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#30 甘党営業マン フードロスについて考える②【食・SDGs】

皆さんこんばんは。
甘党営業マンの佐藤です。

前回はフードロスの対策として実際に活動されているお店について投稿しました。

今回は、そもそものフードロスとは何ぞや?といったところにフォーカスして記事にしたいと思います。

1,フードロスと食品ロス

フードロスをネットで調べてみると、
国内では「食品ロス」といった言葉が使われることも多いようですが、
厳密には少し異なるもののようです。

食品ロスとは、本来食べられるのに捨てられてしまう食品を指しますが、
その中でも、フードロスとフードウェイストに分けられ、国連食糧農業機構(FAO)によって定義付けされています。

フードロス(Food Loss)とは、小売業者、食品サービス事業者、消費者を除く連鎖の中で、食品供給者の判断や行動によって生じる食品の量や質の低下のことである。
~中略~
フードウェイスト(Food Waste)とは、小売業者、食品サービス事業者、消費者の判断や行動によって生じる食品の量や質の低下を指す。

COCOCOLOR EARTH(ココカラアース)

とどのつまり、
本来食べられるのに捨てられてしまう食品(フードロス)の内、
生産、収穫、輸送、製造、加工、包装までの間で廃棄されてしまうものをフードロスとのことでした。

僕自身は生産や加工業者ではないので、食品ロスの方を使って話を進めていきます。

2,日本の食品ロス

日本国内においての食品ロスの量は年間522万トン(令和2年の推計値)とのことで、
1人当たりにすると年間約41キロになり、
毎日、1人がお茶碗1杯分ないくらいのご飯を捨てている量に相当するとのことです……

そのうち、各家庭から発生している食品ロスは全体の47%と言われています。

僕自身も食べものを捨てている意識はないですが、
家庭に渡ってからの食品ロスが全体の半分を占めているということは、
自分たちにも日々の行動で改善できる点があるのではないでしょうか?

3,日々の行動で食品ロスを減らす

自分たちからの食品ロス減らすためにもできることとして、
こんなことを意識してみてはいかがでしょうか?

・賞味期限と消費期限の違いを知る
→賞味期限が切れたものもまだ食べられる
・食材は買いすぎない、買った食材は使い切る、食べきる
・陳列されているものは手前から取る
・食品の保存方法を知る

4,最後に

調べている中で、国連が世界中にしている食糧援助の量の2倍量が食品ロスとして廃棄されている記述もあり、
恵まれた環境にいるからこそ、自分自身の危機感のなさに驚きましたし。
食品ロスしてないと思っていても、意外と買いすぎているかもと改めて、自分の買い物の癖を見直すところもありました。

また、消費者庁のサイトを見るとフードシェアリングといった仕組みもあり、これは前回の「夜のパン屋さん」に近い物かなとも感じました。

皆さんも是非、日々の行動からフードロスについて改善してみてはいかがでしょうか?

それでは本日はここまでとさせていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

【参考サイト】

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