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きれいなものに触れると汚いものの存在に気づく


「(引っ越しをしたら) カタツムリ や なめくじ をみなくなった」


私はこの言葉を聞いた時、脳天を撃ち抜かれるくらいの衝撃を受けました。

この言葉の意味、わかりますか?
引っ越しをしたら、地域差なのか、なめくじやカタツムリをみなくなった、というそのままの意味です。
私は、その話をする、その方のありのまま、思ったことをする話に、内心とてつもない衝撃を受けていました。

言葉の裏(ウラ) がない会話

私を取り巻くレズたちの会話には、常に戦略が溢れています。

9~10月頃、私はTwitter内におけるレズ関係に心底疲れていました。

ツイッター上でやり取りしたい人たちもいるので、私は最低限のつぶやき(「ジョギングした」とか「晩酌してる」とか)をしていましたが、
そんな大したことのないつぶやきですら、自身の欲求不満を満たすための材料として利用されることがあり、私は次第に何もつぶやけなくなりました。

具体的に言います。
例えば「ジョギング」
私はジョギングが趣味なので、自身の記録としてジョギングやウォーキングをしたことをツイッターに投稿していました。
この「ジョギング」のツイートをするたびに、メッセージをくれる野生のレズがいました。
「いつも走ってて凄いですね。良かったら飲みに行きませんか。」
「ジョギング」と「お酒」って、全然違うものだろう・・・。
その人にとって、ジョギングは話しかけやすい話題ぽいです。(運動する人だから)
私はそのメッセージに「ありがとうございます。」とだけ返し、メッセージを消しました。そして、以後その人のツイートに「イイネ」するのをやめました。

ほかにも「晩酌」
最近はほとんど飲んでないのですが(飲んでも月に1~2回くらい)、
その「たまの晩酌」についてツイートをすると
「一人で飲んでないで、私と一緒に飲みに行こう」
と、やはり自身の欲求を満たすための材料にされることがありました。

上記連絡を寄越すレズ達と飲みに行くと、やはり飲んでる最中の会話内容が不気味なのです。
「自分は、体の関係はメインではない。」(じゃあ何がメインなのか)
「今彼女いないなら、私で良くない?(以下、猥雑な会話)」


他にもこういうパターンがありました。
私がツイートした直後に、リプライやメッセージという形ではなく、
「私の勤務地」、「ジョギング」、「お酒」、「私がさいきんツイートした内容」など、私が興味関心あるもの全てを1つに盛り込んだツイートをする人がいました。
これが決定打でした。
「もう何もつぶやけない」と思いました。

ウンザリしました。
私は今人間関係を広げたいとは思っておらず、特に今年1年は自分自身と向き合い、自身の両足だけで立って人生を歩いていけるようになりたいと思っていました。(今もそれが目標です。)

自分がしっかりしてからではないと、健全な人付き合い(特に女性関係)が出来ないと思っています。

「1枚の面」は「3点」で支えないと安定しないように、
私の人生も「仕事」「趣味」「人間性」の3点で支えないと安定しないと考えるようになりました。
20代のとき私は、その1点を「女性」に支えてもらっていました。
そんな誰かに甘えることが前提の生き方では、続くものも続かないとついに気付き、自分で自分という「面」を支えられるように、自分を磨くことを意識して過ごしています。


私は普段、職場でもBARでも会食でも、初めて会う人でも、仕事でずっと一緒の人でも、誰とでもそつなく会話でき、気合いを入れれば9割方の人と仲良くなれる自信があります。
でも、今年気付いたことがあります。
私が誰とでも仲良くなれるのは、その人を「どうでもいい」と思っている心の現れなのかもしれない、ということに。
「嫌われてもいい」、「どうでもいい」から、相手のリアクションを冷静に見極め、その人の好きそうな話題をふり、その人が会話しやすい雰囲気をつくって提供し、その場をそつなく、くぐり抜けて来たんだと思います。

そんな会話提供を寂しさ溢れるレズ界隈で展開すると「この人話しやすい」と勘違いする野生のレズがいるわけです。(私はこんなに面倒な性格なのにね)

女だけの世界で、そこに性欲まで渦巻いているので、普段の会話よりもさらに激しい心理戦が繰り広げられるわけです。
私にそういう欲求があれば楽しいかもしれないけど、そうじゃないとただひたすら面倒なだけです。

そんな激しい心理戦の戦場(ツイッター)に疲弊しているときに聞いたのが、冒頭のカタツムリの話でした。
カタツムリの話には、裏がありません。
「私はこんなに良い女なのよ」
という裏のメッセージが、どう考えても存在しません。
むしろここに、
「私はカタツムリの話ができるいい女なのよ」
という裏のメッセージが込められていたら、逆に興味がわきます笑


一方、noteは本当に楽しいです。
少なくとも私がフォローしている全員、本当に記事が面白いです。
私は読むスピードが遅いので、そんなに多くの方をフォローできないのですが、私がフォローしている方々は、それぞれが個性溢れまくる記事を書かれています。
「他者にウケるか」など度外視で、みんな好き勝手書いている様が、私はとても大好きです。
noteは、今の私が唯一安心して過ごせるSNS、コミュニティかもしれません。


きれいなものに触れると、汚いものの存在に気付く。
そんなことを考えた10月でした。

<余談>
今後、ツイッターでは女性が話題にしにくい「野球の話」だけしていこうかなと思いましたが、野球好きの女性もいることが発覚し、私もつい野球ネタだと相手がレズであることを忘れて話しかけてしまうため、
(いやその子はいい子なんだけどそのやり取りをきっかけにまた野生のレズがウヨウヨ近寄ってくると考えるとあぁもうイヤー!)
シーズンオフになったら格闘技(主に総合)の話に専念すれば、さすがに誰にも話しかけられないだろうと思案中・・・。