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ナルトはちくわぶ、とは異なる

ナルト巻はフランスで販売?

ナルト巻を『NARUTO』に変換すると、アッというまにプランス風(庶民系アフリカ)になってしまうのは、最近のアニメの傾向のようです。

その読者アフリカZ世代は日本ナルトを食ったこともないし、まして産地が何処なのか、知らないで読んでいると思います。ま、そんなこと関係なくアニメは面白ければ、それでいい。

反対にフランス受けした映画「パーフェクトデイズ」は、まったく起伏のない映画が受けたわけですから、何が本質か、判っていたのでしょう。

二ホン漫画は、依然世界で人気ですが、当然日本の出販社は、高額な費用をかけてセールスしている訳ですから、気が抜けません。そんなところに、「海賊版」が間髪入れず販売されるという実体も、かわっていないようです。もっとも「海賊版」部数によって市場の推移も統計できるので、必要悪みたいな印象も受けますが。

最近、おもうのですが、ここの空間(note提供リテラシースペース)では、何がいいのか、なにが受けるのか、どんなネタだったら読まれるのか考えています。ときには難しい科学とか歴史も書きますが、相応に読まれるようです。一番いやなのは、これだけは是非読んで、という自薦記事が、noteサイトのアルゴリズムにかかって、線引きされてしまうことです。

この文言は「はなはだ過激表現文言が散見され国家転覆のおそれあり」、と判断されてしまうと、一気にボーダーラインによって、目隠し状態に晒されます。初めのころは、そのメカニズムを理解する知恵がなかったので、知りませんでしたが、回を重ねると、その事情が分かってきて扇動の類はご法度、ということがわかりました。
昨日の「レーザー〇〇融合」ニュースが、それで平和利用と戦時利用の分別がついていない判断は、やはり重大な瑕疵と云わざるを得ません。

その点、アニメは、そんな危険な分類にされることはないので、公明正大に書けます。世界では不穏なニュースが色々あって、ロシアの反対勢力「ナワリ×〇」が獄中死亡という、不可解な事件もあり、そんなことも伏せられてしまうのでしょう。

そのナルトは、やっぱりラーメンに付いているあのナルトがヒントだと思いますが、そのナルトも、あの渦巻がなかったら、この漫画も生まれなかったでしょう。(単なる私の推測域)
「鳴門の渦 潮干満渦潮」がもっぱらのネーミングになっていると思いますが、それが江戸か平安か鎌倉か、調査してないので知りませんが、おそらく特許庁には登録されていないと思います(不調査、アニメとしては或る?)。

それとよく似た「ちくわぶ」がありますが、ちくわとは、まったく別物で、むしろちくわと、ナルト巻は遺伝子親戚関係にあると思われますが、「ちくわぶ」は、澱粉(グルコース(ブドウ糖)もちとり粉)100パーセント。

■1846年、「榕菴」(宇田川榕菴うだがわようあん)予定していた「舎密開宗」の完結版を果たせないまま49歳の若さで亡くなった。現在、「澱」が常用漢字に登録されていないため、「澱粉」が一般的に使用されていないばかりか、「沈澱」が「沈殿」として辞書にまで記載されている憂うべき状況にある。「澱」が常用漢字として早期に登録されることを切に願うものである。そのことによって、「舎密開宗」の完結版を見ないまま逝去した宇田川榕菴の霊も慰められることになるだろう。「澱粉」という言葉は、江戸時代の蘭学者であった宇田川榕菴が著書「舎密開宗」に記載したのが最初である。榕菴は1837年、40歳の時に「舎密開宗」初編を上梓した。舎密とはオランダ語の化学を意味する「chemie」の音訳で、「舎密開宗」とは化学入門という意味。その中で、オランダ語の「zetmeel」あるいは「zetpoeder」を訳して「沈粉」および「澱粉」という日本語を考案した。その後、「沈粉」(チンプン)ではチンプンカンと思ったのか、「澱粉」という訳語に統一した。zetは澱(よど)む、沈むという意味であり、 meelやpoederは粉という意味である。
日本応用糖質科学会 The Japanese Society of Applied Glycoscience

孤独な趣味だった「マンガ」を変えた

『NARUTO』がフランスで育てた「二次創作の文化」とコミュニティ5min2024.2.7
『NARUTO』のキャラクター、山中いのと秋道チョウジのコスプレをするフランスの人 
Photo: Nicolas Briquet / SOPA Images / LightRocket / Getty Images
ル・モンド(フランス)ル・モンド(フランス)Text by Pauline Croquet

なぜ『NARUTO -ナルト-』はフランスで大人気になったのか 2回目/全2回 2
ナルト巻はフランスで販売

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深い物語について語り合える空間

「CaptaiNaruto」のアドリアンによれば、『NARUTO-ナルト-』は何時間もの議論を生み出すような作品だという。「物語の象徴性や各編の結末についてなど、ストーリーそのものが無限の会話を誘うのです」と彼は指摘する。

さらに、「その世界観と神話的な内容は、日本文化への素晴らしい入り口にもなっていました」と続ける。また、このサイトと掲示板の投稿者の一人が、作品に関する哲学的なコラムを書いていたと振り返る。

「インターネット上のコンテンツや話題は、作品を越えて、その世界観を維持させる方法でもあります。たった30分で終わってしまう一話分の放送や、短時間で読み切ってしまう一巻分の内容を超えることができるのです」と「The Way of Naruto」のdabYoは説明する。

しかし、話は木の葉の里などからは遠く離れ、社会問題にまで飛び火することもあり、しばしば議論が白熱した。そうなると「取り仕切るのは恐ろしく難しく、モデレーターが常に必要でした」と振り返る。

2003年、dabYoが「The Way of Naruto」に参画しようと考えたのは、コミュニティという側面があったからだ。当時15歳だったdabYoは、ウェブサイト制作について持っていた多少の知識をサイトの創設者JUNTAに提供し、サイトのコンテンツの執筆と公開を管理するために、コンテンツ管理システム(CMS)を作成した。そうすることで、約50人の新たな協力者が参画できるようになった。

最終的には35万6000人近い登録会員数を誇ることになったこのサイトは、ブラウザゲームに加え、ファンアート(フィクションの世界にインスピレーションを得たアマチュアの絵やイラスト)やファンフィクション(しばしば、実際の作品や人物からインスピレーションを得て、一般的にファンによって書かれた物語)の共有に重点を置いていた。

運営チームは、品質を維持し、編集されたコンテンツを提供するべく、日々送られてくるイラストや文章の調整・編集をすることも決めた。「以前は、あらゆるレベルのファンアートが一日に40件ほど送られてきていました」とdabYoは振り返る。

「日本人の本質」探り、世界を魅了─漫画家・高浜寛に仏紙がインタビュー

『NARUTO』が火をつけた「二次創作の文化」

『NARUTO-ナルト-』に関しては、アマチュアによるストーリーやビジュアルの制作が盛んだ。その理由は、二次的なキャラクターや一瞬しか登場しないようなキャラクターも含めて、登場人物のバリエーションが豊富だからだとdabYoは言う。

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フォローText by Pauline Croquet
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『NARUTO』のキャラクター、山中いのと秋道チョウジのコスプレをするフランスの人1
『NARUTO -ナルト-』はなぜフランスで「社会現象」となったのか
1999年に連載開始した『NARUTO-ナルト-』は、フランスにおいて日本のマンガ人気のパイオニアとなった。連載終了から10年になる現在でも、その人気は衰えない。2023年6月には、フランス語版の単行本全巻とその他デラックス版が、合わせて3000万部を突破したという。

『NARUTO-ナルト-』はなぜフランスで一つの「社会現象」といえるほど人気になったのか。作品そのものの質の高さやおもしろさはもちろんだが、仏紙「ル・モンド」の記者は、その時代特有の要因もあったと分析する。

ウェブとともに育った『NARUTO』

フランスで日本のマンガ本が出版されはじめたばかりの2000年代初頭、熱心なナルト読者によるオンラインコミュニティが出現した。本作品がフランスで翻訳出版される直前の2001年に創設された「The Way of Naruto」をはじめ、「CaptaiNaruto」、「Gaara.fr」などがあげられる。

こうしたサイトやオンライン掲示板はたいてい、自分の関心事を共有することに強い意欲を燃やすティーンエイジャーや若者たちによって支えられていた。また、その頃から大規模に一般家庭に浸透しはじめていたウェブによる表現手段を使いこなしたいという願望もあった。

2004年、フランスの家庭におけるインターネット普及率は31%に達し、1999年に比べると5倍になっていた。なかには、「CaptaiNaruto」のウェブマスターのアドリアンのように、日本のマンガやアニメが全般的に好きだというわけではないが、『NARUTO-ナルト-』にだけは特別な情熱を燃やすような人もいた。

もとはどちらかというとヨーロッパのバンド・デシネのファンだったというアドリアンは、友人の勧めで『NARUTO-ナルト-』を知る。その数ヵ月後の2004年の春、15歳のときに初めてこのオンライン掲示板に会員登録をした。

数ヵ月後、アドリアンはオンラインの共有空間を100%『NARUTO-ナルト-』に特化したウェブサイトへと変貌させ、2004年12月にローンチした。以降、10年以上もの間、高校卒業試験のバカロレアや大学での勉強と並行しながら、一日に数時間をサイトに費やすこととなった。

「両親と衝突することもありました。私がひとつのサイトに何時間も熱中しているのを見て、呆れ返っていました。しかし彼らは、サイトや運営チーム、システムを日々管理するというその活動の全貌については必ずしも理解できていなかったのです」とアドリアンは振り返る。

実際はこの経験を通し、新しいスキルなど、インターンシップや就職に役立つものも得たという。さらに、「フランス全土から集まったさまざまな背景の人たちとの素晴らしい冒険だった」とも付け加える。

当サイトはGoogleの検索バーに「NARUTO」と入力すると、最も上位に表示されるサイトのひとつになった。しかしアドリアン自身にも、その人気ぶりを正確に評価することは難しかった。

彼はネット上で知り合った15歳から35歳までの男女10人ほどからなるボランティアチームと仕事をしていた。このチームが、ニュース、主要記事、コラム、基本情報ページなどの執筆のコーディネーションを担当し、キャンペーンの実施も担っていた。そこへ、さらに20人以上のボランティアのモデレーターが加わり、毎日寄せられる100件ほどのコメントを読み、編集をしていた。当初、サイトの訪問者は500人ほどだったが(「それでも中学校の全校生徒を集めた程度」とアドリアンは言う)、「最終的におそろしいほどの規模になりました」と振り返る。2007年から2011年にかけてのピーク時には、一日のユニーク訪問者数が20万人を超えることすらあったという。

人気を後押しした海賊版翻訳

アクセスのピークは木曜日に生じることが多かった。理由は、「週刊少年ジャンプ」に掲載されていた『NARUTO-ナルト-』の最新話の海賊版翻訳を、毎週木曜日に配信していたからだ。
違法行為だが、アマチュアのファンが自ら海賊版を作成する。たいていは日本語か英語の、そのときに入手可能な原稿をフランス語に翻訳し、レタリング後に配信する。
この活動はインターネットが一般社会に普及したことでさらに拡大し、フランスでは入手できない作品への熱望によって突き動かされていた。最新話が雑誌に掲載されてから、単行本となり、フランスの書店に並ぶまでには数ヵ月を要する。

「私たちは海賊版の翻訳チームとパートナーシップを結びました。最新話を受け取り次第、できるだけ早く、つまり遅くとも数分後にはオンラインに掲載していました。そういうときのトラフィックは常軌を逸していました」とアドリアンは言う。

「それはもはやヒステリーとさえ呼べるでしょう。いつもより掲載に時間がかかっていると、不満のコメントが殺到しました」

一方、「CaptaiNaruto」の協力サイト「The Way of Naruto」の管理人dabYoは、「マンガが流通していないような国に住む多くのフランス語話者の読者たちにも、『NARUTO-ナルト-』は読まれていた」と語る。

「たとえば、『The Way of Naruto』の一日のトラフィックの10%から15%はアフリカが占めていました」。同じ現象はアニメ側にもみられ、海賊版はファンが作成した字幕を付けて配信されていた。

もちろん、熱心なファンにとってはまさに幸運な話だった。日本の出版スケジュールについていくことができるのだ。フランスでの単行本の発売や放送など待たなくても、ストーリーの次の展開を知ることができる。作品について競って語り合うこともできた。

しかし、出版社や権利者側にとっては災難だった。いくつかの海賊版翻訳を掲載していたサイトは、純粋な情熱に突き動かされているなどというにはほど遠かった。何百もの作品の海賊版を集め、広告を利用した集客によって収益を得ていた。権利者側にとって、それはある意味では大きな損失を意味していた。(続く)

後編では、『NARUTO -ナルト-』がフランスのファン文化に新たな風を吹かせたことを振り返る。これまで孤独に楽しむものだったマンガが、人と人とをつなげる役割を果たしていく。

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