赤紫 ルフィ

コンセプト
 赤紫ルフィというリーダーを活かすデッキコンセプトは「ドン加速から大型キャラを展開して、小型ブロッカーとイベントで守りながら戦う」だと考えました。普通ですね。一応リーダー効果から紐解いていきましょう。


ライフ少ないのって主人公って感じしない…いやギア5…まさか伏線…⁉
 まず特筆すべきはドン加速能力です。「アクティブで追加される」というのがポイントで、ドンを減らす効果と合わせると毎ターン追加で1ドン使うことができます。
 赤紫ルフィを使う以上、強力なリーダー効果をゲーム中に1ターンでも多く使いたいです。よって効果を起動できる8ドンへの到達を急ぐために、ドン加速カードを入れるアプローチを取っています。
 ドン加速カードを多く取る以上は大型キャラの複数採用も自然でしょう。

 続いてスタッツの方に着目します。ライフ3/パワー6000と唯一無二のスタッツをしています。特にライフ3は通常のリーダーと比べてゲーム中に使えるカードが2枚少なく、何らかの方法で補強する必要があります。
 小型ブロッカーとイベントカウンターは1枚でカウンター2枚以上の働きが期待でき、リソース面の補強として無理なく採用できます。またこれらのカードはリーダー効果で多く使えるドンの使い道としても優秀です。

 以上より赤紫ルフィのコンセプトを「ドン加速から大型キャラを展開して、小型ブロッカーとイベントで守りながら戦う」と置いて構築しました。

カード解説

再掲
大型キャラ
 リソースを小型ブロッカーやイベントで補うコンセプトでは、リーダーを強化できる≪エドワード・ニューゲート≫と≪ユースタス・キッド≫が飛び抜けて強いです。

≪エドワード・ニューゲート≫4 ≪ユースタス・キッド≫4


海外では1枚制限

複数並び始めるとゲームが壊れる
 また大型キャラの適正枚数は8~10枚と感じました。ゲーム中2枚プレイできれば良く、1枚でも≪クイーン≫や≪カリファ≫を駆使して戦えます。
 3枚目以降の大型は、出すよりブロッカーを出してイベントを構えた方が強いことが多いです。
 また3枚まではなんとか運用できるものの、4枚目を引くと展開によってはかなり厳しいゲームを強いられます。
 よって大型の枚数は2枚出す前提の8~10枚が適正と考えています。

 ①2種の強さが飛び抜けていること
 ②大型8枚でも許容できること
 の2点を以って≪エドワード・ニューゲート≫と≪ユースタス・キッド≫2種8枚のみの採用としています。その代わりドン加速カードを多めに採用して、マリガンで大型を狙うアプローチを取っています。

不採用:≪ルフィ≫≪シャンクス≫


左手どうなってんの?

高騰なるか?
 ≪エドワード・ニューゲート≫≪ユースタス・キッド≫に比べて1段階以上劣ると感じたので不採用としています。
 単純なカード性能では≪ルフィ≫に軍配が上がります。しかし≪シャンクス≫はイベントの構え易さや先4に出せる点で優れており一長一短と言えます。
 もし採用するなら、デッキに合っている≪シャンクス≫だと思いますが、環境によって変わる枠だと考えています。例えば青黒レベッカが多いなら≪ルフィ≫の方を優先するでしょう。

イベントカウンター・小型ブロッカー
 効率的に相手の攻撃を守ることで、リソース面の弱点をケアすることを狙っています。よってこの枠に多くの枚数を割いています。

≪トニートニー・チョッパー≫4


イラストの種類が多い
 3弾の≪マルコ≫の登場以来、評価を著しく下げた1コストのブロッカーですが、このデッキでは採用すべきと感じています。

 一番の理由は「このデッキは序盤の3000要求を効率良く防ぐ手立てがなく、かつライフ3である故に3000要求がそれなりに有効」なことにあります。序盤からライフを詰められて大型をうまく展開できないのは、このデッキの負けパターンの1つです。この負けパターンをつぶす意味でも、ぜひ採用したいカードだと思います。

 また序盤からドンが余り易いのもこのカードの採用にポジティブな要素と言えます。

≪ラディカルビ~~~~ム!!!!≫4 
≪地獄の審判≫4


急騰カード

書いてることが強い
 強力なイベントカード2種です。赤紫を使う以上、とりあえすここから始めたいですね。

 ≪ラディカルビ~~~~ム!!!!≫は十分なカードパワーを有しているにもかかわらず、ドン消費が無いのがポイントです。序盤にも2000カウンターとして緊急回避的な使い方ができ、他のカウンターイベントにはない魅力と言えます。流石は海外制限カード。

 ≪地獄の審判≫は2コストとやや取り回しが悪いですが、その効果は他の追随を許さないほど強力です。特に1000要求複数などの”面”での攻めに1枚で2回分対応できるのが魅力です。
 また≪ユースタス・キッド≫や≪カリファ≫がいれば、リーダー効果と合わせて9コストのカードを使ってからも構えることができます。≪エドワード・ニューゲート≫+≪地獄の審判≫ができるのは赤紫ルフィの魅力だと思います。

不採用:≪ゴムゴムのJET銃乱打≫

 どちらかと言うと2000カウンターの枠ですが、一応イベントなのでここで解説します。


このサイクル、好き
 「カードを2枚使って3000要求を守る」というアクションが、デッキのコンセプトと合っていないので不採としました。
 このデッキにおいて相手の3000要求以上の攻撃は、ブロッカーかイベント1枚で守りたいアクションになります。いくら不要なカードを実質的にガードに変換できると言っても、2枚カードを使うことがそもそものコンセプトに反するので不採用としています。

不採用:≪ウル頭銃≫


トリガーが地味にドン加速
 カードを1枚引くより1枚で大きい打点を止めれる方が安定すると思い不採用としました。
 またドン-2の取り回しが悪く、10ドンに到達していないターンに使いにくいのもネガティブな要素です。

 ただし、面での攻撃に強く出れる点は優秀なので採用候補である1枚です。

不採用:≪熱息≫


ラディカルとの差 デカない?
 追加のラディカルのようなカードですが、序盤の緊急回避的な使い方ができないので不採用としています。よって特段の事情が無い限り、追加するとしても≪毛皮強化≫の方になると思います。

ドン加速
 大型を少なくする代わりにドン加速を多く採用し、マリガンで大型を狙っていくアプローチを取っています。

≪バジル・ホーキンス≫4 ≪大看板”災害”≫4


まさかの高騰

幸福度が高い
 ≪バジル・ホーキンス≫はカウンター、4コスト、トリガーと全てを持ってるドン加速です。
 ≪大看板”災害”≫は先後ともにバランスの取れた優秀なドン加速です。
 8月7日現在、これらのカードの採用に異論はないと思います。

≪ジャンバール≫4


いぶし銀
 カウンターが付いていることを高く評価して採用しています。
 リーダーパワー6000や≪エドワード・ニューゲート≫≪ユースタスキッド≫とのリーダー上昇効果と1000カウンターの相性は良いです。またデッキ全体のカウンター数を引き上げることは、そのままデッキの安定化につながります。

不採用≪ミス・オールサンデー≫≪磁気万力≫


肌が白い!

サーチに期待
 2種とも強力なドン加速カードですがカウンターの無い点と先後のバランスを鑑みて不採用としました。

2000カウンター
 ≪カリファ≫を場に出すことを鑑み、少し多めに採用しています。

≪お玉≫4 ≪カリファ≫4


常に強い

まさかの就職先
 ≪お玉≫は≪エドワード・ニューゲート≫を採用している以上、ブロッカーの突破のために採用しています。
 ≪カリファ≫はリソース確保にとどまらず、自ターンにドン消費を行える点を評価して採用しています。

≪X・ドレイク≫2


最近見ない
 追加の2000カウンターとして採用しています。青ナミや≪ロー≫対策でカウンターを切りすぎる相手に有効です。
 個人的に、序盤の2000要求がうっかり通ってしまうのが嫌で2000カウンターを多めに採用していますが、この枠は追加の大型でもいいかもしれません。

不採用:≪サンジ≫≪ササキ≫


4弾で再評価されたカード

優秀な2000カウンターではある
 それぞれ青黒レベッカ対策と序盤のドン加速の保険の役割があります。

 ≪サンジ≫は単純なリソースだけではなく、≪ラディカルビ~~~~ム!!!!≫を起動させる役割もあります。しかし、依然環境にレベッカが少ない点と1枚で劇的に効くカードではない点を鑑み不採用としています。

 ≪ササキ≫は2000カウンターでありながらドン加速ができる保険的なカードです。しかしこのデッキで手札2枚を使ったドン加速は重く、また3ターン目のドローと1枚目のライフを確認する前にプレイする必要がある点を鑑み不採用としました。
 3コス4000は良いスタッツであるため、赤ゾロなどを見てスタッツ採用はあり得ると思います。

その他

≪クイーン≫4≪ロー≫4

雑に強い

これもイッショウもあんまり好きなデザインじゃない
 特に言うことはないです。実質1ドン少なくプレイできるのは強力の一言に尽きます。

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