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グルメ番組の美味しい


私は外食をしない方である。
だからグルメ番組は見ないことが多い。
人が美味しい物食べるのを見て、何が楽しい?と思ってしまうのだ。
それでもレシピは知りたい方なので、なんとなく見ることはある。

そんな風だから、グルメ番組の見てるとこがちょっと違ってるらしい。

食べる人の間の取り方とか作法とか芝居の具合とかを観察してしまう。

そこで発見したのは、その料理が本当に美味しいを見破る方法である。

あまり美味しくない物、その人の口に合わない物は、
食べてしばらく経ってからの取って付けたような、とりあえず言っとかないと的な「美味しい」である。

本当に美味しい物を食べた時は、一口食べて噛みしめたらつい「ウマイ!」って言ってしまうらしいことだ。
これはベテラン俳優だろうが関係ない。
芝居でなく反応なのだ。

そしてとってもとっても美味しい物を食べた時には、なせか人は笑うのだ。
美味しい過ぎて幸せになるのだろう、満面の笑みである。
それから仰け反って、幸せそうに笑うのだ。
生きてて良かった!的に。

これは多分誰でも同じ反応をするよな気がする。
食べた後の反応がそれなら、その食べ物は間違いなく美味しいに違いない。

すごく美味しい物を食べた時、人は絶対幸せを感じるのだと思う。

美味しいという感覚は人それぞれで、家の味とか家族の作る料理の味とか個人の嗜好とかで違いが出てくるから、美味しいは難しいのである。

それでも美味しい物を食べるのは、比較的簡単に感じられる幸せであると思う。

もう大型連休に突入してしまった。
どこにも出掛ける予定もなく、外食もしない私の連休の美味しい幸せは自分で作るしかない。
新鮮で美味しい材料に出会うか、まぐれ当たりの上出来の料理しかないのだが、美味しくなあれの呪文を唱えながら楽しむのである。

さて、何食べよう?
レシピ検索して、美味しくなあれの呪文を強く唱えて、頑張る私のGWである。

幸せ感じられるかも?


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