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#散文
空の歌 2023秋 たった一人のあなたへ
お久しぶりです。姫崎ゆーです。
2023年秋、おもにX(旧Twitter)に書いた短歌他散文です。
最初はとある女性へのお見舞いのつもりでその方に届けばよいかな、と明け方早くに起きて朝陽が昇る空の写真とXに投稿していたものです。思うことあり、noteにてあらためて投稿いたします。
以下、私がXに投稿したものからです。一緒に空の写真も添えていましたが今回、写真は一部公開、他は私の個人的事情で割愛
孔雀の花火 フェイジョア
フェイジョアが咲いている
懐かしい 懐かしい花が咲いていたその病院の植え込みに近寄る
針を刺した乳房から滲んだ血の色に似てるなとギュッと痛む胸を押さえた
庭の真ん中に植えられていたフェイジョアの木に花が咲いているのを見つけた子供の時の心を思い出した
果実は緑色だったはずなんだけどとフェイジョアを植えてくれた父親を思い出したら痛む胸が余計にチクリと痛んだ
フェイジョアもさくらんぼも桃