にたない活動日記(旧にったくんRPG)

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101日目の自己紹介

 突然ですが自己紹介させたいただきます。  似内一弘(にたないかずひろ)といいます。  「似内」という苗字は、岩手県の中部地方ではわりかしあるのですが、岩手県外に行くとほぼほぼ通用しません。「にないさんですか?」「にうちさんですか?」と聞かれたりします。  一番困るのは、時折かかってくる営業の電話で、それは「経営者様の活動をネットに無料で載せます~」という広告会社だったり、「電気お安くなります~」というお得電力会社だったりするのですが、「代表のにうち様でしょうか?」とか

    • 「スポーツによる社会課題の解決」を目指して

      進まない行政と総合型地域スポーツクラブの協働個人的なことで恐縮ですが、私がスポーツ事業等を行う一般社団法人を立ち上げてから6月1日でまる8年となります。 4月から法人の9期目はスタートしていますが、先日社員総会があり今年度の事業計画・予算等が承認されたところです。 今年度は、理事のメンバーも一部変わり、スポーツ事業を行う総合型地域スポーツクラブの名称も一新する(名前はまだ未定です)など「リ・スタート」してスポーツ事業による社会課題の解決に取り組むこととしていますが、そもそも

      • 公共施設の複合化について考える

        花巻市議会6月定例会は、6月7日に開催される予定です。 私は、今回も一般質問させていただくこととなりました。 登壇日は、まだ正式に決定していませんが、今回は「公共施設マネジメント計画」「地域公共交通計画」の2点について質問する予定です。 この2点については、これまでも自分の考え方を各記事で論述してきました。 一般質問では、少し論点を変えるかもしれませんが、おおむねこの考え方で質問する予定です。 質疑の内容については改めて報告したいと思います。 子育て施設の複合化さて

        • 意見集約を図ることは可能なのか~新花巻図書館の建設場所を巡って~

          5月14日(火)に第15回新花巻図書館整備基本計画試案検討会議(以下「試案検討会議」)が開催され、私は初めてこの会議を傍聴してきました。 会議の議題は3つほどありましたが、その中でも新花巻図書館建設候補地選定に係る意見集約方法について、委員のみなさんから多くの意見があり、活発な議論が交わされました。 私は色々な会議を見てきましたし、実際経験もしてきたのですが、会議というのは当局が議案を出してそれを承認するといったものばかりではなく、みなさんがそれぞれの意見を交わすというのは

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        • 議員活動日記
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        • 過去記事まとめ(~令和4年6月)
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        • 市議会議員選挙初挑戦の巻
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        • シン・シティ~新たなまちづくり戦略~ VOL1
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        • 新たなる挑戦
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          「ホスピタリティ戦略」による関係人口の構築

          地域おこし協力隊の副次的な役割としての関係人口の創出思いのほか、前回の地域おこし協力隊の記事は注目を浴びたようで、フォローしていただいた方も増えました。 ありがとうございます。 やはり、地域おこし協力隊の制度はいろんな意味で関心があるんだなと思いましたし、フォローいただいた方の地域おこし協力隊の活動の記事を見てもさまざまな苦労があるんだな、と改めて思ったところです。 さて、地域おこし協力隊について、総務省のホームページを見ると次のとおり説明されています。 地域おこし協力

          「ホスピタリティ戦略」による関係人口の構築

          地域おこし協力隊の光と影

          岩手県における地域おこし協力隊員は266人5月3日(金)の岩手日報の1面は、岩手県内の地域おこし協力隊の現況について報じていました。 記事によると、岩手県内では266名の地域おこし協力隊がいるようで、これは制度が始まって以来最多の人数とのことです。 ちなみに記事には掲載されていませんでしたが、花巻市では現在12名の地域おこし協力隊がいて、地域課題の解決のためにさまざまな活動をしています。 この制度を花巻市が初めて導入したのは、平成27年。 この時、市職員だった私は、地域

          「消滅可能性自治体」論の考察と「人口減少時代のまちづくり」

          4月24日、地元紙をはじめ、各新聞紙上を賑わした「消滅可能性自治体」の件。 10年前に「増田レポート」として発表された、民間組織「日本創成会議」の報告書の改訂版というべきもので、2014年に発表された全国の「消滅可能性自治体」は896自治体だったのに対し、今回の「消滅可能性自治体」は744自治体と150ほど減少した形になります。 岩手県では33の自治体のうち26が「消滅可能性自治体」我が岩手県では、33ある自治体のうち26が「消滅可能性自治体」とされました。 その中には、県

          「消滅可能性自治体」論の考察と「人口減少時代のまちづくり」

          『マクロな視点からのまちづくり』令和5年度研修報告②

          市町村アカデミー主催「市町村議会議員特別セミナー」この研修は、市町村職員向け研修施設の「市町村アカデミー」で年3回開催される「市町村議会議員特別セミナー」の令和5年度3回目の研修で、議員となってからは初めての参加となります。 とはいうものの、この施設は市職員時代の研修で2回ほど訪れたことがあり、ちょうど10年ぶりの訪問。 施設の周辺には大学やビルが並ぶ都会的な環境でありながら、施設内は運動施設や公園等緑も多く、宿泊棟の窓から朝日が差し込む気持ちの良い環境で、市職員時代に研修

          『マクロな視点からのまちづくり』令和5年度研修報告②

          『地方議員のリスキリング』~令和5年度研修報告①~

          入学式シーズン!花巻東高校の入学式にいってきました。4月になりまして、今週は、花巻市内の小学校、中学校、高校等で入学式が行われました。 私は4月8日(月)に開催された「花巻東高等学校入学式」にPTA役員として出席してきましたが、今年度は定員を大幅に上回る285名の新一年生を迎えることとなりました。 やはりいろいろな意味で「花東人気」というのでしょうか。 新一年生の県外出身者は40名を超えるということで、女子硬式野球部やサッカー部、今年は硬式野球部においても数名の県外出身者が

          『地方議員のリスキリング』~令和5年度研修報告①~

          バックキャスティングとフォアキャスティング~人口減少社会のまちづくり~

          4月になり、春らしい穏やかな日が続いています。 進学、就職など新たなステージで学んだり働いたりし始めた方もいらっしゃいます。 新たな環境でそれぞれ奮闘されている事とは思いますが、あまり気負わず、マイペースで頑張ってほしいと思います。 まちづくりに対するスタンスの違いそして、地方自治体においても、年度替わりの人事異動により、新たな体制でまちづくりに取り組むこととなります。 花巻市では、令和6年度から8年間を計画期間とする「第2次花巻市まちづくり総合計画」がスタートしたことに

          バックキャスティングとフォアキャスティング~人口減少社会のまちづくり~

          市議会議員活動の中間報告~令和5年度の終わりに寄せて~

          令和5年度、最後の投稿になります。 市議会議員として、1年8カ月が経過することになります。 任期は4年なので、正確に言えば今年の7月31日が折り返しになる訳ですが、年度の区切りとしてこれまでの議員活動を振り返りながら、中間報告としてまとめてみたいと思います。 これまでの議員活動の自己評価~実現したこと、実現しなかったこと~市議会議員は「自分が理想とするまち」の実現を目指し活動しています。選挙の際には、そのことを市民の方に訴えてきたはずです。 もしかしたら「自分の理想とするま

          市議会議員活動の中間報告~令和5年度の終わりに寄せて~

          花巻市議会3月定例会&臨時会報告

          令和6年花巻市議会3月定例会は、3月19日(火)に閉会しました。今回の定例会では、一般質問のほか、議案審議、予算特別委員会においても、市当局の案に質問を行い、様々な提案をさせてもらいました。 提出議案の審議議案審議は3月7日(木)に行われました。 今回の議案審議の中で、一番時間を割いて議論されたのが「第3次花巻市環境基本計画」の策定の中の「悪臭問題」についてでした。 この「悪臭問題」、矢沢地区の皆さんは長年この問題に悩まされてきており、畜産振興のための処分場として必要だと

          花巻市議会3月定例会&臨時会報告

          「日常に若者がいる光景」~一般質問その②~

          富士大学との連携には前向きな答弁前回に引き続き、一般質問の続きになります。 一般質問の2つ目の質問は「大学との連携について」です。 最初に質問した内容は「富士大学との連携」です。 富士大学との連携の取り組みについては、市民を対象として富士大学の先生を講師に招いてまなび学園で「花巻市民セミナー」を開講したり、逆に富士大学生を対象に、市職員や民間事業者の方が講師となって富士大学内で「地域活性化論」を開催したりするなど、様々な官学連携の取り組みが行われていますが、私は富士大学との

          「日常に若者がいる光景」~一般質問その②~

          「将来のまちをどう描くか?」~一般質問その①~

          デジ田交付金を活用した事業とは?前回の記事で「グランドデザイン」の話をしました。 私は、「現状の社会課題の解決のみならず将来に向けて市の方向性を示す『グランドデザイン』をつくっていく」という立場で政治活動を進めています。 その意味で、市当局にまちづくりの方向性を問う「一般質問」は重要で、現在開会中の令和6年花巻市議会3月定例会の一般質問では、14人の議員が質問しました。 私は全体の10番目、3月5日の火曜日のラストバッターとして登壇しました。 今回は、 1 デジタル田園都

          「将来のまちをどう描くか?」~一般質問その①~

          「グランドデザインの大切さ」~総合計画と施政方針と人生設計ノート~

          第2次花巻市まちづくり総合計画長期ビジョン去る2月8日(木)に、花巻市議会臨時会が開催され、第2次花巻市まちづくり総合計画長期ビジョンが策定されることとなりました。 第2次花巻市まちづくり総合計画長期ビジョンについては、過去記事においても取り上げましたが、パブリックコメント等の市民参画を経て上程された計画案は、過去記事に取り上げた素案とほぼ変わらないものであり、そのとき話した通り、 「現状の課題を解決するための記述が多く、将来花巻市を背負う次世代の視点で見ると、ワクワクするよ

          「グランドデザインの大切さ」~総合計画と施政方針と人生設計ノート~

          令和6年第1回花巻市議会定例会が開会されます

          2月も後半に入り、年度末に向けてあわただしくなってきた感もあります。 地方議会は、1年中いつでも本会議を開催できる「通年議会」を導入している自治体を除いては、年4回定期的に開かれる「定例会」と自治体の長が必要と思われるときに召集する「臨時会」に分けて開催されていますが、花巻市議会では、2月27日(火)から第1回の定例会が開催されます。 2月27日は市長施政方針第1回定例会の日程ですが、開会日である2月27日(火)には、市長による施政方針演述が行われます。 昨年も、市長施政方

          令和6年第1回花巻市議会定例会が開会されます