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助成金、落ちた

先日申請した助成金、採択一覧に名前がなかったことから不採択であったことが判明しました。

意外と残念という気持ちはない。
採択になっていたらけっこう業務が増えて対応が厳しかったこともある。

私の問題意識は、審査員に伝わるほどクリアにはなっていなかったから、仕方ないと思う。

就職氷河期世代、
結婚、こども、家、車、そういうものを持つことが想像できない生活。
自尊心、
このままいったらいつ「無敵の人」になるかわからない恐怖感。
そういうものへの問題意識や対応を伝えたかった。

が、伝わらなかった。

それだけの根拠を示すことができなかったこともあるし、
表面的に問題が起きていない人の心のうちまで取り上げるより、
今みえているものに投資することが有効と判断されたのだと思う。

関係者にもこの温度はうまく伝わっている気がせず、
もうこのことは終わりにしようと思ったが、
「これって本当は大事だよね」と言ってくれた人もいないわけでもなく、
しばらくくすぶらせておくのがいいかと思う。

標準、にいく気がなかったわけではないのに行けなかった、
そこでこじらせた、
多くの人は折り合いをつけて生きているだろうが、
そちらにいけなかった、こんな人に救いはあるのだろうか。

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