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ドローンの民間資格とは?

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
初めてnoteを活用して記事を書いています。

まずは、自己紹介をしたいと思います!

・某大学の理系学生です。来年度から大学院に進学します。
・専攻は機械工学で、航空宇宙分野を主としています。
・将来は、ロケットエンジニアを目指して日々勉強しています。

名前等の詳細な情報は非公開にしておきましょう。今後公開するかもしれませんし、しないかもしれません。気分で決めます😀

では、今回の記事の本題であるドローンの民間資格についてお話ししていけたらと思います。

ドローンの民間資格とは?

ドローンの民間資格は大きく分けて2種類あります。DPAとJUIDAです。細かく話すとあと数種類の民間資格があるのですが、今回は、民間資格の取得のメリットが最もあるこの2種類についてお話したいと思います。

なぜこの2種類なのかというと、国土交通省が定める国土交通省の定めるドローンを飛行させる際に必要な飛行許可申請を満たすからです。
どう言うこと????となるかと思いますが、安心してください。わかりやすく説明します!!!

まず初めに、ドローンは誰でもどこでも飛行させられるわけではありません!
ドローンを飛行させる際に、まず注意しなければいけないのは「航空法」です。
航空法の知識を持っていない方が勝手な飛行をしてしまうと、罰金場合によっては懲役になってしまう可能性があります。では、航空法によって制限されていて国土交通省に許可・承認が必要になるものとは何があるでしょうか。

<許可が必要になる飛行空域>     <承認が必要な飛行の方法>
・空港などの周辺地域の上空       ・夜間飛行
・緊急用務区域             ・目視外飛行
・150m以上での高さの飛行       ・人や物との30m未満の飛行
・人口集中地区の上空          ・イベントの上空
                    ・危険物輸送
                    ・物件投下

「許可が必要になる飛行空域」で人口集中地区????となると思います。それでは、東京周辺の人口集中地区について見ていきたいと思います。

国土地理院の地図によると東京都23区のほとんどが人口地区になってることが分かります。横浜市もほとんど人口集中地区ですね笑
皆さんのお住まいの地域は人口集中地区に指定されているか検索して見てください!「ドローンフライトナビ」というアプリで簡単に調べることができます。

このような場所でドローンを飛行させようとする際には、国土交通省に飛行許可申請をする必要があります。ではどのような人が国土交通省から飛行許可を得ることが出来るのでしょうか?

「飛行時間10時間以上の飛行証明書及び各種技術・各種知識の保有証明書」の提出が必要です。

どうやったら、10時間以上の飛行が証明できるの?各種技術・各種知識の証明はどうやってやるの?となるかと思います。
民間資格を保有していなくてもこのような証明ができれば国土交通省から飛行許可をもらうことができます。しかし、自分でこのような証明書を作成し、国土交通省に許可してもらうことがとっても困難でありめんどくさいです😅
しかし、これらの証明を一発でクリアするのがドローン民間資格なのです。

DPAやJUIDAでは講習に10時間以上の飛行と各種技能や各種知識を確認するテストが必須で組み込まれています。なので、資格を取得すれば一発で許可申請をクリアすることが出来るのです!
なんて便利なんだ!!

また、申請の際ではなくビジネスでドローンをしよする際にも利用することができます。
皆さんはドローン操縦士が資格を持っている方か持っていない方のどちらにお仕事をお願いしたいですか?もちろん持っている方ですよね!?
ビジネスで利用する際も一定以上の技術の証明にもなります。

ドローンが国家資格に!?

2022年にドローンに国家資格が適用されると発表されています。現在の民間資格は無駄になるの?と聞かれますが、そんなことはありません!!
ドローンの国家資格化の構想にDPAとJUIDAの両団体が話し合いに参加しています。これらのことから、一部もしくは全部において国家資格を得るために免除されるとの発表もあります。
過去に国家資格かされたものを見てみると民間資格に比べて費用が高く難易度も難しくなっている傾向があります。ですので、今のうちに民間資格を取得して国家資格に書き換えた方がお得なのではと筆者は思います。

話が長くなりましたが、最後にぜひドローンの民間資格の取得を検討してみてはいかがでしょうか。民間資格を取得できる期間は残りわずかです。

ドローン操縦士はこれから14万人必要になると言われています。ぜひ、これからイノベーションを起こしていく産業の第一線での活躍を目指してみてはいかがでしょうか!

この記事を読んだ方といつか一緒にドローンのお仕事ができることを楽しみにしております。

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