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それを観て、人は高揚するニュース

ジャパニ(少女ビピシャ)はいま、どうしているだろうか?

先日書いた
再会長江ドキュメント 竹内亮監督 2024年4月8日 09:23
NHKドキュメンタリーから10年「劇場版 再会長江」には大きな変化と決して変わらないものが(MUU)さんより

MUUさん、より「読んだよ」とあったので、それも含めて、ネパール少女「ビピシャ」の事についても触れたいと思いました。

どちらもNHKテレビBS1スペシャルでやったテレビですから、見た方も多かったと推察します。

穿った言い方だと受け狙い、評とり、涙腺喚起等、ありますが、それはそれで比率はあるので否定はしません。
 
これも昨今の「中東交戦ニュース」ですが、それらしい報道文言はメディア機関で書かれますが、では、そのネタ元は、誰が実際に取材して精査し、また、それを誰が担保して発信しているのか曖昧な部分も否定できない。

ですから朝令暮改は日常的で、今朝のニュースでもアメリカバイデンが、ウクライナに対して巨額軍事援助金を出すと発表した。それがもし最新ニュースだったら、ウクライナ×ロシア交戦は、さらに長引くことになる。それに呼応して、イランとイスラエルが、再び戦禍拡大することだってありうる。

ですから単なるニュースであっても幾通りの解釈があって、そのバイデン発言で、アメリカ国内株が高騰するのは明らかです。連動して仮想通貨高低額に影響を与える。

さて話を、ユーラシア奥地に戻しましょう。

「再会長江」そしてネパール「ビピシャ」は、いずれもNHKテレビが放送した番組です。ということは、その番組がなかったら、世間、また社会は、それを知ることはない。
さらに云うと、われわれ一般人がそれを観て、なにをするかと云ったら何もできないし、また、やろうとすれば国内省庁の強力な圧力がかかる、というのは予想されます。

では報道とは何かを考える必要がありますが、私個人がその分野の学識者でもなけれぱ専門家でもなく、タダの野次馬が、このSNS上で、力説したところで、全くなにも変らない現実は、目の当たりにしたし、同様に同じ境遇にあった人もいることでしょう。

方法の一つとして、YouTubeで発信している著名YouTuberの方に賛同してもらい、骨子を啓蒙してもらう方法ですが、彼らの場合、常に報酬対価が付帯するので、その時点でアウトです。

また世代的に、そうした過去に犯した国家的負債についてはデジタル世代は知らない事実を負う責任はない。

一例として戦時中の「満州国建国」があります。当時、破竹の勢いで勢力拡大し、資源権益を獲得するための戦争を日本はしていた。結果的には『敗戦』ですべて水泡と化したわけですが、そのどさくさに乗じて中国エンペラーの秘宝が、国外に持ち出された、という情報はどこにもない。ないということは、情報が隠されたと考えてもよく、その経緯については世界に散逸した、それらの秘宝を追跡したテレビがNHKで放送されている。
それをみる限りでは、紫禁城秘宝は、すべて国外移送されたという闇の世界です。(その報道は世界的にも流布されていない)

それは戦争負の遺産のごく一部ですが、今回取り上げた「再開長江」、そしてネパール「ビピシャ」のテレビ番組は、そうした過去負債を、奥深く掘り下げたドキュメントと、観ることもできますが、場合によって禁域領域として、今でもアンタッチャブル要件であることは間違いないことです。

このSNS圏では、そうした歴史事実をしらない世代が多く、そしてそれらは年を追うごとに風化し、歴史から消えます。せめて「風前の灯」として、しっているものが記録を残す、まさに「古語拾遺」(斎部広成(ひろなり)
807年(大同2)思いを書いても損はないでしょう。




























BS1スペシャル
ジャパニ〜在日ネパール人一家の5年間〜 ※字幕スーパー
初回放送日:2023年3月25日
https://www.nhk.jp/p/bssp/ts/6NMMPMNK5K/episode/te/8LKMM6R72P/
両親は東京、娘はネパールに引き裂かれて生きる移民一家。新たな子供を授かり、夫婦は娘を呼び寄せ家族四人の暮らしを望むが…未来を手繰り寄せようと葛藤する家族の物語
東京でカレー屋を営むネパール人一家の歳月を、遠くヒマラヤの麓の村と池袋のアパートを往復して記録した『ジャパニ』(2020年6月放送)。生後間もなく両親と別れ、ネパールで祖父母に育てられた少女ビピシャの複雑な心の揺れを描いた。あれから3年。東京の父はコロナに感染、母は失業。そんな苦難の中、夫婦は男児を授かる。日本で両親に育てられる弟に、揺れ動くビピシャの心。移民社会に生きる家族の現実を長期に渡り取材

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