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人流データ×自社データの可能性 | Webセミナーレポート(23/8/24 開催)

はじめに

こんにちは!
今回は、8月24日(木)に開催したセミナーでの講演内容の一部をお届けします。

このセミナーではGEOTRAの代表取締役社長 陣内が登壇し、「人流データ×自社データ」をテーマに、その可能性や、実際のGEOTRAのデータ利活用例をご紹介しました。

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事業概要

当社事業概要

GEOTRAは、位置情報データ活用のプロフェッショナルとして、ひとりひとりの移動やアクティビティが分析可能なGEOTRA Activity Dataをお渡しするだけでなく、お客様の自社保有データを始めとする他データを掛け合わせたクロス分析や、分析レポートサービス、専用ダッシュボードの開発等、多種多様なサービス展開を通じ、お客様の課題解決を支援しております。

自社データ活用の課題

私たちのお客さまの多くは、コスト削減や収益率の向上を通じたコア事業の強化だけでなく、新規市場の獲得のためにDXを活用する動きを推進しています。
データ利活用の際に課題となるのが、適切なデータの選定やデータ分析基盤の構築、あるいは全体の青写真の設計です。

データ利活用における課題

GEOTRAは、データの選定から分析基盤の構築、データの掛け合わせに至るまで、個々のお客さまのニーズに合わせたテイラーメイド分析サービスをご提供することで、こうしたお客さまの取り組みを支援しています。

データ棚卸しのイメージ

GEOTRAでは、人流データだけでなくお客さまのニーズに応じたデータ要件の整理やデータの掛け合わせなど、包括的な棚卸しを実施しています。

データ棚卸しのイメージ

活用可能なデータにはオープンデータや有料データなどの外部データとお客さまが保有する内部データが存在し、目的から逆算した収集がカギとなります。

ユースケース紹介

ユースケース1: 設備設置エリアの選定

お客さまにとって、駐車場や自販機、店舗などのアセットの配置は、戦略的な観点から非常に重要な意味を持ちます。
こうした場面で人流データと自社データ(eg. アセットの稼働率、周辺人口)を掛け合わせることで、定量的な使用予測が可能になり、アセットの設置に関する新たな示唆を得ることができます。

人流データを用いた地理空間クラスタリングの例

このプロセスで活用されるクラスタリング技術についてご紹介します。
クラスタリング技術とは、データ間の類似度に基づいてデータをグループ分けする手法で、特徴ごとにエリアを細かく分割することができます。
共通する項目ごとにエリアを括ることで、エリアごとの特徴が可視化され、エリア単位の料金設定や、ポテンシャルゾーンを特定する際に役立ちます。

ユースケース2: 自社ユーザー・市場トレンドの把握

現状、お客さまの多くは、自社データの分析にあたって特定の指標に絞った分析(eg. 解約率、売上)を実施しています。

DXにおける包括的なユーザー理解の為のデータ活用の支援

人流データと自社データを掛け合わせることで、ここからさらに踏み込んで、自社の顧客の特徴や購買行動、潜在的なターゲット層などを含む、包括的な「ユーザーの顔」を把握することができます。
そして、この分析結果を根拠に、より効果的な施策を打ち出すことができます。

まとめ

ここまで、ご覧頂きありがとうございました。

以上のように、人流データと自社データを掛け合わせることで、自社データに新しい意味を付与し、既存事業の効率化だけでなく、新しいビジネスの創出につなげることができます。

GEOTRAでは、データ利活用の伴走役として、お客さまのプロジェクト推進を一気通貫でサポートしております。ご興味をお持ちの方は、お気軽にご連絡ください。

弊社へのお問い合わせ先
メール:sales@geotra.jp

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