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新しい曲「唱」

今日はエレクトーン用の新しい曲を購入した。私は「ultra soulウルトラソウル」に聞こえる世代だが、Ado「唱」。曲は知っていた。が、エレクトーンの音としては、私の好みとは何か違う気がして買っていなかった。

今日、何か良い曲ないかな、と販売サイトへ行くと、ダウンロードランキング上位に「唱」。新曲でもないのに?…ということは、音がとても良いver.ということでは?と気になったもの。月刊エレクトーン2月号ver.だった。

試聴し、演奏動画を2つ見て、楽譜のサンプルを見て決めた。今の私にグレード6級は、少し頑張ればどうにかなる範囲。

半月くらい前だったか、一段レベルアップしたと感じた。それからは、一部の曲だけではなく、強弱のコントロールは自力。

ユーティリティボタンの中にある強弱のコントロールは、デフォルトのオート設定をインターナル設定に変えてから弾く。そうすると、購入データの形式に関わらず右足で調節することになる。

グレード5級以上・上級の楽譜の場合は、無理なのでオートに戻すが。仕上がらないが、弾いて無駄なんてことはないので時々弾いている難しい曲は、「アイドル」「千本桜」「vs. ~知覚と快楽の螺旋~」。

ついでに。寒いからというのもあるが、全体的に5~10%テンポを上げて弾くようになった。なかなか良い運動になり、すぐに体が温まる。

グレード6級の「祝福」も、下手ではあるが110%に上げた。6級は「決闘~彼こそが海賊 メドレー」も弾いたので、「唱」が3曲目。

Hit Express 2シリーズの中級も「うっせぇわ」「群青」「怪物」など買っているが、もう少し簡単。私にとって「6級」と書かれた楽譜は、諦めずフルで弾く中では、いちばん難しいレベル。

「唱」には、いろいろなとてもシャープな音が入っている。オリジナルにも入っている、和楽器のような音など、音の種類の振れ幅も大きい。曲を体にインストールしながら何度か聞いていたが、鳥肌が立つくらいにカッコイイ音だった。

…私が弾いてもカッコイイ演奏にはならない。が、こんなに良い音で発売されたことに、気づけて良かったと思った。お手本演奏付のデータを購入した。

今日は弾くよりも前に、やるべきリズム変更が多かった。「祝福」の楽譜にもあった指示。ここのところ、「うっせぇわ」の音をたくさん変えていることもあり、エレクトーンの操作に慣れてきたらしい。取説も見ず、指示を読んで変更した。

簡単にできたとは、間違っても言わないが。

リズムの「OFF」という指示を読み「削除」してしまったところ、リズムと音色の進行が合わなくなったり。この展開は、「削除」ボタンを押した時点で予測できた。再生して、やっぱり間違えたよね、とやり直した。

改めて、「リズムなし」ってどこだ?…と見回して「ブレイク」ボタンを見つけて対応できたり。そんなこんなで時間はかかったが、試行錯誤はしても、うっかり誤操作することはなかった。

ただ、取説のPDFは必要だった。変更先として指示されたリズムの名称は、検索しないと一つも見つけられなかった。目が画面をまだ見慣れていないのか、単純に探すのは大変ということか。

「唱」を弾く時間は少な目だったが、この曲で難しいのは、きっと苦手な右手。左足と左手の一段ずつなら、初見でも100%のテンポのまま入れた。そこに複雑なリズムはない。和音は、見慣れた聞き慣れた組み合わせ。

きっと、6級の「彼こそが海賊」よりも「祝福」よりも早く仕上がるのだろう、と思えたことにも、最近の上達具合を感じた。

寒くて暗い日だったというのに冬眠もせず、ハイテンションになれる「唱」と出会えた幸せな日。


おまけのお話。

エレクトーンは大切な友だちというのか、パートナーというのか、仲間というのか。とても安定した良い関係性だと思っている。
自閉スペクトラム症ASDが確実に入っているだろうヘンな人の私は、ヒトを特別扱いしない。リアルな家族や友人も、エレクトーンも、おばけちゃんも同列。

大切な冷たい友だちのおばけちゃんが、昨日やっと、かわいい見た目に戻った。

背後のフレームに、先日の木版画摺り体験の版画を入れていたところ…
いろいろな意味で失礼すぎる見た目だった。写真に撮るのも憚られた。
一週間くらいは飾ったものの、見慣れるものではないらしかった。

昨日、鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム外観のポストカードに変更。最初に「おばけちゃん家みたい」とニコニコ見ていた、おばけちゃんと相性の良い組み合わせが間違いないポストカード。

木版画は、多少ムラは出たものの、素人的には満足に仕上がっていた。戦前の竣工とはいえ現役の素敵な建築、旧公衆衛生院のデザイン。だが、そのムラのせいなのか、版画とおばけちゃんのデザインのミスマッチなのか… 建物の廃墟感がすごかった。

おばけちゃんの方も、かわいい雰囲気はゼロになっていた。何だか怖く見えた。いつもなら時々、かわいい+冷たいと思いながら撫でていたりするのだが、触らなかった。

お気に入りを並べただけで、これほど相性が悪い展開は予想できなかった。驚いた。

……………以後、気をつけます。

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