カタルパtake

五月に咲くカタルパの花が好きな古希すぎの男です。市民後見活動(市民後見人・民生委員・児…

カタルパtake

五月に咲くカタルパの花が好きな古希すぎの男です。市民後見活動(市民後見人・民生委員・児童委員・NPO法人対話する市民後見くまもと「カタルパ」)や地域周辺のぶらり散歩で雑談対話を楽しんでいます。雑談対話、書評、そして好きなカササギとヘチマなど、カタルパの花のような話題を発信します。

最近の記事

書評「天上の葦 太田愛」

コロナ禍でふたりの読書会は中断していた。 再会するにあたり読書人Tが提案したのは「天上の葦」だった。 「天上の葦」の著者は太田愛、初めて聞く名前でした。 太田愛が水谷豊の代表作である「相棒」の脚本家である、と。 角川文庫の「天上の葦」(上・下)を買い求め、わが庭に咲く黄なるヘチマの花だけが私を癒してくれる激暑に読みはじめた。 このところ、本を読むに少々の疲れを感じ入っていたのでなかなか「天上の葦」ははかどらない。 また、登場人物が多く主人公は誰なのか?「天上の葦」(上

    • 書評【常世の花 石牟礼道子】

      図書館で借りる本を見つけ安堵して歩く、近くにあったのが若松英輔の【常世の花 石牟礼道子】であった。 若松は批評家でNHK「100de名著『苦界浄土』で講師を務めた。 本書は石牟礼と若松との対談(対話)を主としている。 常世(とこよ)とは、無常なる今生の彼方の場所、永遠の国であり、死者の国でもある、と。 現在、「雑談対話でつながろう」をNPOで月例交流会を開催している。 対話は「傾聴と語る」で思料している。 高齢者との対話を日常の務めとしている。そこでは対話がつながらない場

      • 書評【水平線 滝口悠生著】

        書評【水平線 滝口悠生著】 1 この本を選んだ理由   「水平線」は私の好きな言葉である。これまで「水平線」をじっくり視  たことはない。   私と同じ小学校出身である特攻隊生き残りである浜園重義は、「水平  線」(ソロモンから沖縄特攻まで零戦・艦爆搭乗員の記録)を著している  (知覧特攻平和会館発行)。   浜園重義は高倉健主演「ホタル」のモデルでもある。        浜園は、水平線」について、        「水平線が全く分からず飛行する場合は、相当の経験と熟練され

        • 雑談対話で朝散歩、カササギはふたたび鳴きはじめる

          2月ごろからか、カササギは自宅周辺から消えた なぜにか? カラスが勢力を増しカササギは追いやられてしまった カササギとカラスの共存はできないのだろうか? 2月ごろ、朝散歩ラジオ体操の公園の桜木にカササギは巣をはじめてつくる 桜見にカササギ(カチガラス)を見たいと体操参加者は楽しみにしていた カササギの鳴きをきけないので、わたしは散歩を躊躇するようになった 紫陽花は土地の養分(PH)により色が変わる、と小説で読んだと教えてくれた古老の男性、それから公園の紫陽花を毎日眺めた

        書評「天上の葦 太田愛」

          満開過ぎたカタルパの花に再会できました!!!

          5月20日、昨年12月再興できた徳富蘇峰記念園にカタルパの花を見に行きました 徳富蘇峰記念園に足を踏み入れた喜びは感動です カタルパの花は見どころを過ぎたかとスマホ撮りしていると 記念館長がお出まして頂き、庭のカタルパを丁重にご説明、現存する2世、3世、4世のカタルパの樹、蘇峰の息吹きが聴こえてきます 館長は大江義塾跡屋敷にあるカタルパの樹で作られた机をご説明、 カタルパの樹は固く艶ありです 館長は近くに大きな一本のカタルパの樹がある、と 川沿いのカタルパの樹にはま

          満開過ぎたカタルパの花に再会できました!!!

          消えたカササギは文春砲にいた!

          TDカササギが我が自宅周辺の公園から消えて久しい 昨日、朝散歩ラジオ体操を終わってコンビニに寄る なんとカササギがいるではないか4月20号週刊文春の表紙にいた 長い尻尾はカササギだな 久しぶり文春砲を買い求めた 帰り、早速文春砲を開く 表紙はうたう和田誠で、泥棒カササギを確認できた なんだか嬉しくなった カラスが多くなった 頭脳明晰なカササギはカラスが少なくなれば新しい巣に戻ってくるだろう それまで待つことにしよう!

          消えたカササギは文春砲にいた!

          桜満開、花見カササギ消える

          朝散歩、ラジオ体操の公園の桜開、美しい、年1度の桜嬉しい 来年も桜見れるかな、とひとりの老人の女性が…誰もわたしも確証はない カササギはわたしの家近くの公園からも昼下り散歩のカササギ公園からも消えた アササギ情報で家近くの公園でカササギを見つける 嬉しかった アササギが消えたのはカラスの群れだろう カラスの群れが多い 庭に置いてきぼりのヘチマの皮を剥きタワシに、種をとりすぐさま植えるこんなに慌ててヘチマに申し訳ないがメが出ることを祈る ヘチマの黄なる花が咲くこと、カサ

          桜満開、花見カササギ消える

          「苦しんだ経験 地域のために」民生委員の登場 

          2023.2.3の熊本日日新聞記事です。 彼は、私と同じ校区民生委員児童委員に委嘱されました。 この記事で感じたことは、彼が自ら希望して民生委員になったことです。 これには自治会長の温かい推薦があったこと思います。 前会長の推薦でなった私とは大違いです。 「民生委員は誰が決めるの」との問いを考えていた私、 彼の登場で開かれた民生委員児童委員協議会を目指す希望が湧いてきました。 これからも民生委員児童委員の活動を推進します。 今朝の小学生登校時あいさつ運動で元気を頂戴しまし

          「苦しんだ経験 地域のために」民生委員の登場 

          民生委員は誰が決めるのですか?

          12月3日、熊本市の民生委員児童委員に委嘱され、熊本県立劇場で委嘱状伝達・全体会議あり参加しました。 わたしが代表理事の「NPO法人対話する市民後見くまもとカタルパ」の交流会で、「民生委員児童委員になりました」と報告しました。 すかさず、男性会員が「民生委員は誰が決めるのですか?」と発言がありました。 この質問にどう答えればいいのか迷いましたが、民生委員児童委員の前会長から依頼があったと答えました。 わたしは、地域の役員等ははじめてで、わたしに声がかかるとは思いもしません

          民生委員は誰が決めるのですか?

          ぶらっと散策、妻と三角港

          妻に、熊本城か三角港に行くか? 熊本城と思いきや三角港の答えにちょっと驚き感あり JR三角線に乗りたいのだな バスと列車で、 08:47自宅前楡木小バス停発 ハスの中で、(なぜに、老人は帽子をかぶるのか?) 09:57熊本駅発三角線に乗る 新しい列車、カラフル色の椅子 海岸は海苔養殖の小舟多し 10:55三角駅着 世界文化遺産の三角西港はここではない、タクシーで西三角港へ タクシーの運転手は気さくな方で、ここで釣りをよくしているが水深は30~40mはある、

          ぶらっと散策、妻と三角港

          書評 「尼将軍」

          1 この本を選んだ理由   KenとTakeとの読書会の指定本としてKenが選定した。   NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が放映中、尼将軍・北条政子は小 栄子が演じている。    2 基本となるデータ 著者、タイトル、発行所、発行年    三田誠広 尼将軍 作品社 2021年9月25日第1版発行 装填・小川帷久 3 著者紹介   三田誠広(みたまさひろ)   1948年生まれ 早稲田大卒   1977年「僕って何」で芥川賞受賞    その他の著書 「空海」、「親鸞」、

          書評 「尼将軍」

          朝の月をひとり見る、朝散歩

          ラジオ体操の朝散歩、木々の合間に白い月、朝の月である こんなに綺麗な月、もったいない ラジオ体操を終えての帰り、この木知っています、と ヤコウボク(夜香木)で夜香ると教えて頂いた 朝の月の句に(朝月嵐となる) 尾崎放哉の句で、(こんなよい月を一人で見て寝る)はよく知れた句がある ラジオ体操の人にも朝の月を見せてあげる ヤコウボクはどんな香りかね

          朝の月をひとり見る、朝散歩

          ぶらっと散策 菊池飛行場ミュージアム

          神無月となっても暑い日が続いている。ぶらりと小旅と思ってもこの暑さ、とりあえず外出する。行先は一度訪れたいとしていた「菊池飛行場ミュージアム」に、車では自宅から30分、よくよく考えわずかな勇気で、あるいてバス・電車に乗り継いでいくことに、正午過ぎに自宅をでた。マスクは忘れずに、メモノート、一冊の本とお茶をリックにしまいこんで。 あるいてバス停「新地団地」へ、なんとバスは1時間に1本で30分の待ち時間である。 日差しが強い、近くの木陰へ退避する。一冊の本を取りだす。先日ご逝去

          ぶらっと散策 菊池飛行場ミュージアム

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          ぶらりと菊池飛行場ミュージアムに行って見ました

          ぶらりと菊池飛行場ミュージアムに行って見ました

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          書評「おいしいごはんがたべられますように」

          2022.9.20 書評『おいしいごはんが食べられますように』 1 この本を選んだ理由  KenとTakeの#6読書会の次の指定本としてTakeが選定した。  今回の担当者であるTakeは、 BOOKOFFで購入した『錆(北方謙三) 同級生(東野圭吾) 夏樹静子(デュアル・ライフ)』を提案したが、まとまらず、お互いに関心のある「安倍暗殺と統一教会」と以前読んでいた芥川賞発表小説に興味があり購入した文藝春秋9月特別号の 『おいしいごはんが食べられますように』を選定した。

          書評「おいしいごはんがたべられますように」

          書評(花散る里の病棟)

          書評(花散る里の病棟)