鬱はわたしのすぐ後ろにいる。
ふわりと鬱の予感がした。
……と書いたものの、わたしは鬱病の診断を医者から正確に診断されたわけではない。
と書くと、一生懸命闘病されている方に失礼かもしれないが、実際問題医者に取り合ってもらえる程度ではないものの、かなり日常生活においてこの"気分障害"が厄介なものだと感じている。
実際の患者と度合が違うのは承知のうえだが、御辛抱いただけると幸いだ。
ここ最近のわたしの投稿の文体は、あまり明るいものではないと思う。
noteの世界に降り立ったのが約3年前だとすると、そりゃ歳も取るし価値観だって変わる。もうきゃぴきゃぴできる年齢でもない。
そうは言うものの、気分が持ち上がることが少ない、というのが事実だ。
どうしてこうなってしまったのかいろいろ考えてみたが、あまりピンとくるものがなかった。
嫌なモノは適宜自分から遠ざけるようにしているし、仕事だって吊り橋ではあるが自分が一番居心地の良い場所を選んでいる。
衣食住だって、一応彼のおかげでなんとかまかなえているので、生きることへの不安はないはずだ。
ここ数カ月でいろいろあったのは事実。SNSで疲弊したのも、B型事業所を辞めたのも、そこまで自分の負担になっていたのか、と疑問になるが、小さなものが積もりに積もって、と言われるとそうなのかもしれない。
それでも、納得がいかない。不安障害のようなものを2回ほど経験したが、その時はそれぞれ公務員試験での受験のストレスと、離職してなかなか再就職できなかった焦燥感でそうなってしまったのは理解できる。
でも、今はそこまで不安定になるものがないはず。土台はしっかりとあるはずなのに、どうも気分が沈んでしまう。
せっかくわくわくしながら立てた旅行のプランも、今はちっとも行きたくない。外にも出たくない。
気分は落ち込み、好きなものにも取り組めない。よくある鬱の初期症状によく似ている。
おまけに、彼からも「最近様子が変だ」「あたりが強い」などと言われる始末だ。生理前でもないのにイライラしてしまうのも、違和感のひとつだった。
不安障害(疑い)の時のように、ふわり、根無し草のような心地で生きている。
頭はぼんやりするし、頑張れていたことも頑張れなくなってきている。
もしかして、と思い、服用しているステロイドについて調べてみた。
また、SLE自体にも精神症状として鬱のような状態になることがあげられていた。
(線維筋痛症については、精神疾患と併発しやすいとの記述が多かった)
SLEの活動性が落ち着いている今、考えられる理由としてはステロイドの長期投与による副作用ではないか、と思う。
医者にかかる基準がイマイチわからないし、取り合ってもらえない場合に労力が無駄になるのが嫌なので病院には今のところかかる気はない。
そして、まだ動けるのだ。自分の力で。
きっと、ベッドから動けなくなってしまうぐらい重い人もいるであろう。
だが、かろうじて家事をやろう、仕事をやろう、ぐらいは動けている。
対処するなら、まだ動ける今のうちだろう。
不安障害(疑い)の際も、わたしは医者にかからなかった。かかるお金がなかった、というのもあるが、カウンセリングで話を聞いてもらうだけで解決するとは思えず、独学で認知行動療法をおこなって改善した経験がある。
今回も、それを試してみる価値はあるだろう。
全部を一度にやろうとするのではなく、ワンアクション。
ワンアクションできたらもう上出来だ。
そして、一度動いてしまえば、脳みそは単純なので自然と動けるようになってくる。
あとは、休養。くだらない罵詈雑言が蔓延るSNSに浸らない。
自分の心に素直になる。自分の心の従者に、一番の理解者になる。
これまで色々なことに手を出した結果、八方ふさがりになっていた部分があると思っている。
もう、今は休む時なのではないだろうか。
しいたけ占いもこう言っている。わたしには、ただいまの時間が必要なんだと思った。
具体的にはまだ、どうしたらいいのかはわからないけれど、あるべき場所で羽を伸ばしておくのが今のわたしにやるべきことなんだと思う。
とりあえずはまぁ、薬の副作用のせいにして。
ゆっくり、心と脳の疲れをほぐしていけたらと思う。
一応、サードプレイスであったnoteに、"ただいま"の意を込めて。
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