見出し画像

24M Vol.1 "東東京で働く人、住む人でつくるWEBメディア"

=ABOUT 24M=
『24M』は ” 東東京で働く人、住む人でつくるWEBメディア” として誕生しました。
記事の内容は、書く人が日々感じていること、興味のあるものを本人の主観で紹介するというものになっています。  
私たちの『24M』が綴る東東京をぜひご覧ください。


=OUR CURRY=

私たちが好きなカレーは、ただ美味しいだけではありません。 
美味しさを超える味とは、とても楽しい味だと思います。

  • ベジキッチン

  • きぬそば

  • 三月の水

”ベジキッチン”

私が勤めているお店の近所には、スタッフ達がお弁当を買いに行くのを楽しみにしている場所があります。 その中でも「ベジキッチン」は、おすすめ。

ここはヴィーガン向けのインドカレー専門店。 お弁当用だけでも5種類のカレーがあり、しかも毎回異なるカレーを用意しています。

豆カレー、野菜カレー、スープカレー、どれもとっても美味しい。

自分でスパイスをつかってカレーを作ってみますが、スカスカな味で美味しくなりません。 ベジキッチンのカレーにはお肉が入っていないのに、どうしてこんなに旨味が強いのか不思議です。

店員さんは歌を歌っていたり、お客さんとずっとおしゃべりしていたりと。 時折、お弁当でサービスのカレーをこっそりくれたり、なんだか楽しい。 同じくカレーも、おおらかで優しい味がします。 (文 : 杉島 暢子)



“きぬそば"のカレー

上野三丁目の交差点からすぐそばに ”きぬそば” がある。 立ち食いそばとは思えない絶品カレーが食べられるお店で、いつもついつい通ってしまう。

ここは、同じ場所で洋食屋をしていた亭主が昭和47年に始めたお店。 めんつゆも自家製にこだわるお店はカレーにも手抜きがありません。

元洋食屋さんが自家製めんつゆを生かし作るカレーはそばに負けず劣らずの人気メニューで、食べるとなんだか元気になれます。 (文 : 藤島 貴志)



"三月の水"

夜、神保町、酒とカレーで。

仕事の終わりに寄りたい店がある。 ゆっくりと自分の時間を楽しむために。

どうやら、この場所は音楽スタジオだったところだったらしい。

だからか、店内にあるスピーカーからは、僕の耳にいい音が入ってくる。

店主の林さんの人柄、少しだけクセがある空間がいつも本当に心地よい。

ここのカレーは美味しいだけでなく、そういう要素もスパイスになって、ゆっくりと伝わってくるんですよね。

美味しいカレーは、いっぱいあるけれど。 やっぱり、美味しいだけじゃ物足りない。

居心地の良いカレーのお店なんて、めったにありませんから。 (文 : 荒岡 敬)



=INTERVIEW=

Interview 01 -中西瑠奈さん-

24Mでは、東東京で活動されている魅了的な方をご紹介いたします。
今回は、東京藝術大学のデザイン科に通う中西瑠奈さんをインタビューさせて頂きました。
これからが、すごく楽しみな中西さんの記事をぜひご覧ください。
掲載記事はこちら



=CLOSE UP=

『ようこそ、写真の聖地へ』

世界的に有名な写真家が集う現像所 ”写真弘社”。代表である柳澤卓司さんを取材させて頂きました。

写真制作へのプロフェッショナルの考え、”写真弘社”の歴史など、多岐に渡るお話を伺えました。

”写真弘社”から広がる写真の世界をぜひご覧ください。 掲載記事はこちら



=COLUMN=

”離れていても描きたい故郷”

東京藝大生である小前光さんの個展に伺った。 様々な作品の中でひとつ、他のものと比べて一際大きく、煌びやかでありながら物憂げな作品が印象的だった。

その作品は「極楽浄土」というタイトルがつけられていた。

描かれた海は、彼の地元がモチーフで、実際にその海を眺めながら描いたのではないらしい。 東京から遠くの地元を想い、その過程の中で極楽という抽象的な世界観も交えつつ描いたそう。

私は東京で生まれて、東京を離れたことがない。

生家から遠い地で生活する事があったとして、彼のように想い返す地元の場所、或いは光景が、果たして私にはあるだろうか。 (文 : 斎藤 元気)

小前光さんの作品はこちらからご覧いただけます。
https://www.instagram.com/gogohikaring?igsh=MWN0OHQ2aW10cmhheg==



=CREATION=

映像作家、写真家である大場潤也さんによる写真作品。  
今回、24Mのために撮り下ろしていただきました。



上野を歩いていると知らない場所へ迷い込んでしまい、自分が何処にいるのか分からなくなってしまうことがよくある

そんな時に限って予期しない場面に遭遇したり、後々まで記憶に残る場所にたどり着いたりする

俺の記憶がおかしいのか、またその場所を目指してもたどり着けないことも多い

そういうことは他の土地ではあまり経験がない

それは同じ光に二度と出会うことのない写真と似ている


2024年1月 大場潤也




=STAFF=
Special Guest Creator
大場潤也

Editor in Chief
荒岡 敬(RUTTEN_)

Art Director / Designer
中西 瑠奈

Editors
杉島 暢子 (WOODWORK)
藤島 貴志 (FREEPORT)
小林 浩平(にっしんカメラ)
斎藤 元気


この記事が参加している募集

自己紹介

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?