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画廊の楽しみ方ーーなんで画廊に足を運ぶのか(39)

 社会の中での輝くこと、それがアーティストのありようですが、どの場所で輝けるか、それは、残酷な神の差配と言えるかもしれません。

 ある人はツリーのテッペンの星かもしれません。そして、もみの木の下の方の柊の葉かもしれません。
 
 ひととひとが作る社会といわれる大きな広場で、表現という要素に荷電されたアーティスト、それぞれの何をもって成功とするか。

 美術館での大きな企画で、取り上げられる。たった一人のひとが一生大切にしてくれる。誰からも認められず忘れられていく、、、。
 大きな時空に放り投げられて、乱雑に蠢く。

 アーティストの話ですが、別のものを行動原理とする有象無象も、そうかわりはないでしょう。

 ただ、社会的な評価は、人間の価値ではないということ、そこは、わけでおいた方が良さそうです。

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