見出し画像

<質問箱への回答>子どもとの過ごし方

3月に入ってから、質問箱にこんなご質問をいただきました。

ご質問内容

画像1

まじめに回答したので(質問箱にいただいた質問にはいつも真面目に回答してますが)、こちらでもシェアします。以下が回答です。


回答

お子さんといると気が抜けず、オンの状態が続き疲れ切ってしまうのは、日頃からとてもがんばっていらっしゃるからですよね。ご質問者さんの毎日のがんばりを賞賛したいです!

とりあえず、「オン」をなるべく「オフ」にするために日頃私がやっていることを回答させていただき、子と過ごすときにしていることを後半で答えています。少々長いのでお手すきのときにゆっくりお読みいただければと。

まず、オン状態が続いてしまう件について。

オンをオフにするためにしていること

私の場合は、オンの状態が続きすぎないように、わりとすぐに「お母さん今日疲れちゃったから横になるわ」とか「今日は何か眠いなー、ちょっと昼寝するね」とか子どもに言って実際横になったり寝たりしています。

あとこれはオン/オフ関係ないけど「お母さん〇〇に行きたいから一緒に行かない?」とか「〇〇行くからついてきて」もよく言います。

これらには結構良いことがあるのではと思っていて、
1.やばいときは早めに自分から「オフに入りまーす」と宣言して休むことで、コンディションを保ちやすくなる

2.親が完璧でないところを見せることで子どもに「親は完璧な生きものではない」ことと「自分も完璧でなくていい」という両方のメッセージが伝えられる

3.親が自分の希望を気軽に口に出すことで、子どもに「自分も気軽に希望を口に出していい」というメッセージが伝えられる
(子どもが「やりたい」「〇〇行きたい」と言ったことは、もしすぐには実現できない場合も「そんなん無理」ではなく「おー分かった、今すぐには行けないけど、いずれ行けるようにしようね」とか返事するようにしてます)

などの良いことがあるのでは、と思っています。
子どもは先入観がないせいか、案外親が「疲れた」とか「眠い」とか「だるい」とか言っても特に引いたりなじったりせず「ああ、そう」という感じで聞き入れてくれます。

子どもは「優秀な親」ではなく「何となく大体いつも機嫌のいい親」を求めているんではと思うので、あまり毎瞬間、常に最高点を叩き出さなくても、1週間とか1か月とか1年単位で胸躍る瞬間が作れたら、それで十分なのではと思いながら過ごしています。

子どものことを心配しすぎていたときに心の中で起こっていたこと

ご質問の中で個人的に気になったのが、「心配しすぎて自然に遊んだり楽しいことをしたりができない」というところです。

私もそういうときがありました!

私の場合を考えてみると、子の成長に何となくゴールや理想を設けすぎていたときだったかなと思います。ベースに「こういうふうに育ってほしい」という気持ちがありすぎて、自分の中の「理想の子ども」フィルターや「理想の親子関係」フィルターを通して子どもを見ていたときがありました。

何をするにも「嫌な思いを極力することなく100%楽しんでほしい」みたいなのもあり、楽しむよりも結果をコントロールしたい気持ちが勝ち、いつも何となく焦っていて、神経が張り詰めていました。

徐々にそうでなくなってきたのは、子ども自身の伸びる力を信じられるようになってきたからかなと思います。子には子の人生があり、成長の仕方があり、そのとき一番いいかたちで伸びていくだろう、と思っていけるようになると、「自分がとにかくがんばらなければ」という気持ちが薄くなって、ちょっとずつ楽になっていったような。

あと、そういう心持ちの部分だけでなく、とりあえず心配だと感じていることを避けるように生活するのもいいですよね。

コロナウイルスが心配なら、やはり外出時は細心の注意を払うか、なるべく外出せずに暮らすのがいいんだろうなと思います。家で楽しく暮らすために多少何か新しいおもちゃやボードゲームなどを導入したりなどするのもありだなと。

子どもといるときにいいテンションを保つ過ごし方

また、子どものテンションを何となく高め安定に保つためにいくつかやっているのは、以下のような感じです(全然珍しいものはないと思いますが一応…)

・とりあえずテンションの上がる食べものを用意しておく←何だかんだ言って、食べものが最も機嫌が良くなるし気分転換になりますよね。煮詰まったときに「◯◯食べる?」って呼びがけたら「わーい」ってなるものを用意しておくと、それだけで安心できますね(笑)

また、もうされているかもとも思いますが、パンケーキは興味があったら一緒に作るなどすると、それだけでちょっと「今日はちょっと特別なことした」感が出ますね。一度子が気に入ったなら、私はわりと頻繁に何度も同じこと(パンケーキ作るとか)をしちゃいます。アイスや簡単なおやつを一緒に作るのも盛り上がりますね。

気分転換やお楽しみとしてはこんなことをやっています。

・模造紙を床に敷きつめてお絵かきする←上の子のときは何回もやりました。盛り上がりました。描くのはクレヨンもよいですが、油性ペンもくっきり線が出て子は喜びます(はみ出してもいいように紙を敷きつめる必要があります)

・影遊び←最近3歳息子とやっているのは影遊びです。暗い部屋でスマホのライトをオンにして床に置き、天井に影を映して遊ぶ。遠近感を利用すると、影がいきなり大きくできたりして、シンプルながらかなり盛り上がります。

・散歩←家にいて嫌な空気になっても、親も子も外に出ると機嫌よくなりますよねー。とりあえず外に出て近くのコンビニとか家の周りをクルッとして帰るとか。ちょっと気晴らしになります。
・お茶しに行く←もしテラス席があったりとか、広めのカフェがあるなら、そういうところに行ってお茶するのもいいですよね。うちは最近10歳の息子とスタバに行ってテラス席でお茶したりしています。

・DVDやアニメの録画をひたすら見る←子らが気に入っているジブリとピクサーのDVDや、アニメの録画があるので気に入ったらひたすら見せたりもしています。自分がテレビっ子だったせいもあり、あまり長時間テレビを見せることに抵抗がなく…これは親御さんによって意見が分かれるかと思うのですが。例えば猛烈に疲れていてお子さんの相手をする気になれない日などはDVDデーにしても良いのでは。

もうしばらくお子さんと1日中過ごす期間が続きますね。日々、なるべく消耗せず、なるべく楽しんでいけるよう、エールを送ります。一緒にこの時期を乗り切りましょう~!

質問箱はこちら。随時ご質問を受けつけています。↓

回答はTwitterにまず載ります。Twitterアカウントはこちらです↓
https://twitter.com/__fumie0000

サポートはさらなる学びと発信のために使わせていただきます。