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RPGツクール動画制作後記

やっとできた!!終わった!!疲れた!!でも、できたぞ!!!


この度、「RPGツクールMV」を使ってお話「貧乏パーティのとある一日」を作り、動画としてアップしてみました。全てが終わった時出たのが上の言葉。RPGツクールで何かを作ろうとすると、結局完成させられず途中でやめてしまう(界隈ではこれをエターナるという)ことが多いんです。僕も過去にやったRPGツクール3や4で幾度と経験してきました・・そんな僕が拙い作品とはいえ、何かしらを完成させたわけですよ!もう、嬉しかった!!
そこで完成させた記念として、当時との変更点や裏話、気づいたことなんかを「制作後記」として綴ってみようと思います。アルティマニアとかに載ってる制作スタッフの裏話って面白いじゃないですか。あれ一度やってみたかったんです。
(↓のが作った動画になります。よければご覧になってからお読みください)

動画を録画するのに大変苦労した

一番苦労した点がこれ。音が出ない、専用のソフトがインストールできない、できても音が出ない。。。

いざyoutubeにあげようとなっても、チャンネルの作り方やタイトル、公開の仕方などがわからず四苦八苦。
動画あげるのなんて、時間がかかるだけで楽勝だろwと思ってた自分が甘かった・・・苦労しましたが、おかげで基本的なことは覚えました。今後はサクッと上げていけそう。


ポメラで脚本を書いとくとかなり楽


脚本について。今までは、「考える作業」と「ツクールでの制作作業」を同時進行。
結果、途中でセリフなどに悩み、つまずき、飽き、夢の彼方へ。なので今回は、過去の失敗を糧に、初めて脚本というものを用意してみました。
ノートに全体イメージを書きなぐルところから始め、オチのシーンを膨らませる。オチが決まったら、オチから逆算するように必要なやりとりと流れを考える。そして不必要な要素やボツ案を削り、全体の流れが見えてきてようやく脚本を書き出したという形。

脚本はポメラを使ったのですが、これが大成功!!脚本作りはめちゃくちゃ捗りました。小説家っぽいことをしているという自分への酔いが気持ちいい。今後もポメラは必須です。

こうして出来上がった脚本のおかげで作るべきキャラ、場所、場面、がはっきりして全体像が見やすくなったんですね。結果、進捗状況も把握しやすくなり、モチベーションもアップしました。このやり方が自分のパターンになりそうです。作業のパターンを身につけれたのはでかい。


RPGツクールMVの必要な操作や仕組みを覚えた

最初はジェネレーター(キャラの目や髪や服などを自分で決めて作れる機能)で作ったキャラの保存の仕方も分からなかったレベル。MacBookでの操作もあやふや。
そんなところから調べたり試行錯誤しながら、1つずつちょっとずつ覚えていったわけです。
ジェネレーターで作ったキャラの保存の仕方。ダウンロードコンテンツの取り込み方。セリフの制御方法。セリフにウェイトをかけたり大文字にしたり。イベントの発生のさせかた。キャラの動かし方・・・
実は今回の制作の狙いの1つでもあったのが、ここ。基本的な操作を覚えれるようにイベントを演出しました。これだけ覚えられたなら、もうなんでも作れそうな気がしますよ!!短くてもくだらなくてもいいから何かを完成させること、大事。


当初との変更点

当初は、「売れないギルドに久しぶりの客が来て奮起する」お話でした。ギルドの経営者・雇われてる戦士・居候している魔法使いというパーティ。けど、ギルドの設定がめんどくさくなってやめました。貧乏パーティになったのは、その名残。

薬草を取りに行く理由もカット。
「村長が役員会議に出たくないから仮病で腹痛のふり→これを信じてしまった孫が薬草を取りに行ってしまった」という話の予定だったんですけど、じいさんのキャラが強くなりロリコン兵士のオチが弱くなるのでは?と考え、じいさんをモブ化。ごめんよじじい。
ここだ!というシーンを際立たせるために他のシーンを変えていったわけです。

森も最初はダンジョンで奥にアジトにしてたんですけど、ゲームよりお話重視にしようと、ゲーム要素を減らすために森の入り口に商人が登場することになりました。ボスとの戦闘がないのもそういう理由です。
制作の目的が「完成させること」「シナリオを作ること」だったので、迷った時はそこを判断基準にしたわけです。

最後に:制作の目的が大事


作っていると、当たり前ですが色々悩みます。このシーンは必要か否か。このやり取りは面白いかどうか。ここまで作るかどうか。このネタは挟むかどうかetc...
そんな時に判断基準となったのが、制作の目的。

・作りきる
・オチはロリコン兵士
・そんなに長くなりすぎないシナリオ
・Twitterやyoutubeにアップする

こういった目的があったので、迷っても判断して前に進めることができました。これは今後の制作にも生かしていきたいです。

まだまだ作るぞおおおおおおおおお!!
でも次は、長くても5分だな。

(↓以上を読んでもう一度見てみると発見があるかも?)


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