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記事一覧

在庫管理の話と、それをサポートするデータベースをNotionでつくってみた話

ピアノの修理に使う様々な部品。 今はネット注文ですぐ届くので、部品の劣化の観点からも手元にあまり在庫を置かないようにしています。 それでも必要な時に足りなくなる事態は避けたいし、かと言ってあんまり頻繁に注文するのも業者さんの手間を考えると気が引けます。 きちんとリアルタイムな在庫の管理をしようと、紙での管理から始まり…エクセル、データベースソフト、Evernoteなどこれまで色々と試してきましたがなかなか難しくて。 在庫管理がなかなか進まない理由を考えてみると… ・

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ピアノ調律師があらためて学ぶ「潤滑剤」

ピアノが快適に弾けるために大切なのが内部の部品がスムーズに動いて正確に戻ること。そのために欠かせない「潤滑剤」 僕だけかもしれないですが、調律師としても「ここにはこれを使うもの」「使ってみた結果これが良かった」と言う指示や経験頼りで、潤滑剤の成分や特性には意外と無頓着なままだったりします。 これじゃいけないなと、潤滑剤について改めてしっかりと知りたいと思いました。そして調べるほどに潤滑の重要性と難しさ、そしてピアノと言うものの特異性が浮き彫りになりました。 潤滑を通して

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メルカリでピアノを買おうとしてる人に知ってもらいたいこと

「中古ピアノ屋さんって、安く買い叩いたピアノをお店に並べて高い金額で売る、ボロい商売でしょ」と思われているような話をよく聞きます。 「わざわざ無駄にお店を経由しないで、今はメルカリやジモティで個人から安く手に入れた方が良いんじゃないの?」 実はこれって大いなる勘違いで、中古ピアノって売れる形になるまで結構大変なんです。 買い取ったピアノはそのままでは「商品」にならないお店が買い取ったピアノは基本的にそのまま売られることは稀で、いろいろな手入れがされます。 ・外装を磨い

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肩コリを医療の力で解決した話

ピアノ調律師の職業病なのかもしれない「肩コリ」 個人的にはここ数年特に酷くて…常に肩全体におもりを強力な粘着テープで貼られているような感覚です。 “ 肩コリ 原因 ” 検索して出てくる内容は心当たりがありすぎます。 それでも作業中は良いんです。調律を始めてしまえば肩コリのことなんかは忘れているんですが、それ以外のときには気づくと常に肩をもんでいる有様...これ以上悪化すると仕事に影響が出るかも知れませんし、何よりなんか色々損してる気がします。 そんな時にちょうど同じ

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ホームページから調律のお申し込みをもらうために、こんな工夫をしています

今回の記事はキホン、同業者さんに向けての記事となります。 せっかく良いサービスを展開しているのに、なかなかご新規の依頼が増えないというお悩みがある方は、もしかしたらちょっとしたことが妨げになっているだけかも知れません。 この記事は、ホームページの「お申し込みフォーム」に焦点を当てた内容です。色々と試行錯誤していく中で「これは効果があったし、評判も良くてお客さまのためになってるな」と手応えがあったことを共有したいと思います。 予約がめんどくさいお店は後回しになってしまうサ

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保育園で安全に負担なくピアノを使うためのリアルな話。

保育園はピアノが大いに活躍できる場所です。 でも保育園でのピアノは主役では無くて、音の良さやタッチを追求する場所でも無い。悪くない状態で、保育に支障が無く、お子さん方の楽しみの邪魔にならないことが大事だと思っています。そして数ある保育のためのツールとして、なるべく予算をかけずにその状態を長く維持していく必要があります。 この記事は、そんな一般家庭ともホールなどの施設とも違う保育園のピアノをメンテナンスしてきて気づいたこと、多くの先生方からフィードバック頂いたことを踏まえ「

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ピアノの購入を相談されたときに伝えたい「買ってはいけないピアノ」

400種類以上。 世の中にはたくさんのピアノのモデルがあって、今まで僕自身が調律したことがある数だけでもこれだけありました(ちなみにブランド数は106でした)これ以外に触った事のないピアノがどれだけあるのか想像もつきません。 その数だけピアノにはそれぞれ特徴があって、良いか悪いかは基本的には「弾く人の好み」です。 なので、全てのピアノが素晴らしい!と締めて終わらせたいところなんですが... 中には設計や造りに致命的な問題があり、好みの範疇を超えておすすめできない、はっ

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