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大谷翔平選手が球団記録を更新!MLBでプレーした日本出身選手は?

現地ロサンゼルスで2024年5月4日、また大谷翔平選手の活躍が記録に刻まれました。

大谷選手がこの日の試合で8号ホームランを放ち、
現在大谷選手の所属するロサンゼルス・ドジャースを指揮するデーブ・ロバーツ監督が持つ日本出身選手としての球団最多本塁打(7本)を更新しています。
ロバーツ監督は、NPB(日本のプロ野球)でプレーをしていませんがMLB(メジャーリーグ)で15年もの間選手として活躍をしているだけではなく、
監督としても最優秀監督賞も獲得した偉大な方です。
MLB初の日本出身監督でもあります!

日本人選手の活躍も目立つようになったメジャーリーグで、これまで他にどんな選手が活躍されてきたのか振り返ってみました。

日本のプロ野球から初めてメジャーリーグでプレーをした選手(村上雅則選手)

MLBでプレーした日本人選手のパイオニアとしては野茂英雄選手をイメージする方が多いと思います。
野茂選手をきっかけに、海を渡る選手が一気に増えましたが1番最初にMLBの試合に出場したのは村上雅則選手です。

村上選手は日本だけでなく、アジア人として初めてMLBでプレーしアジア人初の勝利投手、打者としては初安打を記録しています。
NPBでも100勝を記録し活躍した方です。

村上投手が初めての勝利をMLBで挙げたときは、ちょうど東京五輪の時期だったようで当時日本での反響は薄かったとのこと、、、
ただ、どの世界においても1歩目を踏み出す方々がいてこそ、活性化していくんだなと感じました。

MLBでキャリアをスタートし、NPBで活躍をした選手たち

野球の本場でいえばアメリカ、MLBですが逆輸入選手としてMLBでキャリアをスタートし日本へ渡って活躍した方々もいます。

・マック鈴木選手

マック鈴木選手は日本の高校を中退したのちアメリカへ渡り、1A(MLBの下部組織)チームの練習生から叩き上げでMLBまで昇格を果たした方です。
MLBではシーズンで最高8勝を記録する活躍をおさめ、NPBのオリックスでもプレーをしました。

・多田野数人選手

多田野選手はマック鈴木選手のように、日本のプロ野球を経由することなくMLBでプレーをした2人目の選手です。
MLBでは先発投手として勝利を挙げ、中継ぎでも起用されています。
4年ほどプレーした後にNPBでは日本ハムで活躍しました。
独特なフォームでの投球や、超スローボールを投げて球場を沸かせるなど強烈なインパクトがありながら確かな実力を発揮されていた方であった印象です。

MLBでプレーをしてから、NPBで活躍した選手として他にクローザーとして日本ハムの優勝に貢献したマイケル中村選手、社会人野球で大活躍しNPBで上位指名が期待されながらもMLBでキャリアをスタートした田澤純一選手の活躍も記憶に新しいところです。

振り返ってみると、日本にルーツのある様々な選手が野球の最高の舞台で活躍していることがわかりました。

余談ですが、韓国のプロ野球で大活躍し2024年シーズンからサンフランシスコ・ジャイアンツでプレーをしている李政厚(イ・ジョンフ)選手は父親の李鍾範(イ・ジョンボム)選手がNPBの中日ドラゴンズでプレーしていた縁から愛知県名古屋市で生まれています。
卓越したバットコントロールで活躍を期待されている李選手にも注目です!

これからも大谷選手をはじめ、日本人選手がどんどん活躍をして新しく記録を打ち立てていくことを期待しています。

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