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「心の研究」14 自律神経&ホルモンと心身

今回は最近の学びのまとめから、

以下の①〜⑤についてのお話。


①基本に返って日頃のストレス対処が大事


②ホルモンの“無駄遣い”に注意


③自律神経 過覚醒を引き起こすトラウマにご用心


④僕らを作る食と腸が大事


⑤症状や反応は大切過ぎるメッセージ



について。






さてさて、

ここのところコルチゾールを主とした

ホルモンについて学んでいる。





まず学んでいて気づいたのは、


心理学で使い古され過ぎてきちゃった



『ストレスマネジメント』



がいかに大事か、ということ。

(平たく言えばストレスがかかった時の

 対処法100個ありますか?笑 ということ)




これは、

ストレス抵抗ホルモン コルチゾールの

過剰分泌を抑えるためである。




コルチゾールは生体をストレスに耐えられる状態をつくる。




しかしながら分泌とともに、

身体中に炎症を起こす活性酸素も生み出す

(これがかなりの身体症状と関連する)。





また、

コルチゾールというホルモンを作り続けるあまり、

他の身体や心 意欲を作るホルモンが作られなくなってしまう

(これにより心身不調はさらに生まれる)。




さらには、

作り続けたコルチゾールが減少すると血糖を安定化できなくなる。

この不安定に対し糖質摂取で一時的な安定は計れても、

その後の必ずスパイク化(急下降)させてしまう

(この血糖値スパイクも多分に心身負荷になる)。




だからこそ、つきなみな『ストレス対処』が大事なのである。






そしてもう一つ!



「ストレスだ」と生体が感じる際には、

必ず自律神経の反応がなされている。




つまるところ、簡素にいうなら


自律神経が穏やかな“波”ならば生体はストレスを感じない。




裏を返せば、

些細なことでも自律神経系が反応すれば、

それは「ストレスだ」と認識されるのだ。





そして、

この自律神経系が過剰に働きすぎる大きな要因にトラウマがある

(ちなみにトラウマは誰でも必ずある、人だから)。





トラウマを受けた生体は

交感神経と副交感神経を同時に活性化させやすくなる

(これを神経系の過覚醒と言い、

 昨今発達凸凹やHSPにリンクすることがわかってきている)。




だから過覚醒を柔らげれば

自律神経はもとの穏やかな波に返るのだ。





自律神経系が過剰に反応しなければ、

結果的にコルチゾールの“無駄遣い”も省ける。

(トラウマから回復すると身体疾患が柔らぐのはこのためである)。





その結果として、


身体や心は穏やかかつ幸せでありやすくなる。






そんなわけで、


①日頃のストレス対処が大事

②ホルモンの“無駄遣い”に注意

③自律神経過覚醒を引き起こすトラウマにご用心


なのである。






そしてまた、

ホルモンや神経系はタンパク質や脂質から

作られるのであれば当然『食』は大切だし、




『食』という原子の受け皿は

【腸】なのであれば、当然【腸】も大切である。





もう一つ、

非接触整体は「症状軽減」というよりも、


症状という意識上の現象に隠されている



『無意識(潜在意識)からのメッセージ

 (+自律神経とホルモンの悲鳴)』



を浮かび上がらせ、


意識と無意識の交流や調和をはかるねらいがある。





そして大半のメッセージは

実はトラウマと近しいところにいたりする。




トラウマでありながら、

実はあまりに大切なメッセージを届けたい無意識が、

症状を生み出してくれてるに過ぎないのだ。




そんなわけで最初に戻って、


①日頃のストレス対処が大事

②ホルモンの“無駄遣い”に注意

③自律神経 過覚醒を引き起こすトラウマにご用心

④僕らを作る食と腸が大事

⑤症状や反応は大切過ぎるメッセージ



なのだ。




人の身体や心は面白い。




そしてまた、


心という曖昧な存在は脳のみならず


明らかに身体にも存在するのである。



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