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生きるということ

おはようございます。
子煩悩パパです。

最近心が「萎えてるな」と感じる毎日です。
慢性的な疲労から仕事を辞めてのんびりと暮らしたいと思う毎日が続いています。

私の人生において、「萎える」ということは初めてではありません。

浪人した時も、大学に行った時も「萎えた」日々を経験しました。

そんな時に、いつも読む本があります。

それは、五木寛之さんの「大河の一滴」です。

10年以上前になりますが、何故か実家にあり、読み始めると一気に読んでしまったことを覚えています。

この本を読むといつも救われる気持ちになります。

私が好きな一節を、私なりに紹介したいと思います。

ライ麦を小さな箱に入れて育てる。

ライ麦は劣悪な環境でも育つそうですが、やはり細くて、実も小さい。
そんなライ麦の根っこを調べます。なんとそんな細くて実もほとんどなっていないようなライ麦を支えるための根っこは、一万キロ以上にもなったそうです。一万キロというと、日本からフランスまでの距離になるそう。

ここで、ライ麦から人間に置き換えて考えてみます。

何も成果もなく、ただ生きているだけだと本人は思っているとします。
しかし、その人を支えるための根っこ、つまり妻や子供、両親、祖父母本当に多くの人たちに支えられて私達は生きているのです。
ただ生きているだけで我々は大変なことをしているわけです。そういった周りのことを考えると自分の命というものが、本当に価値のあるものに思えてくるじゃないでしょうか。

あまりうまく書けませんでしたが、本当にこのエピソードは、私を勇気づけます。

もし皆さんが、心が萎えた時があれば、ぜひ読んでもらえると何かの支えになるのではないかなと思います。


科の栽培植物で、穎果を穀物として利用する。別名はクロムギ(黒麦)。単に「ライ」とも。日本でのライムギという名称は、英語名称のryeに麦をつけたものである[3]。食用や飼料用としてヨーロッパや北アメリカを中心に広く栽培される穀物である。寒冷な気候や痩せた土壌などの劣悪な環境に耐性があり、主にコムギの栽培に不適な東欧および北欧の寒冷地において栽培される。

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