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福岡県行政も頑張ろう(=^..^=)ミャー💖

行政の取り組み方には・・


(此のnoteでも紹介していました大阪市の地域猫活動のその後です)
大阪市へ愛護活動の要望を提出されていた、原田さんの活動報告の投稿を
全文ご紹介します。

矢張り行政と民間の愛護活動意識にはまだまだ大きな隔たりがあるようです。地域猫活動の推進には、各地域の行政の取り組み方に大きな差が有り、大阪などは或る意味積極的な活動を推進しているように思いますが・・

どの地域もやはり民間の活動が主体になると云うのは仕方ないのかもしれませんが、それでも九州でも、宮崎や熊本と云った処は、TNR活動等積極的な取り組みを行政が率先して行っているようです。
残念ながら福岡・北九州はその点、一歩も二歩も後れを取っているように感じます。早く全国一律の制度が整ってくれることを願っています。

大阪市への地域猫活動要請その後の状況

写真はネットから拝借しました

オンライン署名「 大阪市の街ねこ事業(地域猫活動)の条件である 自治会長の「合意書への署名」というハードルを無くして下さい」の発信者の 原田 玲子 さんが、最新のお知らせを投稿しました。

大阪市の解答(長文ですが・・)

2023年12月14日 — 
要望書に対して大阪市から下の通り回答を頂きました。

大阪市からの回答を以下引用します。
【地域猫活動は、環境省が策定した「住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン」において、地域住民と飼い主のいない猫(所有者不明猫)との共生をめざし、不妊去勢手術を行ったり、新しい飼い主を探して飼い猫にしていくことで、将来的に所有者不明猫をなくしていくことを目的とした活動と定義されています。同ガイドラインでは、地域猫活動にあたり、地域の合意形成、活動のルール作り、適切なエサやりの実施、トイレの設置、不妊去勢手術の実施等が推奨されています。

 本市では、地域猫活動の取組みを推進するため、所有者不明猫適正管理推進事業(街ねこ事業)を実施しています。同事業を活用していただくには、活動の窓口となる3名以上(少なくとも1名は地域住民)のグループを作ること、地域の代表となる方の合意を得ること、猫の不妊去勢手術1匹につき、2,500円を負担していただくこと等が条件となっております。また、同事業において、本市は求めに応じた地域への説明、捕獲檻の貸出、手術費用の一部負担や地域から動物病院への猫の搬送等を支援させていただいております。

 大阪市「所有者不明猫適正管理推進事業」実施要綱第3の3において、「街ねこ」とは所有者不明猫(特定の飼い主がなく、屋外で生息する猫)のうち、本事業の対象となり地域での生息が認められた猫と分類しており、また、第4の2及び4において、基本的な考え方として、猫を含め動物を好ましく思わない人の立場を尊重するものであること及び住民の合意による、地域の実情に応じたルールに基づき取り組むこととしております。
これらのことから、本市といたしましては、街ねこを地域で継続して管理していただくためには、地域の合意が必要と考えており、その確認のため、本事業の申請にあたり、自治会長等地域代表者の合意書を添付していただいております。

 今回、本事業が地域代表者の合意書を申請要件としていることについて、地域代表者に決定権を付与することに対する不公平さや、地域コミュニティを取り巻く環境、社会状況の変化等により、当該要件が事業拡充を阻害しており見直すよう御要望いただいたことにつきましては、現状を確認したうえで、事業実施に必要な地域住民の十分な理解を得るための方法等について検討してまいります。】

想いは届いたのかな❓


大阪市からの回答の引用ここまで
 一一一一一文面の大半が地域猫活動の定義と大阪市の街ねこ制度の説明に割かれ、内容不明瞭なご回答だとの印象を持ちました。

 こうしている間にも、「自治会長の合意書」がもらえない地域では、ノラ猫は繁殖を続けます。多産多死の負の連鎖を断ち切らない限りは死ぬためだけに生まれてくる悲しい命が増える一方です。

糞尿などにお困りの市民にとっても、環境が悪化するばかりで、ノラ猫の存在に起因するトラブルが発生・拡大し続けている事態を憂慮します。
街ねこ制度を拡充し、ノラ猫問題の解決を推進する為にも、要望を続けてまいります。

引き続き、この署名サイトをお友達やご家族にお知らせして応援してください。また、大阪市の「市民の声」からもご意見を届けてください。
https://www.city.osaka.lg.jp/seisakukikakushitsu/page/0000006578.html
大阪から日本を変えていきましょう。

今後に期待

一見すると愛護活動等先進的に見える大阪市などでもまだまだと改善が必要と云う事のようです。
大阪の愛護団体さんは、どうぶつ基金さんとの連携もしっかりととれて、地域猫活動も活発な様子。が、それでも矢張り行政の協力なしでは、ある程度制限が掛った様な活動になってしまうのでしょう。行政の積極的な協力が得られればうれしいですね。
でも、大阪市・大阪府、今は万博の件で、てんやわんやで、今はそこ迄手が回らないのかもですね~😹

福岡・北九州においても他地域の手本となれる様な取り組みが実現する事を心から願っています。

写真はネットから拝借しました



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