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一人でいるのに一人でいないみたい

久しぶりに一人になった。一人で過ごす時間が普段のの3分の1以下になっていて、いつか事切れてしまうんじゃないかと思っていたが、なぜか平気でいられている。通じる話し相手がそばにいたからかnoteはしばらく書けなかった。会ってる間ずっと喋ってるからすぐに口が渇く。彼の不在にはさみしさを感じていない。よかった。私は一人でも大丈夫みたいだ。彼のことは大好きだけど、一人で過ごすことも同じかそれ以上に大事に思える。そこにひたすらに安堵する。のめり込んでない。ちゃんと一人と一人でいられている。一人を守りながら、一緒にいられている。自分を大切にできていなければ、相手のことも大切にできない。自分を守ろうとする気持ちが強すぎると、大抵、相手のことを忘れてどうでもよくなってしまうんだけど、それだけが怖かったんだけど、あれは脅威に対して防衛しようという本能だったのかもしれない。すでに始まっていた侵食に対する反応だから、過剰に孤独を守ろうとしたのかもしれない。異物感がなければ、他者の存在を取り除いて、遮断して、自分を取り戻そうと必死になる必要ないもんな。

書きたいことがないのは、言いたいこと全部言えてるからかもしんないな。だけどつまらない大人になりたくないな。フラストレーション溜めていたい。それを書き殴って発散したい。そういう時にしか出てこない言葉がある。できない顔がある。抑圧していた感情を解放するのは気持ちがいいことだ。そのために社会と繋がっていなければ。人を好きだと感じたり、嫌いだと感じたり、できる環境にいなければ。仕事ちょっとだけ頑張ろう。サボってた資格の勉強しよう。途中になってた絵描こう。書くことのハードルを下げたい。このまま書けなくなってしまいそうな気がする。30歳になるまでに200本近い過去の記事から厳選して製本することに決めている。それはやろう。絶対にやろう。書けなくても編集はできる。でもそのまえに写真を見返したり、電話したり、そういうことがしたくなる。時間が溶ける。

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