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Keyはどこにでも



夕食済んで洗い物終えてふうっとひと息、ソファーにごろんと寝そべった。

ラジオ📻からの会話がその時間のは騒々しく感じられたので、最近また聴いている少女時代のCDに変えて曲流しながらうとうと。。(=_=)


なんの曲だか忘れたけど瞑想状態になっていたのか、うとうとしながら自分が走っている姿が視えた。

走っていたというよりは時空を流れていってたみたい。


長く走っていた。
そんなに走ってどこまで行くの?


ぽんっ。。。と砂漠に出た。

砂漠なんだ……


そこでも走っていた。

ずーっと、ずーっと、走り続けていた。

何かが自分を走らせ連れて行っていた。

疲れたとか息がはぁはぁしているとかはちっとも無い。

ただ走っているだけ。

自分の姿が砂漠に出る少し前から変わっていて、金髪ロングヘア、青に緑が入った瞳、アイボリーかクリーム色(砂漠の砂の色に近い)の腰ですぼまったシフォンワンピース、裸足だった。

髪の毛は流れるように動いていて、側面の髪はその周囲の毛を少し集め3つくらいの束になっててうねっていた。
風なのか静電気なのか。


ひたすら走っていたのが…止まった。




 🏜 🏜 🏜


「ここの場所はなんだろう?景色は同じ砂漠だけどここで止まったってことは…約束の場所かなにか?」


空を見上げると、前方から自分へ向かってなにかやってくるようだった。


「魔神ブゥ?」
…に似ている姿にみえた。

雲に乗ってる。ぷくぷくだ。

「あの人と待ち合わせ、なの?」


わたし目掛けて来るかと思ったらふっと消えた。


「あれ、いなくなった。あの人と待ち合わせではなかったんだ。もしかして…その空のところは通り道なのかな。」


なんかいる。。なんだ?
黄色い。ケムリ、雲かな。
ハッキリみえない。

ケムリの様なのががだんだん形になってきた。

黄色でものすごいオーラで迫力満点エネルギー猛々放つ大きな龍と、大きな龍よりは小さくスリムでキラ☆キラ放ち美しいゴールドの龍が揃って、わたしと向き合いました。


《迎えに来たぞ》


迎え?
話す方の姿確認しながらそれ聞いたの初かも。今まではテレパってたから。

帰るんだ!
だからここに来たの?


《そうだからおまえはここに来た》


帰ったら…肉体の方のはどうなるの?


《そこにはまた別のおまえが入る》


それ大丈夫?


《そのものも、おまえだからなんともない》


そーか。わかった。


《?◯◯がいない…》


そうですね…いませんね、わたしひとりでここに来ましたね。


《どうして一緒に来ていない?》


えーと、どうして…でしょう。。わたしひとりで来ていたのでわかりません。


《だめだ。それでは帰らせるわけには行かない。◯◯と共にではないと連れて帰ることは出来ないのだ》


そうなの?だめ?なんで。


《だめだ。◯◯が共にいないと誘導出来ないのだ。◯◯と共でここに来た時にまた会おう》


…そうですか。わかりました。仕方ないですね。




 🐉 🐉 🐉


そして直ぐに龍たちは消えました。




あの場所は待ち合わせ場所なんだ。

前よりも行きやすくなったし、早くに行けるようになったんだ。


少女時代の曲聴いてそこに行くとは〜
✨(≧∇≦)✨





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