日記 2019.6.1

‪水無月。

かわずのネが犇めき合っている。

私の吐いて捨てた言葉なんかに手を合わせるな 有難がって大層な額縁などに入れるんじゃない 送った言葉には気付かないお前が 決して助ける気などないお前が そんな創作物に涙を流して 私を知ったつもりにでもなったか‬


水の張られて満足げな田園におちる夕陽の赤いこと。つくりもののイチゴ味(無果汁)に無数の命が浮くのを感じている。日照りの中分離した牛乳が透明な悲しみを光らせ、ただの汚れと消えていく。



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