス(涼しい)&ディズニーの展示(涼しい)へ。 毎年、夏になると姉がディズニーオンアイスのチケットを取ってくれて、一緒に行くという恒例のイベントになっている。 ミッキーたちが出てくると、アイドルのコンサートばりに「きゃ〜〜♡」って声が響く。私も柄になくDオタのみなさんたちに混ざって黄色い歓声をあげちゃったわ。 ちょうど森アーツセンターギャラリーでディズニーの展示(ディズニー・ア

いつだって月の光は愛のメッセージ

はるちゃんが「世界に悲しいことが多くて筆が進まない」って連絡をくれたとき、私もずーっとどんよりした気持ちでいたよ。 あのとき、大変なことが起きてしまったなと思った。 ニュースサイトから「速報」と通知が届いて、記事を読んでもにわかには信じられなくて、どこか上の空で、お約束のように末尾に並ぶ「いのちの電話」の番号を眺めていた。 自他の境界線はわりとはっきりあるほうなのだけど、自身から生まれる悲しみだけでなく、残された家族を想って(勝手に)生まれるべつの悲しみもあって、これはと

ムシャクシャのちムシャムシャ

かなしみや怒りの感情は強い。 書きたいことはたくさんあったはずなのに、全部よくわからなくなって、一週のばしてしまいました。 かなしいことが多いし、それが自分に降りかかるかなしみでなくても沈み込んでしまう。 でもかなしくても生活は続くし、私たちには強く生きなければならない理由がたくさんあるからね。 わたしの風邪はかなしみから そんなこんなで若干風邪をひいてしまった。 なんか最近鼻がずびずびするな〜なんでだろう?と思っていたらあれよあれよと喉の痛みがあり、「あっ風邪か!?」

ICECREAM FEVERの試写会と性被害について

遅くなってしまった私のターン。 お待たせしました、ごめんね。 こないだは映画『ICECREAM FEVER』の試写会にお付き合いくださりありがとう! こないだ山の上ホテルに行ったきり、次の約束ができていなかった(違うか、約束はできていたけどお店の都合で予定が決まっていなかった、が正解だね)から、不意に会えて本当によかった! 急にお誘いしたし、平日の日中だし、ダメ元だったんだけど、ああいうときに誘いに応じてくれると感動も一層高まる。 観終わったあとにアイス食べながらあー

ウチらマジ最強だった高校時代

みなみちゃんの高校生活に共感し、私も高校時代に思いを馳せています。 でも地元では、選択肢にそもそも女子高とか男子高とかあんまりなかったような気がする、田舎だからでしょうか… スキップとローファーと進学校論 最近、アニメ「スキップとローファー」を家で見ている。 都内の進学校に通う高校生のスクールライフ・コメディ。ちょっとずれてる子・真面目っぽい子・ギャルっぽい子・ミーハーっぽい子etc、みんな素直で仲が良く互いを尊重しあっていて、心がウッとなるような悪意がなく、見ていて心が

女子高に思いを馳せたい2023

「タイムマシンで過去に戻れたら、いつに戻りたい?」という質問はよく耳にするけれど、私はいつだって今の自分が最高だと思っているので、いつだろうと過去には戻りたくない派。 なんだけど、最近は女子高時代が懐かしいなと思うことがある。高校時代ではなく、ポイントは「女子高」時代である。 高校受験のとき、記念も本命も滑り止めもふくめて、たしか私は4校受けたと記憶しているのだけど、そのうち3校は女子高を選んだ。 共学だったのは記念受験した1校のみで、頭の中ではずっと女子高を謳歌する自

憧れと欲望と一瞬大事党

先週末は台風一過、初夏の日差しがきれいな日に会えて嬉しかった。 山の上ホテルのパーラーで食べたプリンアラモード、神保町の古本屋たち、そしてカフェ・トロワバグでのミルクラム、完璧な休日をありがとう。 ミルクラムを飲みながら話した、「海外に住むという選択」の話。 私も大学生のときや、今よりもっと自由に動きやすかった二十代前半に、言葉も何もわからない土地で暮らしてみたかったなあと思う。私は漠然とした憧れのみで、具体的な目標も何もなかったのだけれど。 「今がいちばん若い」とは言う