見出し画像

櫻坂46を楽しむ準備完了!圧巻の欅坂46ラストライブ

欅坂46に対して思い入れがそこまで強いわけでも無く、最終日しか見ていない。それでも別格のライブを見たことに変わりはなく、心打たれ感傷に浸りまくり。
欅坂46の最後の輝きを忘れないよう備忘録の意味も込めて、リアルタイムや終演後にTwitterで呟いたものに追記しながら振り返ります。


開幕のoverture。泣くの早いわばかやろう
欅坂46が終わってしまう悲しみの涙でも、overtureもこれで最後かという悲しさとも違った。やや暗めの場内をメンバーが歩いて入場。ステージに上がりただまっすぐ前を見つめ立ち続ける。サイリウムも声援もなくoveretureだけが鳴り響く異様な幕開け。「今までとは違うものが始まるんだ」と強く感じたゆえの鳥肌、そして、この時間をメンバーはどんな思いでいるのだろうかと想像しながら表情を見ているうちに自然と涙が流れてきた。


ずっと泣いてんなこいつは。
開幕すぐの『危なっかしい計画』も次の『手を繋いで帰ろうか』もみんなキラキラアイドル笑顔で。始まりが異様だったからこそ終始笑顔で踊る彼女たちとのギャップに心ぶち抜かれた。メンバーは純粋に楽しかったのか、それとも無理して笑顔で振る舞っていたのか・・・真相はわからない。でもなんか嬉しかったし楽しかった。
今までの明るい曲では、てち(平手友梨奈)がセンターでいつも浮かない顔をしていて、楽曲の暖かさよりも「どうしたのかな?」と気になってしまうことが多かった。それがこうして明るさがどストレートに伝わってきてしまったものだから、もうね。
これが櫻坂46で新たに見せていきたいものの一つなのかなーとも思った。


これも泣いてる、めんどくせえやつだ。
みんな大好き通称小池セゾン。しっかりと見たのは初めて。この曲が持つ優しさ・明るさ・儚さ・柔らかさ・暖かさ。全てをみいちゃん(小池美波)が表現していたのではないでしょうか。表現というかもう小池美波をテーマに曲を作ったらこうなりましたよ、みたいな。ドキュメンタリー映画で見たこの曲とみいちゃんとの関係を思うと涙なしでは見れない。


泣いてはない。よく堪えたと自分を褒めたい。
『太陽は見上げる人を選ばない』にて。ゆっかー(菅井友香)が冒頭で「ひらがなけやきと一緒に歌った楽曲」と曲紹介したので、もしかして登場!?と思ってドキッとした。以前欅坂46が出演した「おしゃれイズム」でもけやき坂46を説明する際に、用意されたボードにはアンダーグループって書いてあったのにそう読まずに「仲間」と呼んでくれたことがあった。ゆっかーがけやき坂46も欅坂を作ってきた歴史の仲間の一員と見なしてくれることが嬉しい。と同時に、真の「大人たちに支配されない姿」を感じた瞬間。


覚えてないけど、どうせ泣いてるだろうよ。
こちらも『手を繋いで帰ろうか』と同じくてちの様子が以前から気になって曲の明るさを感じきれずにいた曲。櫻坂が今後こんなにも暖かく強く表現してくれるなら日向坂46はどうすりゃいいんだ!もうカワイイカワイイキュンキュンウォウしかできないじゃない!と内心思ったので日向坂46にはどんどんいろんな表現を挑戦させてあげてほしい。


泣いてない。代わりに瞬きするのを忘れたレベル。語彙力がバカになっている様子がその衝撃を物語っている。
話題沸騰の『コンセントレーション』の感想。個人的に今ライブのベストパフォーマンス賞の一つ。四方をスクリーンに囲まれたスペースで踊る5人今思うと選抜に漏れたメンバーだ。信じられない。楽曲単体で聞くよりも何倍もよかった。曲に合わせて映像が目まぐるしく変わり、おしゃれでかっこいいダンスに2期生のりこぴ(松平理子)、天ちゃん(山崎天)のすらっとした手足が映える。クールな表情の中にも互いが顔を合わせて微笑み合う瞬間にほっこり。そのままティザー映像として残すべきである。大人たちの声に支配されずとも、ファンの声には耳を傾けてほしい。


こいつ…泣いてるぞ!
ベストアルバムの新曲で一番好きなのがこの『Deadline』。メロディーが本当にだーい好き。感想はもうこの呟きそのまんま。歌唱メンバーが大人っぽく、穏やかな表情なのがとてもいい。今思うとダンスはふわふわゆらゆらした謎ダンスだったけど。


綺麗に語ってるだろ?泣いてるんだぜこれ。
もう見れないのかね…。るんるん(森田ひかる)とかりんちゃん(藤吉夏鈴)の童顔スマイルとそれに反する踊りのダイナミックさが大人に中指立てながら笑ういい意味でのガキンチョ感満載で。ゆっかーが以前言ってた「青春の無敵感」を強く感じた。


泣いてるんだな、これが。
多分『砂塵』の最中かと。砂煙に見立てたスモークの中でセンターで微笑みながら踊り回るゆっかーの姿が印象的でとっさに出てきたワード。この曲、メンバーがすごく自然体な感じがして、踊ること表現することそのものやこの瞬間を楽しんでるような印象を受けた。


言葉にならない叫びが呟きにも表れていますね!!臨場感たっぷりの一言涙も喜んでいることでしょう。
初めて見たセンターみいちゃんの『アンビバレント』。二人セゾンでは優しさを、コンセントレーションではクールさを見せたみいちゃんがここにきて圧倒的な強さを見せつけてきた。普段の仕草や声からは可愛い全振りの感じもするけど実はこんなにすごい子だったんだなって。みいちゃんに限らず素晴らしいパフォーマンスをするメンバーがたくさんいるので、櫻坂ではいろんなメンバーにスポットが当たるといいな。


涙?流れるクレジットの「秋元康」のデカ居座りと共に置いてきました。
どう締めるのかなと思ったらまさかの新曲発表。桜の名前やイメージカラー、今回のセトリで見せた笑顔などから可愛さを押し出してくるのかと思ったら全然違った。そりゃそうだ。欅で培った表現の力。人の心のど真ん中にドンっと刺さる強さ。全て彼女たちにしか表現できないものだ。捨てる必要などない。新たなものを加えながら進化していけばいい。
センターのるんるんが2回転した後にジャンプして地面に手をつきながら叫ぶ振りがめちゃくちゃかっこよかった。背が低いからこそ周りとの違いが際立ち、その場だけが異空間のような主人公オーラを感じた。


ここからは終演後。
落ち着きながら言葉をまとめたのでそんなに追記することもないし、涙も引っ込んでたと思う。

新曲披露も終わって退場時。入場時に入ってきた門をくぐり抜け櫻の花ひらく木の下へと歩みゆくメンバーたち。最後のサイマジョ披露時とは違った表情と雰囲気を感じた。セトリ的にはラストでも、この時にはすでに櫻坂としてもう始まってたんだと思う。そして、自分の気持ちもこれからの未来を向いた瞬間。

解散発表をした時のライブ後もそうだった。無観客配信ライブで会場をどう使うのか、演出は何をしてくるのか、初披露「誰がその鐘を鳴らすのか」のパフォーマンスはどうか・・・そういった楽曲やライブそのものの感想よりも、発表についての是否や今後の予測などが注目されていた。中には発表の衝撃でライブの純粋な感情がぶっ飛ぶ人もいた。パフォーマンスに力を入れているグループだしその魅力が抜群だからこそ、フューチャーされなくなるのはほんと勿体無いと思う。

あとはこんなことも思いました。皆さんはどうだったでしょうか?


櫻坂46を応援する準備はこれで整った

このライブを見て、最終的には「無くなる悲しさ<今後の楽しみ」になった自分がいた。最後にも書いてるけど、欅坂という「がわ」は無くなるけどメンバーもパフォーマンスの魅力も変わらず「なか」は残るんだと強く実感したライブだった。今後、身を焦がすような時に目を背けたくもなる胸を強く掴んでくる楽曲が出てくるかはわからない。しかし、どんな曲にも真っ正面から向き合って曲が持つ魅力を最大限に伝えようとするメンバーの想いは継続されるし、披露されるパフォーマンスは全力そのものなのは間違いない。そして、それを見てこちらに湧き上がる感情もきっと唯一無二のものだろうし、またメンバーに期待するんだと確信した。


欅坂46、5年間の活動お疲れ様でした。

そして櫻坂46、これからの皆さんの輝きと活動を心から期待しています!















サポートくださいましたら執筆時の喫茶店のアイスコーヒーをカフェラテにさせていただきます!