eSportsはただのゲームじゃない。立派な「競技」です。
昨今、何かと耳にするeSports。
FPSゲームなどを主体とした対戦型ゲームが競技として広まってきていますが、なかなか理解されづらい種目であることも事実です。
実際、Twitterでも「親がeSportsを認めてくれない」といった若き学生の嘆きを目にしたことがあります。
大人からすると「ゲームはただの遊びである」という認識があるからでしょう。
ですが、現代は目まぐるしく情勢が変わってきています。
例をあげると、メタバースなどのバーチャルの分野で大きく改革がおこなわれているのが、みなさんの身近なところではないでしょうか。
今回は、eSportsについて理解を深めていただくために、ApexLegendsというゲームを主題にあげながら記事を書いていこうと思います。
eSportsとは?
eSportsとは、「Electronic Sports(エレクトロニック スポーツ)」の略であり、主にビデオゲームやモバイルゲームなどで対戦するゲームを、競技性を加味したスポーツとして扱っているもののことを指します。
対戦ゲームでは、知識や戦略・プレイヤーのスキルなどが必要とされるなど競技性が高いことから、スポーツとして捉えられるようになりました。
実際に、チーム制でおこなうゲームなどは上記のスキルの他に団結力なども必要なため、野球やサッカーなどと変わらない競技性があると言えるでしょう。
2000年頃からeSportsという言葉が使われ始め、ここ数年では各種目で退会が開かれるなど、徐々に浸透してきている競技です。
種目・ゲームタイトル
さて、種目という言葉が出てきましたので、ここでeSportsの種目についてご紹介します。
ざっと名前を聞いたことがあるタイトルを並べてみました。
一つぐらいはみなさんも聞いたことがあるゲームがあったのではないでしょうか?!
意外と身近にeSportsはあるということです。わたし自身もびっくりしました……。
では、わたし自身もメインでプレイしている、ApexLegendsについてお話ししていきます。
ApexLegendsとは?
ApexLegendsは、3人1組でチームを組み、合計60人20チームで生き残りをかけたバトルロワイヤルゲームです。(以下Apexと略します)
キャラクターの固有スキルを駆使しながら銃で戦闘をおこない、見事1位を勝ち取ったチームがエーペックスレジェンドとなります。
他のFPSゲームとは一味違った近未来感や個性あふれるレジェンド(キャラクター)たち、そして撃ち合いの爽快感が病みつきになり、わたし自身もかなり熱中しているゲームの一つです。
現在では、VtuberやYoutuber(ストリーマー)、プロの選手などが配信しているため、名前を聞いたことある方や見たことある方も少なくないでしょう。
リリースから4年経った今も熱狂的な人気を誇るApexですが、eSportsの競技としても採用されているタイトルです。
世界大会がおこなわれる
Apexでは、ALGSと呼ばれる世界大会がおこなわれます。
現在、スプリット2のプレイオフの開催が予定されています。
簡単に説明すると、ALGSは1シーズンに分割されるスプリット制を取っているので、今回はその2つ目のスプリットに属する大会であり、プレイオフとは、上位に残った5つの地域のチームが賞金をかけて戦うものを指します。
ちなみに、ALGSでは北アジア、南アジア、北米、南米、ヨーロッパ・アフリカ・中東といった5つの地域分けをしており、日本は北アジアに属しています。
日程
スプリット2のプレイオフは、合計4日間おこなわれます。
最終日だけ開始時刻が違うため、お間違いなきよう!!
主な出場チーム
主な北アジアの出場チームは以下のとおりです。
特にCRAZY RACOONとRIDDLE ORDERは接戦だった印象ですので、今回の試合も楽しみです!!
大会は白熱し、観戦していても盛り上がる
わたしも何度かALGSの大会を配信で見ましたが、画面越しでも白熱して選手を一生懸命応援してしまうぐらい盛り上がりました。
もう、野球やサッカーなどのスポーツとなんら変わりません。自分自身、ここまでゲームで熱くなれるのだと驚き、感激しています。
あなたも一度、eSportsの世界を覗いてみませんか??
配信はこちらからチェックできます。過去のものも一度ご覧ください。
想定される懸念点
ただ、eSportsについて理解が示されにくいのにも理由があると思います。
大体あげられる反対意見はこの辺ではないでしょうか。
考えられる原因として、
このあたりがヒットするのではないでしょうか。
これらの原因は、eSportsはようやく最近になって浸透してきた文化であるため、まだまだこれからといった分野である背景から考えられます。
特に、今チームに所属している選手やストリーマーはスカウトなどで入っているため、社会経験の少ない選手がいてもおかしくはないでしょう。
選手・ストリーマー自身の意識の持ち方も大切ですが、彼らを支える各チームの指導体制も今後整っていくと、また環境が変わってくるのではないかと思います。現在も本当にいろいろな不祥事があるなか、試行錯誤を重ねて各チームも頑張っていらっしゃいますので。
最近ではeSportsの選手を育成するスクールもあることから、そこで社会性や選手としての心構えなどを養う方法もあります。
チームによってはゲーム依存症に対してのカウンセリングをおこなっているところもありますので、一概にeSportsがゲーム依存症を助長させているとは言い難いと言えるでしょう。
(以前いた職場・チームではメンタルクリニックとの提携がありました。)
まとめ
以上、Apexを主軸として、eSportsについて解説してみました。
わたしも100%理解しているわけではありませんので、言葉足らずやわかりにくい部分があったかもしれません。
ですが、とにかくALGSを一度でもいいから見てほしい!!!という思いで書きなぐってみました。
この機会にぜひ、eSportsへの理解を深めていただければ幸いです。
eSportsをとりまく環境は今もなお、目まぐるしく変化している業界だと思います。
ほんとうに、「ただのゲーム」ではなくなってきているのです。
eSportsは賞金が発生する大会もあるため、人だけでなくお金が動くものとなっています。
プロの選手やゲームをプレイしながら動画配信をおこなう人など、ゲームをプレイすることで生計を立てている人もいるため、ゲームはただの娯楽だけではないと言えるでしょう。
例えあなたがゲームが好きじゃなくても、ゲーマーじゃなくてもeSportsの楽しみ方は無限大です。
推しチームや選手を応援する、という楽しみ方から入る方だっていらっしゃると思います。
必ずしも、ゲームを100理解する必要はないと思います。のちのち覚えていけばいいのです。
ぜひ一度、少しだけでもいいので大会をご覧になってください。
白熱したバトルが繰り広げられている画面から目が離せなくなり、いつの間にか自分自身も興奮して応援していることでしょう。
最後に。
eSportsはいいぞ!!!
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