みんな幸せなんでしょ？

　今日もお疲れさまでした。なーんにもしてないけど。年明けから何もしてない。ほんとに。
　だってなーんにもないんだもん。頑張らなきゃいけないことが。まあ、それを見つけなさいって意見は分かる。でも、今はなんとなくその時期じゃない気もする。どうせまた来るでしょ、そこまで来てるんでしょ？今は気付かないふりでゆっくり休むとき。たるんでいいとき。毎日少しずつ日が長くなるのを感じていいとき。
　それにしても、穏やかすぎる。幸せすぎる。でも、考えたらこれまでも大きく見ればずっとこんな状態だった。ずっと幸せだった。あれが足りない、これもない、っていうのはあったし、今もあるけど、概してずっと幸せだった。なら、いいじゃん。それに感謝して、周りの人たちに感謝して、何かもっと大きな力みたいなものに感謝して、これからも生きて行けばいいじゃん。うんうん、そうしてる、今までも。そしてこれからもそうしていく。
　ただ、やっぱりちょっとした違和感の欠片みたいなものが心のどこかにあるような気がする（あるってはっきり言うのがこわい。言っちゃうとほんとになるから）。人は幸せになるために生きるんでしょ？じゃあ、すでに幸せであるならどうしたらいいのかな。
　今までも最後の最後の瞬間でやっぱりこう自分を変えるほどの努力ができないのは、その幸せの感覚を土台にしてるからなんじゃないかな。う～ん、抽象的でよくわかんないな。自分でもよくわかってないからな。
　自分は幸せだ。それは、これがあるからとか、こうなったからとか条件付きの幸せではなくって、この先何があっても、何がなくても、多分変わらない感覚何だと思う。［幸せ：不幸］の比率が変動することはあるけど、幸せが51%から下になることはないような気がする。
　だから、自分は、もう自分を幸せにするステージを終えて、他人を幸せにするステージにある選ばれた人間なんだと勘違いしてそれを生きる理由にしようとしたこともあったんだが、意外とみんな幸せなんじゃないか？と今は思ってる。やっぱり、幸せ比率が51%切ってないからこそみんな生きていけてるんじゃないか？暗い顔してても、辛そうにしててもやっぱりみんな幸せなんじゃないのか？結局は。なーんだ。そうなんだ。それならそうと言ってくれればいいのに。
　だったら、何の問題もないんじゃない？みんな幸せであるなら。幸せであるからこそ生きてるって分かったなら。何か目の前に解決すべき問題があってそれに果敢に挑戦して解決していくことが生きることであって、その先に幸せがあるって思い込まなくていいんじゃない？問題解決力ではほんとの問題は解決しないのじゃない？とか言ってみる。
　そんなことはどうでもいいんだよ。問題解決力とか。要は、幸せなら手を叩こうってことだよね。その幸せを一人で抱えてニヤニヤしてないでみんなの前で幸せですと表明したほうがいい。妬み、嫉みもあるだろうけど、やっぱり自分の周りには幸せな人が多い方がいいと思うんだよね。