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佐々木久美のONE PIECEキャラ縛りブログタイトルの傾向と対策

2勝2分35敗。

何の数字かご存じだろうか。
これは、日向坂46佐々木久美がONE PIECEのキャラクター名縛りであいうえお順で付けていたブログのタイトルを予想した結果である。数回予想忘れがあるのでこの戦績になった。


圧倒的な負け越し。
その勝率、実に5%。

目も当てられない成績だ。
「ン」の次はどうするのか。注目される中、1月24日、佐々木久美がブログを更新した。

タイトルは「アイスバーグ」
ONE PIECEに登場するキャラクターである。第2シーズンが始まったのだ。

いつまでも落ち込んではいられない。今年はもっと勝ちたい。勝ち越しなんて高望みはしない。せめて、10勝はしたい。そこで、傾向を分析し対策を練ってみることにした。


2020年のタイトルと傾向

まずはその傾向を探るために、ワンピースのキャラ縛りを始めた2020年9月3日更新分(4日付)から、最後の2021年1月21日更新分までの彼女のブログのタイトルを挙げていく。余談だが、9月3日は通称「久美の日」、1月21日は彼女の誕生日前日である。

アルビダ・イッシー20・ヴェルゴ・エリマキランナーズ・オイモ
カルガラ・キャンベンディッシュ・クマシー・ゲンゾウ・コラソン
サルデス・シュトレイゼン・スイトピー・戦桃丸・ソドムとゴモラ
タイルストン・茶ひげ・綱渡りフナンボローズ・Tボーン大佐・Dr.ヒルルク
ナミ魚人・ニコオリビア・濡れ髪のカリブー・ネコマムシの旦那・ノラ
パール・ヒョウじい・ブルゴリ・ベビー5・ホーリー
マッキンリー・ミノタウロス・ムース・メガロ・モーム
ヤソップ・ゆきだるさん・ヨサク
ラオG・リッチー・ルフェルド・レベッカ・ロック
ワルサギ・オオロンブス・ンーケ君

見事にあいうえお順、そして全てONE PIECEのキャラクターとなっている。
こうして見ると、思い出せない無名なキャラもいながらも特定の編で存在感を放ったキャラがいたりと、満遍なく盛り込まれていることがわかる。
そして、四皇や麦わらの一味のようなストーリー全体をまたぐメインキャラは採用されていない。
また、ブログを読むと、タイトルと内容に相関性は見られないこともわかる。
映画やアニメオリジナルのキャラが使われておらず、コミックスのSBSで登場したキャラが選ばれていることから、佐々木久美は原作をリスペクトしているのだと思われる。

ぱっと見で分析できることはこの程度か。これでは対策なんて取れない。そこで、もう少し深く統計を取ることにした。


様々な統計

主観や個人的基準ばかりなので、ふわっとした気持ちで見てください。

●有名無名の割合 

有名か無名か

何を持って有名か無名かを判断するのは難しいので、スマホゲームの、
「ONE PIECE トレジャークルーズ」
に単体カードとして登場するかどうかで統計を取った。
4回に1回無名キャラが来るということがわかる。

●男女比

男女比

ONE PIECEのキャラクターに男が多いことを考えると、動物の割合は多いと言えるだろう。可愛らしい一面が垣間見える。

●年齢層

年齢層

人間キャラのみのデータ。メインで稼働していた時期で考える。大体の雰囲気で分けたので細かいことは気にしないでほしい。
子供が0なのは興味深い。

●登場した時期

登場時期

メインとして初登場した時期で分けた。何編と分類し難いキャラもいるので、こちらも大まかな雰囲気だと思ってほしい。
最近一巻から読み直しているのだろうか、イーストブルーが多い。登場キャラの多いドレスローザや空島は案の定多い。

●敵か味方か

敵か味方か

何が正義なのか、何が敵で何が味方か。ややこしいことは置いといて、なんとなくの話。最初敵だったけど裏切った…麦わらの一味と接していない…なんて複雑な背景もあるので雰囲気で察してほしい。
ほぼ同じ割合で敵味方の差別はしていないようだ。

●戦闘員か否か

戦うかどうか

気持ちだけの問題ではなく腕力も考慮する。好戦的な野生動物は戦闘員だ。主観が強いので、察してほしい。
やや戦闘員が多いが、戦わなくても魅力的なキャラクターがたくさんいることを彼女はわかっている。


対策

これらの傾向をもとに対策を練る。これを読めばワンピースを知らない人でも楽しんで予想合戦ができるはずだ。

●参考資料はワンピース公式サイト
 無名キャラは忘れていても心配無用。ワンピースの公式サイトに全キャラクターの一覧がある。行ごとにソートもできる。アニメ、映画オリジナルキャラも大体判別できる。2020年シーズンは「ンーケ君」以外はこちらに載っていたので、公式サイト片手に挑めば問題ないだろう。しかし、「ワノ国編」で新たに出てきたキャラクターは載っていないので気をつけよう。余力のある人はコミックスのSBSにもチャレンジだ。

●法則と性格を把握する
 2020年シーズンより、「を」は「お」と見なす、映画・アニメオリジナルキャラは除く、候補が少ない場合に限り愛称を用いる、主役級は使わない…これらは法則と言えるだろう。絶対に忘れてはいけない。
 また、佐々木久美の性格も考えたい。同じキャラを使わない、妹なので頼れる人が好き、コミックス派…佐々木久美を知ることで「見える」ことがあるだろう。

●データを有効活用する
 いくら主観に寄ったとはいえ、データは片隅に置いておくべきだ。比率として動物が多い、子供より深みのある大人キャラを選ぶことが多い、特定の時期に存在感を放つキャラがいる、イーストブルーが意外と多い…この辺りは信憑性が高い。予想する際にこの条件に当てはまるキャラがいたら、狙い目だ。

●勝ちどころを勝ち切る
 莫大な数のキャラクターが存在するワンピースといえども、候補が少ないブロックは存在する。ここは確実に抑えたい。データも考慮し公式サイトで調べた結果、

ツ・ナ・ニ・ヌ・ノ・ム・メ・ヤ・ヨ・ル・レ・ン

は非常に少ないので落とさないようにしたい。


注意点

傾向を学びしっかり対策を取れば予想を当てられる確率は高くなるが、エンターテイナーのくみてんは予測不能。こちらの項にもしっかり目を通していただきたい。


●作者公式リスペクトの幅 
 コミックス派であり映画アニメキャラを使わないあたり、作者をリスペクトしていると考えられる。とすると、「金獅子のシキ」など、映画キャラでありながら公式扱いされているキャラをどう捉えているのだろうか。公式リスペクトに準ずると採用されてもおかしくない。
 また、SBSのみのキャラをどこまで認めているのか。ンーケ君しか使われていないので最終手段だとは思うが果たして…。

●変化の可能性
 去年始まったばかりなので変化をつけてくることも十分考えられる。メインキャラを使うかもしれないし、愛称を多用するかもしれない。自身の環境や仕事と関連づける可能性もありうる。新刊が出ればそちらに気を引かれるかもしれない。
 去年の傾向を学んで知った気にならず、常に最新の動向をチェックし学び続ける必要があるだろう。

●あちらも対策を練っている
 我々がこうして傾向と対策を取るように、あちらも同様だと考えるのが自然だろう。ネットに散らばる数多の予想状況を伺っている可能性もある。予想を立てる際は戦況をよく見て決断しよう。


大事なのは気持ち

 長々と傾向と対策を述べてきたが、最後に大事なのは気持ちだ。絶対に勝つ、何が何でも当ててやる、とにかく楽しむ。知識を詰め込み準備をしても、最後に勝つのは気持ちが強い方である。去年は、前半こそよかったものの、負けが続いた中盤以降、気持ちの面で負けていた。今シーズンは頭は冷静に心は熱く挑みたい。

さあ、今年はどのような結果になるのか。2月6日現在、「アイスバーグ」「イッポン松」「うるティ」ときている。傾向に沿っているようだ。
まだ2ndシーズンは始まったばかり。今から参戦しても全然遅くない。皆さんも参戦しよう。
これからの彼女の予想も、私の戦績も楽しみだ。



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