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月のもの

月に一度ぐらい、自分の考えがまとまらなくて、頭に霧みたいなのがかかってしまい、何も考えられなくなる時がある。

そんな時の心拍数は決まって高いし、考えは次から次へと移ろうし、自分にたいする攻撃性は高くなる。

自我が芽生えた頃からずっと寄り添ってきたものだから、もう仕方ないなと割り切ってとことん沈むようにしてるんだけど、やっぱり苦しいものは苦しくて、たまにこうやってノートに書き出して落ち着かせている。

頑張りすぎているわけでも、ストレスが溜まっているわけではなく、ただただ月のものなのだ。

「自分を認めて」「頑張らないで」などなど、世の中に溢れる優しさのようでプレッシャーな言葉たちは、蚊に刺された時のムヒのように、根本の問題を解決してくれるわけではない。

万能な処方薬なんてどこにもなくて、いかに自分に優しく、あるがままの自分を受け入れられるか、が大事なんだと思う。

人の考えを気にするのも、沢山考えるのも、目標に到達しなかった時に自分に責任を求めるのも、全部私の個性であり長所であり短所。

それでいいのだ。

それ以上でもそれ以下でもないの。

無理に受け入れようとしなくたって、無理に治そうとしなくなっていい。

誰がなんと言おうと私は私だし、良いも悪いもないのだ。

お父さんとお母さんの間にうまれて、おじいちゃんやおばあちゃんやお兄ちゃんに愛されて、彼氏にも友達にも上司にも恵まれて育って、25歳まで生きた。

最初に死にたいなって思った記憶があるのが14歳ぐらいだから、もう10年以上こんな感じだけど生きてきた。

沢山笑って傷ついて、色々経験して、日々積み重ねてここまできた。

明日からおばあちゃんになるまでずっと積み重ね。

良い日があったって、悪い日があったって良い。

そうだそうだ!

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