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ボニーデッキについて


どうもさんさいです。

今回は7弾「500年後の未来」で追加された、新リーダーのジュエリー・ボニーが強そうだと感じており実際に対戦して強さを実感することが出来たので、記事を執筆しようと思いました。

1弾環境で緑キッドを使用していたことから、思い入れもあり好きな色でもある緑が強くなりそうなことが、個人的に嬉しいなぁと感じています。

リーダーの特徴

リーダー効果は、1ドンで相手のアタック時に相手のリーダーかキャラをコスト指定無くレストにすることができ、1ドン残しておくことで擬似的なブロッカーが毎ターン使えるような効果です。

擬似的なブロッカーと記載はしましたが、レストにしたキャラ等にはドンを付与されることは基本的には無いと思うので、ブロッカーとは違い残ったドンをキャラの展開に回されますが、攻撃回数を毎ターン-1させることが出来るのは充分に強い効果だと思います。

このリーダー効果と単色でライフが5ということ、新規キャラカードのバジル・ホーキンスの存在から、長くゲームを続けることが可能であり、大型キャラが間に合いやすい展開を作ることが出来ます。

カードパワーは高いものの生かされづらかった10コストのドフラミンゴなどが活躍するのではないかと考えられます。

構築について

私が現在使用している構築は以下の通りです。

構築としては非公認大会で入賞している構築と大きな差は無いと思います。

2000カウンターの種類が多く気持ち悪いと思いますが、イゾウを入れたかったことと、サーチ先の総数からこの配分にしています。

また、STローの採用については攻撃回数を稼ぐことができ、キャベンディッシュが既に居る場合にはアタック時効果により、合計で4ドン多く使用することが出来るため、追加でキャラを展開しやすくなり、カタクリを筆頭とするライフ5のリーダーに対して強いためと感じたため現状は2枚採用しています。

8キッドの不採用について

ボニーを使っていて8キッドは採用しないか聞かれたのですが、8キッドを強く使うためには、低コストのブロッカーを少し多めに入れる必要があると思っています。

サーチのベビー5を採用している場合、低コストブロッカーを多く採用してしまうと、2000カウンターやサーチキャラも含めて場に出して強いキャラが格段に少なくなってしまいます。

サカズキを始めとした効果での除去が可能なデッキが強い環境で、出して強いキャラが少ないと除去を要求し続けることが難しいため、負けやすくなると考えています。

ですので現状のボニーデッキでは8キッドは不採用で良いかなと思います。

基本的なプレイについて

現状の緑のプールでは大型キャラを効果で除去することが現実的ではないため、大型キャラのアタックをライフやキャラで受けるために、手札1枚で守れるアタックは基本的に守りましょう。

サーチキャラの使い方

昔からそうですが緑のサーチキャラ、今回で言えばボニーとベビー5の使い方は使用者の腕が試されるところかなと思います。

いかに相手視点で使われると嫌なタイミングで使えるかが重要です。

2ドンや3ドンターンに使用することは簡単ではありますが、これでは序盤のリーダーのアタックを1回吸うことしか出来ていません。

基本的に序盤よりドンを多く使える中盤以降のほうがアタックの価値は高くなり、高いパワーでリーダーにアタックしたい場面も増えてきます。

そんな場面で効果を使った場合、効果での除去を除けばサーチキャラを狙うか無視して次のターンのサーチも受け入れるかの選択を迫ることができます。

通常であれば中盤以降にサーチキャラにドンを使用することは、展開が弱くなるためしたくないですが、キャベンディッシュを使用することでマナカーブ通りの展開+サーチを行うことができます。

一例を出すと、先攻の5ドンターンでキャベンディッシュ登場、7ドンターンにサーチキャラ使用後キャベンディッシュアタック時効果を使用し、6ホーキンスを登場させる展開は特に強力です。

相手のキャラが少なければホーキンスでブロックすることでサーチキャラすら守ることが可能です。

現状では黒系統の除去デッキに対しては序盤に使用し盤面に出すキャラを探す。
除去が少なくキャベンディッシュと併せ持っていたりする場合は上記のような展開を目指すことが多いです。

6ホーキンスの使い方

ボニーにおいての6ホーキンスは通常の高パワーブロッカーとは扱いが違うと感じています。

例として、パワーは1000違いますがモリアのサボと比較すると、サボはアタックして高パワーでアタックし返されても他の盤面があったりするため全く問題ありませんが、ボニーデッキではリーダー効果によりアタック回数は減らせるものの、最初の高パワーのアタックを止めることは出来ません。

尚且つボニーはキャラの展開も遅く複数体の展開も難しいデッキであるため、ホーキンスが高パワーでアタックし返されることは都合が悪いです。

ですので基本はアタックせず、毎ターンブロッカーとして機能させるほうが良いと考えています。

リーダー効果により、各ターンの最初のアタックは高パワーキャラを強要することが出来るため、それをライフかキャラで受け、残りはホーキンスを活かして少ない手札でアタックを守ることが出来ます。

効果で除去をすることがかなり難しいため、終盤まできちんと生き残らせることで、リーサルの打点に絡めたり、確実に使用出来るブロッカーとしての役割が期待出来ます。

3/6追記:9ゾロ採用時のミラーでのアタック方法

4/1からの禁止カードが発表され、ボニーに9ゾロの採用も増えているように感じます。

出した直後に除去以外でこのカードを止める術は無く、ボニーに採用されうる8キッドについても上から複数回アタックすることが出来るためとても強力です。

サカズキの禁止を受けボニー自体のパワーもトップクラスであり、ミラーも多発するのではないかと考えられます。

ミラーにおいては効果で除去されることが基本的に無く、10ドフラや5ボニーでも止めることが出来ません。

雑に扱っても強いカードではありますが、アタック方法はパターン化することができ、相手のリーダー効果使用タイミングによっては1ドンを違う行動に割り振ることも可能なので記載していきます。

相手がリーダー効果使用可能なタイミングでの動きとして、9ゾロ効果で3ドン使用していい場合での動きは大きく2パターンあり、内1パターンは相手の動きによって分岐が発生します。

①9ゾロをアクティブにしてターンを返したい場合

自分の手札が少なく、9ゾロをレストにしてしまうと、ドンを多く使用してアタックされ9ゾロがKOされてしまいそうなので、9ゾロをアクティブにしてターンを返したい場面だとします。

このような場合では、9ゾロからアタックする必要がないため、他のキャラ等でアタックしましょう。

だいたいの場合がすぐ9ゾロがレストにされるため、その後起動メインでアクティブにし、アタック時効果を使用して再度アクティブに、そのままターンを返すことで9ゾロをアクティブにしたままターンを返すことが出来ます。

9ゾロに3ドン使用してこのターンでは1回しかアタック出来ませんが、次のターンもアタック出来るため充分に価値はあります。

②9ゾロをレストでターンを返す場合

6ホーキンスが居たりカウンター値的に9ゾロが狙われても問題無い場合で9ゾロをレストにしてもいい場合は、①と同様に他キャラからアタックしてしまうと勿体ないので9ゾロからアタックを開始しましょう。

このアタック時にはアタック時効果は使用しないようにしましょう。

ここで使用してしまうとリーダー効果で9ゾロをレストにされてしまいます。

9ゾロでアタック後は他のキャラでアタックしていきましょう。

相手がどのタイミングでリーダー効果を使用するかによって分岐が発生します。

・相手が9ゾロをレストにしたい場合で、自分のキャラは全てアタックする場合

この場合だとこちらの9ゾロのアタック時には効果を使用していないため、次のアタック時まで待たなければなりません。

上記の通り、他のキャラでアタックしていく過程でも9ゾロはレスト状態のままです。

9ゾロ以外のアタックしたいキャラが残り1体まで進んでもまだリーダー効果を使用されない場合は、9ゾロのアタック時効果は使用しないことが確定するのでキャラに割り振るなどして問題ないです。

最後に9ゾロの起動メインを使用しアタックします。
その際はアタック時効果を使用したところで、リーダー効果でレストにされてしまうので使用する必要がありません。

この動きをすることで、9ゾロは2ドン使用し2回アタックすることが可能です。

雑に動かして3ドン使用するのは勿体ないのでこの動かし方が基本かなと思います。

・相手が6ホーキンスなどをレストにしたい場合

この場合はキャラでのアタック途中でリーダー効果を使用されると思うので、最後に9ゾロ起動メインから2回追加でアタックすることが出来ます。

終わりに

少し短いですが、各対面のプレイは明確に決められていないため今回はここまでです。

参考までに実戦した対面の体感の相性を記載しておきます。

青黒サカズキ:4.5割~5割
新ルッチ:4.5割~5割
モリア:5割

黒系は8モリア2枚出された場合でも6ホーキンス,10ドフラが計3枚以上絡めば良い勝負になりますが、この辺り絡む枚数でかなり勝率が変わると思います。

カタクリ:6割
エネル:6割

上記リーダー相手だと選択権は全て後攻を選ぶような気がしています。
黒系は後攻出ないとキツいことも多い気がしますが、それ以外はどちらでも問題は少ないかなと思っています。

複数戦したのは上記ぐらいですが、その他のデッキに対しても大きく不利になるデッキは無いと思うので6弾のモリアと似た立ち位置かなとは思います。

現状ではきちんと回ったサカズキに勝つことは難しいですが、禁止制限の発表を控えておりサカズキには何かしらあると思うのでボニーは相対的に強くなると思っています。

回った時のパワーはサカズキには敵いませんが、サカズキのようにコロッと負けるようなことも少ないと思うので、安定感があるほうが好きな方にはオススメのリーダーです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

各対面のプレイなど理解が深まって書く気になれば追記しようと思います。

また、次の記事でも読んでいただけたら嬉しいです、ではでは。

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