no title【43】


なんだろうね、とても虚しくなった。
その原因は、さまざまあるのだと思う。

改めて、強制的に和解させられた紙切れを眺めた。
根本的には何も和解していないのに。

そして、改めてわたしは非人間でゴミ屑だということを痛感した。
加害者ファーストであること、わたしの訴えが全て退けられわたしに非があることを認めろと言わんばかりの紙切れの文言たち。

ああ、そんなわたしの我慢の爆発からの強制和解(本当はそんなことしてないからな!!!)からもうすぐ1年経つのか。

今でも思い出す、あの時の状況。
不機嫌MAXで、謝ればいいんだろうと言わんばかりの態度。
本当に悪いのはわたしだという思いを孕んだ謝り方。
そして、最終的には苛ついて去った後ろ姿。

あれからわたしは、あの場所に行ってからは泣かないように努力している。
まあ、寧ろ対応悪かったり空気読めてないことなど諸々あってキレることの方が多くなったという方がしっくりくる。

そして、言い続けていることがある。

「わたしは無能で無価値な非人間。それを気持ち悪い手段で教えてくれた。」
「居場所でありたかったけれど、それを尽く排除してくくれたおかげでわたしの居場所はどこにもなくなった。」

そして、更にこう言うこともある。

「わたしのことを非人間のゴミ屑でバイ菌だということをわざわざ教えてくれなくても良かった。そんなことは既に贔屓にやられてるんだわ。なんでこの場所でも同じことやられないといけないわけ?」

振り返れば、無能の非人間かつゴミ屑…バイ菌扱いされたことで、何もかもどうでもいいと思えるようになった。

どうせ、今の時間もただ「死に損ない」。
「ただ生き延びてしまっているだけ」なのだから。

人を見る目も変わったのかもしれない。
スン…と冷めることも増えたからか、冷めた目で見ることが増えた。

喜怒哀楽という言葉は、わたしの脳内辞書では無怒哀悲に変わった。
無怒哀悲というより、無無無無怒怒怒怒怒哀哀哀悲悲悲悲くらいになるだろう。
どんだけ怒が多いのだろう。

非人間でゴミ屑のバイ菌のまま生き延びることって、大事なことなのかな。
変身できる能力があれば、すぐに猫になるのに。


ここまでこころを殺されて、ハッキリ分かったこと。
「わたしは、無能で非人間のバイ菌ゴミ屑」だということ。

そして、無能な非人間だとハッキリ口に出して言えるようになったこと。
これが、わたしがこころを殺されて死体蹴りまでされて漸く理解できたこと。
こう言えるようになったのが、唯一の強みなのかもしれない。

わたしが【無敵】になったら、どうなるのだろう?
無敵になって全てぶち壊して、華々しくわたし自身が散っていく未来も面白いのかもしれない。

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