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Zwift Marken Championship Race 2023-2024シーズン 備忘録

今年もこの季節がやって来た、冬のトレーニングの成果発表会。今年も片手間(ムッスメと折り紙しながら書いてるので…)で恐れ多いけど、振り返りは大事なので記録しておきたい。

オフトレの方向性

去年は5分オーバーアンダーのSSTを低めのパワーで長時間、レストを入れずに60〜90分というメニューを週2回、ブラックリーグはSST強度以上で走らないといった内容。
FTPは向上して20分5倍超を出せるようになったけど、春先の実走で先頭ローテを強く牽けない。VO2maxパワーがFTPに対して著しく低いような状況になってしまったので、今年はSST週2回+土曜日のブラックリーグで追い込む(良い順位を目指す)のに加えて、SSTを10日に1度程度VO2maxに置き換えるようにしてみた。

狙い通り、VO2maxパワーは落ちずゴルビーを5.5倍で出来るようになった。どれくらいかというと、去年の6月のニセコ前の、絞った体重でのレシオと同じくらい。

今シーズンのブラックリーグの目標

実力的に1回はポイント取りたいなあと思って出走した初戦、なんと20位以内に入ってポイントゲット。目標を上方修正して「安定した成績を残して、シーズンを通してポイントを取る。あわよくばトータルで20位以内、最終戦で20位以内」に設定。


最終戦レース前準備

○前日まで
2週間前に娘達から胃腸炎を貰う。動けなかったのは1日だけだったけど、そこから微妙な気持ち悪さ、アルミホイルを歯で噛んでるような感覚が消えない。SSTのパワーもw/hrも落ちて、家族や実走メンバーから黄疸が出てると言われてビビって病院へ。ずっと調子良かった反動が来たかな…と心配になり、気持ちも上がらないので最終戦1つ前の年代別レースはパス。
トレーニングもSSTやめてL2とダッシュだけ。最終戦前日にゴルビー1本だけ。ただ、これは感触良くて気持ちが上向いた。
カーボローディングは+600kcalの糖質エネルギー比75%。グミと米を食べた。


○当日
朝起きて体重測定、前日夜から低脂肪乳でふやかしてたオートミール60gに低脂質グラノーラ60gとハチミツ20gをぶっかけたものを1時間前に食べた。
ウォームアップを40分くらいやらないとエンジンが掛からないけど、あまりエネルギー使いたくなかったのでぬるめの風呂に20分くらい入って、ウォームアップはL2強度で15分に短縮。

レース

い つ も の

コースはいつものメガプレ。ロードレース的に走ると、しむポイントが33.4箇所くらいあるゴキゲンなコース。去年は表Epicで千切れたので、今年はそれを越えて自分史上最高を目指したい。
レースは穏やかにスタート。すぐにカッ飛んでいくメンツがちらほら居るのはいつもの事だけど、メンバーが“マジで150分5倍出して逃げ切りそう”な感じ。

裏Epicの入りは6倍とかでレースが終わったと思った。けどその後は5.5倍くらいに落ち着いて、斜度の緩いところで休みながらクリア。

火山は去年5倍くらいで進行した気がするけど、逃げがツヨツヨ過ぎて休めない。登りは少なくとも5.3倍くらい出てたと思う。ここはちょっと辛かったけど、ギリギリ致命傷で済んだ。

運命の表Epicは、Z坂をガッと行って橋をスゥーっと行ければあとはしむほど頑張るのみと考えて突入。城手前の街中的な所からかなり辛かったけど、城まで行ければ斜度が緩むので息を吐いて付いていく。下りが始まる前のスノーシェッドの所で千切れそうになるけど、下りで少しでも休めれば大丈夫な感覚だったので、下るまで我慢我慢我慢と唱えて耐える。パックで下りへ。

ジャングルの登り始めから左脚が攣ってて出力が落ちて少し車間が開く。左脚がダメなら右脚がある、御堂筋くん理論で付いてく。気持ちより先に筋肉が限界を迎えたのは初めてかも知れない。よく内臓は限界になるけど。

ジャングルをクリアしてズイコムへ。ここの勾配のキツい部分で攣った脚が文字通り脚を引っ張り集団に置いて行かれる。ここからはサドルの後ろに座って殿筋でじんわり掛けていき、ゴールまで。スプリントは立ち上がれず(左側に体重乗せられない)

順位とパワーデータ

Top+2分04秒の14位で目標達成…!
諦めなくて良かった。
逃げメンバーのパワーは一生出せる気がしない。

デュアレコ

補給

ACTIVIKE グランフォンドウォーター+EAA ボトル3本、水ボトル 1本の合計2.5リットル
砂糖、果糖、パラチノースを40gずつ+カフェイン錠剤300mgの自作ジェルをほぼ全部
紅葉饅頭 1個
合計1000kcalくらい

謝辞

今シーズンも公正に競争出来るプラットフォームを整えて下さったまつけん社長、mat専務、そしてバチバチに競ってくれる、面白いチャットでトレーニングを楽しくしてくれる社員の皆様のおかげで楽しく強く成長できました。
自分を引っ張り上げてくれる環境があることはとても幸せな事です。いつか自分もそんな立場になりたいと夢見ながら、また楽しくトレーニングを続けて行きたいところ。


謝罪

先日、ラーメン店店主である親父とこんな会話がありました。
マンモス「製麺所って〜」
パパモス『昔から変わってないけど、アレルギー対策でそば粉の取り扱いを止めたんだよね〜』
マンモス「え?じゃあ今年の年越しそばってそば粉入って…?」
パパモス『ないよ』

そうです、協賛した年越しそばは、実は年越しラーメン(うどん?)だったのです。この場をお借りして謝罪します。
特にTakahashi夫妻には大変ご迷惑をおかけしました。いや、おかけしすぎたのかも知れません。本当に申し訳ございませんでした。
ハルヒルに出られるようなら、個人的にペコペコでいちばん美味しいと思っているカレーを持参したく思います。


来年も年末のレースで商品を提供したく思いますが、年越しそば(そば粉不使用)という、より消化に良いアスリートメシとなる予定です。

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