皐月賞 追い切り評価 2024

評価一覧

A
アーバンシック
B
アレグロブリランテ ジャンタルマンタル レガレイラ ジャスティンミラノ
C+
サンライズジパング メイショウタバル エコロヴァルツ シリウスコルト ミスタージーティー シンエンペラー
C
ルカランフィースト ホウオウプロサンゲ コスモキュランダ サンライズアース ダノンデサイル ビザンチンドリーム ウォーターリヒト

個別評価

C+ サンライズジパング

4/4 栗東坂路重 50.4-12.2 強め遅れ C
4/10 栗東坂路稍 51.6-12.0 強め先着 C+
★一週前はかなりのハイペースを刻む先行馬を追いかけ、1F手前から追い通しの末わずかに遅れての入線。
最後まで食い下がっていたものの入線手前は若干力感の劣る走りで負荷をかける。
★直前もしっかり時計をだし意欲的な調整で、緩めのピッチから1Fを過ぎた辺りで追い出すと完歩を広げて伸ばしていき大きく先着。
この馬の長所を活かせるような力のいる条件はほしいところだが、一週前よりも溜めの効いたフットワークで上昇傾向にあり動き目立つ。

C+ メイショウタバル

4/4 栗東CW重 78.5-11.7 馬也単走 C+
4/10 栗東坂路稍 52.6-11.8 馬也単走 C+
一週前、直前とも単走でかなり引っかかっていて宥めることに集中。
特に一週前はかなり時計が出てしまっているが、最後まで身体を使った柔らかいフォームで脚力は水準以上。
前走の圧勝には驚いたが、今回の動きを見ると内回りで後続に脚を使わせるような競馬もできそうで今回の舞台にも適合しそうで注意。

C+ エコロヴァルツ

4/3 栗東CW良 80.3-11.4 仕掛単走 C+
4/10 栗東坂路稍 54.9-12.9 馬也単走 C+
★一週前はコース追いの単走でゆったりとしたピッチから1Fで追い出すと大きなフットワークで力強く伸びる。
★直前は坂路の単走で軽めの内容で、コントロールもしっかり。
手前を替える際ややバランスを崩すなど不器用さは相変わらずで、全体的に緩慢さがあり本来は大箱向きで今回の舞台では対応力を迫られるものの動きの柔らかさは十分で順調。

C+ シリウスコルト

4/3 美浦W良 79.9-11.6 仕掛遅れ C+
4/10 美浦W良 85.2-11.8 馬也単走 C+
★一週前は全体時計の速い負荷のかかる内容で、3頭併せの内から先に出た中の馬を追いかけて遅れはしたものの最後まで警戒な脚取りで脚力十分。
★直前は単走で上がり重点の調整。
1Fを過ぎた辺りから徐々に手綱を緩めてじわっと伸ばしていく内容で、馬も特に力んだところはなく集中力十分。
人気はないだろうが動きの質では引けを取らず要注意。

C+ ミスタージーティー

4/3 栗東CW良 81.2-11.4 仕掛併入 C+
4/10 栗東坂路稍 53.3-12.3 馬也先着 C+
★一週前はラチ沿いに近いところを先行し、1F手前から伸ばし追いすがるシンエンペラーとしっかり競り合っての併入。
どちらかというとピッチと筋力で走るタイプでやや硬さのあるフォームは内回り向きの資質を示す。
★直前は坂路で我慢を効かせながら入線手前で半馬身ほど抜け出して入線。
ムダの少ない効率的なフォームは推進力十分で、間隔は詰まり気味だがこれだけやれれば十分上積みはありそうだ。

B アレグロブリランテ

4/4 美浦W重 65.4-11.2 仕掛先着 B
4/11 美浦W良 68.1-11.8 馬也先着 B
★一週前は3頭併せの内で引っかかりそうなところをなんとか宥めながら直線に。
1Fを切った辺りで軽く気合をつけるとキビキビとしたフットワークで中の馬をパスし、入線手前では気を抜かないように促しながら先着。
やや内目とはいえ入線後も余力十分でこの中でもかなり目立った動きで注目。
★直前は2頭併せの外を我慢を効かせながらの先行。
直線では内の馬を待って反応を確認する程度に抑えられる。
前走と比べても明らかに可動範囲が広がりジャンプアップの雰囲気十分。
勝ち馬が抜けたスプリングS組とはいえ侮れぬ存在になりえる。

C ルカランフィースト

4/3 美浦W良 85.5-11.7 仕掛先着 C+
4/10 美浦W稍 84.5-11.7 仕掛併入 C
★一週前は3頭併せの中で1Fから伸ばしていくが、自ら動かず鞍上の指示で動くタイプで若駒らしからぬ受け身の走りで、距離が伸びるのはプラスに働きそう。
★直前は外ラチ沿いを先行し、外を気にしているのもあり内の馬にあっさり交わされてから動かして併入に持ち込む。
フットワークもダラっと伸ばしそうなタイプで、今回よりも狙い目な条件が後に待っていそうで強調までは。

B ジャンタルマンタル

4/3 栗東坂路良 54.2-11.8 馬也単走 C+
4/10 栗東坂路稍 54.0-11.7 仕掛単走 B
一週前、直前とも坂路の単走で負荷も控えめと距離を意識した調整。
直前で1Fほど動かしていったときの動きがパワフルで迫力がある。
幾分シルエットもシャープになり上積みを感じさせる内容。

A アーバンシック

4/3 美浦W良 78.9-11.7 強め併入 B
4/10 美浦W稍 68.8-11.3 仕掛先着 A
★一週前は3頭併せの外を追いかけ、ラップが示す通り相当な負荷を掛ける。
緩慢ながらも柔らかい捌きでコーナリングも悪くなく、直線ではストライドを伸ばして最後まで踏ん張っていた。
★直前も3頭併せの外を追いかける形で、追い出しにはいる際には全体時計を抑えられた分しっかりフォロースルーを効かせたコンパクトなフットワークで一気に交わして先着し11.3をマーク。
前走でも露呈したように多頭数の競馬をどう立ち回るかは以前課題になりそうだが資質は十分備わっていてG1の期待をかけるだけの器。

B レガレイラ

4/3 美浦W良 81.3-10.9 馬也併入 B
4/10 美浦W稍 83.8-11.3 馬也先着 B
★一週前は2頭併せの内でコーナーからピッタリマーク。
直線での手前替えに若干手間取ったが許容範囲内で、上がり10.9という強烈な上がりを抑え込みながら叩き出す圧巻のデモ。
弾むようなフットワークは推進力抜群でマイルをパスするのも頷ける動き。
★直前も2頭併せの内で直線まではなんとか我慢させていたが、1Fで手綱を引っ張られたまま前に出ると後続の追い上げを封じそのまま1馬身ほど抜け出して先着。
非常に軽やかなフットワークで今回のメンバーでも目立った存在で、不必要に軽視するのはやめたほうが良さそうだ。

C ホウオウプロサンゲ

4/3 栗東CW良 83.0-11.4 強め併入 C
4/10 栗東坂路稍 52.8-12.3 仕掛単走 C
★一週前はだいぶ内目を通した3頭併せの内で、1F手前で中の馬をパスするとそのまま先に動かして、伸ばしてきた外の馬と併せ馬になりそのまま併入。
時計的にも地味だが、走りに柔らかさのある馬で十分芝向きに見せ悪くない。
★直前は坂路の内よりのコースを単走で駆け上る。
右手前1本ではあったが最後まで力強く-0.1の減速に留め脚力を示す。
人気はないだろうが能力を感じさせる馬で活躍の場があっても。

C コスモキュランダ

4/3 美浦W良 80.2-11.7 強め先着 C
4/10 美浦W稍 68.6-11.9 馬也併入 C
★一週前は3頭併せの内で4角ではだいぶ離されたところから追い上げ開始。
コーナーワークを使って直線入口で半馬身のところまでくると、直線はステッキを使ってしっかり追われ最後まで踏ん張り2馬身の先着と負荷のかかる内容。
★直前は2頭併せの内で我慢させ、一旦コーナーワークで前に出るも、直線に入って差を詰めてきた外の馬に交わされかけてから併入を維持しにいくメニュー。
元々動きは目立つ馬で今回更に大きく上昇といったものではないが、集中力があるのはプラスで前走の再現というのは難しいかもしれないが多頭数への対応は可能そうで。

B ジャスティンミラノ

4/3 栗東CW良 82.5-11.1 仕掛先着 C+
4/10 栗東坂路稍 55.3-12.2 馬也単走 B
★一週前は3頭併せの内で直線に入って早々に何度か気合をつけて長く伸ばす調整。
コーナーでの柔らかい捌きには目を引き、追い出してからの全身を使った動きもまずまず。
★直前は坂路の単走の軽めの内容で、1Fを過ぎたところから馬の気に任せた加速伸ばしていくと体感のしっかりした安定したフォームで駆け上がった。
前肢の力強さで立ち回りを補うタイプで左手前の走りからも右回りはむしろプラスで、課題は多頭数だけになりそうだ。
やや緩慢なところのある馬なだけにしっかり流れに乗れれば。

C+ シンエンペラー

4/3 栗東CW良 80.9-11.3 一杯併入 C+
4/10 栗東坂路稍 53.6-12.3 馬也単走 C+
★一週前は2頭併せの内で鞍上の重さの差もありミスタージーティーとは加速の差でやや手応え劣勢になったが、ステッキを使いもう一弾ギアを上げて併入に持ち込むとそのまま1角までスピードを維持したまま突入し負荷をかけた。
★直前は坂路の単走で1Fまで我慢させ、そこからじわっと促して12.3をマーク。
ヨーロッパの馬らしい力強い動きは顕在で自ら勝ちに行く競馬では甘いところはありそうだが馬力が問われる状況なら依然トップクラス。

C サンライズアース

4/3 栗東CW良 81.5-12.0 一杯先着 C
4/10 栗東CW稍 83.0-12.4 仕掛併入 C
★一週前は2頭併せの外で直線で1Fからダラっと伸ばしピッチを落としながら先着し負荷を掛ける。
★直前は2頭併せの内で1Fから軽く促して併入に持ち込む。
二週とも見栄えのしない動きでどこまで。

C ダノンデサイル

4/4 栗東CW重 81.0-11.2 強め先着 C+
4/10 栗東CW稍 82.7-11.7 馬也遅れ C
★一週前は2頭併せの外を追走し、1F手前からしっかり追い出して負荷を掛ける。
ストライドを伸ばした走りで11.2をマークし内容優秀。
★直前は2頭併せの内で待機し、1F手前で馬也のまま捉えるとそのまま併走を維持。
遅れは入線手前から我慢させたもので気にならない。
可動域はそこまで伸ばせるものじゃなく大箱への対応力が若干怪しく、案外中山ぐらいのコースのほうが切れ味を発揮しそうで狙ってみても。

C ビザンチンドリーム

4/3 栗東CW良 80.4-12.1 仕掛先着 C
4/10 栗東VW稍 86.4-11.6 馬也併入 C
★一週前は全体時計を出す内容で負荷を掛ける。
3頭併せの中で優位に進めていたが、追い出してから手応えほど余裕を持って突き放せずクビ差先着に終わる。
★直前は上がり重点の内容で2頭併せの内で待機し1Fから仕掛けていく。
ピッチを上げて加速するが、突き放すまでには至らず、重心も高く相対的には平凡の部類で。

C ウォーターリヒト

4/3 栗東坂路良 53.4-12.2 仕掛先着 C
4/10 栗東CW稍 85.1-11.9 仕掛先着 C
★一週前は坂路で追われ縦幅の狭いフォームで推進力の高い登坂。
近走見られる動きの良さは維持していて上々。
★直前はコース追いの2頭併せの外を追走。
負荷を考慮して先行馬に付き合いつつ入線手前で軽く促して先着。
このクラスだと立ち回りの鋭さに不安があり末をダラっと伸ばす感じにはなりそうではあるが、状態自体は悪くない。

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