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<質問箱への回答>おしゃれの秘訣とは


質問箱にこんなご質問をいただきました。

ご質問

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こんなふうにお答えしました。

回答

装いというのは「これ」という自分のテイストが決まると自然と「おしゃれ」に見えるんですけれども、そのしっくりくる「これ」を見つけるのが難しいんですよね。

個人的には、ホロスコープを客観的に分析する作業は、装いをおしゃれに見せる作業と相通ずるものがある気もします。

私はおしゃれではありません

あ、断っておきますと、私はそんなにおしゃれなほうではないです。少なくともこじゃれた、気の利いた、洗練されたおしゃれができる、誰から見ても「あの人おしゃれね」って感じのタイプではないです。

けど、これまでに相当失敗もしてきて「これ」というテイストまではいかなくても偏愛するテイストはだんだん分かってきております。そんな人間が何か言ってるという前提で聞いてくださいませ。

占星術で似合う装いを見るには

おしゃれについて占星術で見るには、
アセンダント(見た目の雰囲気、人に与える印象)のサインとアセンダントへのアスペクトでもともと持っている雰囲気に合致する見せ方を探る
で「こう見られたい」「これは避けたい」というこだわりポイントを抑える
金星でテンション上がるファッションテイストを把握
太陽(と場合によってはMC)のサインとアスペクトも目配り
…と、複数のポイントを総合して考える必要がありますね。

※アセンダントと太陽、月(のサイン、アスペクト)は、人によって割合の差こそあれ、やはり雰囲気に出ると思います。

ホロスコープの解釈とおしゃれの秘訣は同じ

この、ホロスコープを読む際の「複数ポイントに目配りしつつ総合して考える」、というのがおしゃれの秘訣と通ずるものがあるのでは、と思うのです。おしゃれの秘訣はまず一にも二にも客観性なのですよね(だから天秤座はおしゃれと結び付けられてるんですね)。客観性はホロスコープを読むときにも必要なものだと思います。

そして、おしゃれには「守り」と「攻め」の両面が大事と感じますが、攻めのおしゃれには金星成分がおおいに必要だと思います。

ダサさを排する「守りのおしゃれ」

手っ取り早くおしゃれに見えるようにするための「守りのおしゃれ」とはずばり、先ほど言及した「客観性」をもって「ダサさと違和感を避ける」ことで、「似合わない」とか「統一感がない」とかからくるダサさと違和感を排除していくと自動的にそこそこおしゃれに見えるようになるのですが、守りだけだと身も蓋も味気もなく量産型に陥りがちに。

「無難」で終わらないための「攻めのおしゃれ」

そこで必要になるのが攻めのおしゃれです(おしゃれに守りとか攻めとか言ってる時点でおしゃれ感9割減だよねって自分でも思いながら書いてますが、他にこのニュアンスを伝えるための良い言い方が思いつかないのでとりあえずこのままいきます)。

攻めのおしゃれはなりたいイメージ、理想のセルフイメージを持つこと、「わあ、これ素敵!」「着てみたい!」と思う服やテイストを知り、なるべくそれに近づけることです。

この攻めの作業をするときに金星を活かすのはすごく大事なんではと思います。ファッション雑誌やインスタグラムや好きな映画とかなんやかんやから「あーこの感じ好き、素敵」って思うものを見つけて脳内イメージファイルにストックしていくこと、装いをそれに近づけていくことですね。

これをすると自分の気分も上がるし、人から見ても何か引きつけるものがあるおしゃれができるようになるのでは、と思います。

たぶん「好き」や「素敵」を探す作業をしている過程で結局金星のサインやアスペクトが暗示するような方向性のものが好きなことに気がついたりできるので、星クラ的には一石二鳥ですね。

ここで気をつけたいのはいきなり攻め=なりたいイメージに近づける作業からしないってことですね。好きなテイストが自分に似合うテイストから全然離れてたりすると違和感ある→ダサいになりがちなんで、まずは守り=客観性をもってダサさと違和感(=似合わない)を排除し、似合う、似合わないを把握してからが金星の出番なのではと。そうすると、どのように心ときめくテイストを自分の似合うかたちで取り入れたらいいのかも考えやすいと思いますので。

その似合う、似合わないを把握するのがホロスコープを読む作業と似ているし、ホロスコープを読むことで似合う、似合わないを把握するヒントを得ることは可能なのではないかなと思います。

<おわり>

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