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●完全版:5/20(月)◆「風邪薬」で意識が飛んだトラック運転手と、首都高速で起きた衝撃的大事故から、学ぶべきこと!



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ニッポン人の心と体を、「笑顔で」救う!

★完全版メルマガ「暮しの赤信号」★

2024年5月20日(月)号
No.4908

毎朝、早朝5時に、全世界に向けて2つの配信スタンドから、
合計約5200部を発行(日曜のみ休刊)

創刊日:2004/10/5

【注】まぐまぐ!から受信されると、上部に[PR]と記載した
広告が掲載されますが、当方とは無関係です。
◆◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆◆

『脱コンビニ食!』(平凡社新書)や『危険な食品』(宝島
社新書)などの著者で、食生態学者、そして日本危機管理
学会員でもある山田博士(ひろし)が配信。食べものだけ
でなく、人としての生きかたを考えます。なんともユーモ
ラスな文体が人気のようで……。





本日の「完全版」は、100%掲載です。

本日の「短縮版」は、後半部分の大半を短縮しております。

(毎回、後半部分に大切なことを書いている場合が多いため、
もし全文をご希望のかたは、後述のnoteをご利用下さい)。

ところで、本文全体の著作権は山田博士にあります。
今後も、皆さんのために活動したいので、コピーや転送など、
法に触れる行為は、絶対にお止め下さい。

皆さんには関係がないと思いますが、よろしくお願いします。

本日も1日、お元気で!





やあ、こんにちは。
山田博士(ひろし)です。
お元気でしたか!

今日もまたお逢いしましたね。
嬉しいです。

地球という星を平和にしたい。
そして子どもたちの頬(ほほ)に流れる涙をストップさせ
たい。

空をのんびり旅する雲たちを眺めながら、ぼくはいつもその
方法を考えています。

そのために、「食べもの」が人を180度変え、家族を変え、
文明を変え、歴史を変えてきた重い事実を、知ってほしい。





▼本日の目次▼

【1】

本日は、出来たてホヤホヤの「新作原稿」です。

後日、電子書籍「社会の裏側!」として公開するつもりです
が、いつになるかは未定です。ただ、毎回、読者限定で、こ
の欄で先行して提供しています(「短縮版」は、前半だけ)。

(隔週月曜日に、この欄で、本邦初の原稿を発表しています)

【2】

あなたやあなたの家族をいのち懸けで救う、山田博士作品集。
今回は、下記の作品です!

★『100歳人に習った、首の運動だけで簡単にできる頭を
惚(ぼ)けさせないこの方法!』
(即実践・第7話)






【1】今回のタイトル

===========================

「風邪薬」で意識が飛んだトラック運転手と、首都高速で起
きた衝撃的大事故から、ぼくたちが学ぶべきこと!

~「市販薬」を安易に使わないで下さい。総合感冒薬(風邪
薬)では、なんと9例に後遺症が残り、8例が死亡しており
ます。副作用の怖さは半端(はんぱ)じゃないんですね~

===========================

(隔週月曜日に、この欄で、本邦初の原稿を発表しています。
お楽しみに!)





【目次(概略でもあります)】

★第1章

この事故を知って、ぼくは、過去に例を見ないほど、ショッ
クを受けました。なぜなら、この事故に巻き込まれたのは、
大型トラック4台と乗用車3台のはずなのに、写真や動画を
何度見ても、3台の乗用車は、どこにも見えないのです……

★第2章

そして、症例数が最も多い総合感冒薬(風邪薬)では、なん
と9例に後遺症が残り、8例が死亡しております。先述した
トラック運転手の証言にあったような「風邪薬」では、後遺
症が残ったり、なんと死亡例もあるわけですね。副作用の怖
さをぜひ知ってほしい……

★第3章

それじゃ、「市販薬」の成分を、商品名で挙げて述べてみま
しょうか。頭痛薬や解熱鎮痛剤には、主に下記の6成分が
使われております。商品名としては、たとえば「バファリ
ン」(ライオン)や「ケロリン」(内外製薬)などがあります
が、もちろんどの薬にも歴然とした「副作用」があること
だけは避けられません……

★第4章

こうした「市販薬」の代表格として、咳止 (せきど) めの
『エスエスブロン』(エスエス製薬) 、あるいは風邪薬の
『パブロンゴールドA錠』(大正製薬) などがあります。
でもこれらには、すべて麻薬成分や覚醒剤成分が含まれているん
ですね。つまり……







★第1章

この事故を知って、ぼくは、過去に例を見ないほど、ショッ
クを受けました。なぜなら、この事故に巻き込まれたのは、
大型トラック4台と乗用車3台のはずなのに、写真や動画を
何度見ても、3台の乗用車は、どこにも見えないのです……



まず最初に、今回の「事故」でお亡くなりになられた3名の
かたのご冥福を、心よりお祈りいたします(パソコンの前で、
静かに手を合わせる)。

さぞや無念だったことでしょう。

無念と言うより、そんな思いを感じることもなく、本当に突
然、いのちを奪われた。

東京と埼玉に連なる、今回の首都高速で起きたこの交通事故
は、事故というより「戦争」です。

そう、戦後の日本社会の歪(ゆが)みが、ここにきて、グッ
と押し詰まった状態で起きた、起こるべくして起こった「悲
惨な戦争」だと、ぼくは思っております。

後述しますが、まるでチャップリンの映画のように、人を機
械のように使って、日本は先進国でござい……なんておだて
られたこの国で、まさしく必然的に起こった戦争なんですね。

ぼくは日本が大好きですが、いまこそ、戦後のウミを出すべ
きだと思っています。

いつまでも、このような事態のままで放置していてはいけな
い。

★★★

よくマスコミたちが言う「交通戦争」……などという、そん
な軽い言葉じゃない。

もっと大きな目で見た、まさしく「●●そのもの」なんです
ね(●●は、あとの「設問です」をご覧下さい)。

なぜなら……。

そうそう、その前に、今回のこの「戦争」の概略を、ザッと
述べておくことにします。

東京の警視庁によりますと、2024年5月14日、午前7時半
過ぎ、首都高速5号池袋線下りの美女木(びじょぎ)ジャン
クション付近で、大型トラック4台と乗用車3台の事故が起
きました。

この事故を知って、ぼくは、過去に例を見ないほど、ショッ
クを受けました。

★★★

なぜなら、この事故に巻き込まれたのは全部で7台なのに、
写真や動画を何度見ても、3台の乗用車の姿は、どこにも見
えないのです!

大型トラックなどは見えているのですが、つまり、大型トラ
ックに追突され、前に止まっていた大型との間に挟(はさ)
まって、影も形も無くなったのですね。

そして、これらの乗用車は炎上し、空高くまで、炎と黒い煙
が立ちのぼっていました。

まるで、そのとき燃えながら亡くなって行く、3名のかたた
ちの怨念(おんねん)が、空高く立ちのぼって行くかのよう
に……。

その乗用車に乗っていた3人は、全員亡くなりました。

★★★

渋滞の列に、後ろから最初に衝突したトラックを運転してい
た男性運転手は、「ぶつかった時、意識はありませんでした」
……と話していると言います。

そして、その後の取材によると、「風邪をひいていて風邪薬
を飲んで運転をしていた」とも話しているようですね。

彼は、その事故前日は午後1時に仕事を終え、当日の5月
14日は午前3時から仕事をしていたということなんです。

警視庁は勤務状況などを含め、危険運転致死の容疑も視野に、
捜査を進めているとのこと。

今回のこの「戦争」には、いみじくも、大きな二つの視点が
重なっております。

一つは、もうかなり以前から指摘されていた、運送業界の深
刻な「2024年問題」。

そしてもう一つは、彼の供述が本当なら、風邪薬を飲んで運
転していた」……ということ。

★★★

そのため、ただ単に、運送会社を捜索するだけでは、表面し
か、その原因は分からないでしょうし、今後も同様の「戦争」
が各地で勃発するはずです。

根本的な解決として、どう対処すべきか。

今回のこの「戦争」が報じられたとき、ネット民からさまざ
まなコメントが寄せられていました。

もちろん、表現の自由は保証されていますので、何を表現し
てもいいとは思います、

そうでなくては、日本に近いどこかの独裁国のように、国民
が何も行動できなくなりますから、それはそれでいいのです
が、でも、どんなときでも、気をつけることはあります。

なぜなら、こうしたコメントの内容がいつも、為政者(いせ
いしゃ)たちの思惑どおりなんですね。

つまり、「国民同士」が互いを指さして、いがみ合う。

今回のこのトラックの運転手も、まさしく「弱者の一人」で
しょう。

その弱者を、ネット民という弱者が、非難するわけです。

しかも、いかにも自分が正義だという顔をして……。

これで、誰が喜ぶのか……ということなんですね。

★★★

下記のようなコメントがありました。

「3人も人を事故死=殺しておいて、実は原因は風邪薬でし
たーって言われたら、遺族は絶対に納得なんかしないよ。
社会も許さないでしょ」(文体ママ)

まあ、言いたいことは分かるのです。

でも、上からの目線で、そういうことを平気でネットで述べ
ることなど、ぼくなら絶対にできません。

このトラックの運転手も、他人をこれだけも殺すことになる
なんて、当日の朝、出発する時刻には、思ってもいなかった
はずです。

でも、当日は、午前3時から仕事をしており、体調が少しぐ
らい悪くても休めなかったのかもしれない。

同僚の手配もできず、風邪気味でも休めないため、仕方なく
風邪薬を飲んで、無理して頑張って運転していたのかもしれ
ない。

★★★

もしそうであれば、これは、先述したように、運送業界の深
刻な「2024年問題」が関係しているのかもしれません。

そして、もし、彼の証言どおり、風邪薬の影響があれば、こ
の一人のトラック運転手だけをどれだけ責めても、今後の解
決には、1ミリも結びつかないでしょう。

どのような悲惨な事故や事件であっても、それを今後どのよ
うにして防ぐのか。

さまざまな面から、それを全力で考えることこそが、ぼくた
ち人間が人間である「証左」なんですよね。

どこかの国のように、さまざまな事件が起こるたび、それを
どのようにして国民に分からないように隠蔽(いんぺい)す
るか。

そればかりを考えているような国には、未来は無いはずです。

そして、弱者である国民同士がいがみあうような社会には絶
対にしないこと。
許さないこと。

江戸時代のように、「士農工商」の下層にさらに非人などの
下層の身分を作り、互いが非難しあうような仕組みは、支配
者たちが作り上げたものです(いやあ、よく考えましたな
あ。笑)。

今後、さまざまな事件や事象に出会うたび、ぼくたちもけっ
して同じような過(あやま)ちは繰り返さないようにしたい
ですよね。

★★★

まあ、それはともかく、先述した運送業界の深刻な「2024年
問題」については、今回は、ここでは述べません。

それについては、また稿(こう)を改めることにします。

今回は、いみじくも、先述のトラック運転手の証言にもあった、
風邪薬も含めた「市販薬全般」……について、少し述べてみた
いなと思うんですね。

だって、これは誰にでも起こることですから。

これについては、以前にも述べたのですが、この「クスリ」
というものを、とくに日本人はきわめて好きな民族なんです。

その背景には、先ほども述べましたように、日本人が自分の
体を酷使して働くしかないこと。

そのために、仕事を休めず、市販のクスリを安易に求めて服
用し、無理に働く。

それは民間企業で働く人も、政府や自治体の役人たちも同じ
です。

そのような、戦後長く続いてきた日本社会の歪(ゆが)んだ
結果が生んだものなんですね。

それをこそ、まず考えなくてはなりません。

★★★

そのため、無理に仕事をせざるを得ないがため、たとえ風
邪気味であっても、安易に市販のクスリなどに身を任せて
しまう。

だけど、たとえば、そうした風邪薬には、先述のトラック運
転手の証言にあるように、睡眠を誘う成分など、かなり危険
なものが含まれているわけですね(それどころじゃない、衝
撃的な成分が含まれていることなどは、後述します)。

だから、本当は、そのようなクスリを飲むにしても、そのあ
とに運転などは絶対に控えるべきなんです。

でも、そのようなクスリを使う人は、逆に、仕事で運転をす
るためにこそ、クスリを飲み続けるわけです。

だって、考えてみて下さい。

そうした市販の風邪薬にどういう成分が含まれているのか。
そして、その危険度はどれぐらいなのか。

あなた、学校で習いました?(笑)

そう、誰も知らないわけですね。

★★★

そして、大事故を起こして初めて、世間から攻められるわけ
です。

でも、そのときは、すでに遅し。

クスリの箱の中にある、あの細長くて薄い紙に、細かい文字
でびっしり、ナニヤラ訳の分からない説明文が書いてありま
すが、あれを注意深く読む人なんていますか。

製薬企業たちも、服用する人に読んでほしくないため、あん
な細いフォントで、読みにくい文章を入れているのでしょう。

もし、本気で読んでほしいのなら、もっと文字の色を明るく
するとか、大きくするとか、可愛いイラストを入れるとか、
文章を小学生でも読めるように分かりやすくするとか……
いろいろと工夫するはずです(まあ、読んでほしくないので
しょうなあ。はっきりしています。笑)。

だけど、それを注意深く読んだにしても、そうした書かれて
いるカタカナ用語の意味を、どれだけの人が理解できている
のかしらん。

みんな、仕事で忙しいためもあり、自分で勝手に納得しなが
ら服用しているわけですね。

★★★

いったい、こうした「市販薬」とは何ぞや。

じつはね、大きな声で言えないのですが……麻薬成分が、えっ
と、コチョコチョ……(笑)。

これじゃ、先述のトラック運転手サンじゃなくても、誰でも
意識など、飛んでしまいますわな……(省略)。

★★★
★★★
★★★

「短縮版」では、これ以下の後半部分、約50%のページを
省略しています。

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