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刑事施設間の移送(警察署、拘置所、刑務所)

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警察署内の留置場→神戸拘置所→大阪刑務所→美祢社会復帰促進センター
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神戸拘置所へ移送

1日目  ついに8ヶ月間勾留されていた留置場から旅立ち、神戸拘置所へ移送されることになった。これだけ長い期間いると、もはや自家のような感覚だ。長い間お世話になった担当さんたち、罪人たち、刑事さんたちとの挨拶を交わす。仲の良かった同い年の担当さんが昨日入籍したと嬉しそうに報告してきたので、こっちも幸せな気持ちで旅立てそうだ。送迎バスに乗って神戸地検に向かっていく。これで皆と会うのも最後と思うと少し泣きそう…。  色々思い出に浸っていると、次の警察署に着き、なんと検事取り調べ

「これからあなた方を大阪刑務所に移送します。バスに乗っている間は交談一切禁止です」

出所まで799日(木曜日)  ついに移送の日!!朝食後、出発までしばらく時間があるので昨日と同じく読書をさせられる。とはいえもう読む本もないので、布団のシーツ類をとったり、返却する官物をまとめたり、部屋の整理をして時間を過ごす。やらなくてもいいんだけど、立つ鳥跡を濁さずの精神は大事だと思う。なんか緊張とワクワクでお腹が痛くなり、トイレに2回くらい行く。途中正担が来て「お前ら向こうでも真面目にがんばれよ」と2,3分くらい激励してくれた。この正担は最初体育会系みたいな圧がすごか

我々電車組は、窓の方を向いて座って待機

出所まで686日(金曜日)  ついに大刑から旅立つ日。本来であれば1ヶ月前には移送になってる予定だったが、コロナのせいで ここまで延びるとは…。にしても僕より先輩の班で、まだ移送待ちの人もたくさんいるみたいなので、僕は運がよかったかもしれない。朝食後 すぐにバス移送組が呼ばれたので、神拘から一緒だったバディと別れのあいさつを交わした。その後 我々電車組は、窓の方を向いて座って待機させられ(それも交談禁止で)、30分くらいしてからやっと出室。  行った先の部屋で シャバの服