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わたしがキャリア支援者になるまで

「キャリアコンサルタント資格を取得したものの、活かせる場がない。」「キャリア支援の仕事の始め方が分からない。」「キャリアコンサルタントの資格取得を考えているけれど、仕事がないって本当?」そんなあなたに読んでほしいnoteです。

近年、キャリア支援の需要は高まっていると、ひしひし感じます。一方で、キャリア支援をライスワーク(生活の糧・収入の柱)にするのは、確かに難しめ。

そこで、フリーランスとして活動したことがあるわたしが、キャリア支援者になるまでの歩みを公開します。

※この記事では、「キャリア支援者」を「キャリアコンサルティングを有償で実施できる人」と定義しています。


キャリア支援者になるまでの歩み

わかりやすくモチベーショングラフでこれまでを振り返ります。なんだか忘れっぽいことが功を奏しているのか、あまりマイナスがない・・・ですね。

モチベグラフ

就職~結婚

振り返ってみると、「人の転機に寄り添う」ことにやりがいを感じたのは、新卒入社してすぐの22歳の頃。

教育系企業(英会話)で、進路・留学・就職・転職の相談にのり続け、たくさんの転機に立ち会ってきました。

あの頃は、自分がキャリア支援者になりたい!なんて思ってもなかったのですが、誰かの人生に寄り添う仕事の喜びを知ったのはこの時だと思います。

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結婚を機に異業種転職をしたものの、ご縁あって、再び教育系企業に出戻り。今度は、エリアの人事責任者として、採用や育成に携わります。

移住・出産~キャリコン取得

実は、キャリアコンサルタントの資格取得目的は、これでした。

「社員に寄り添った働き方・制度改革など、会社上層部との交渉をしやすくしたい!」国家資格を取得することで、自分の発言力に説得力が増すはず!

結局、資格取得後、異動(マミートラック)もあり、社内で「キャリコンの学び」を活かすことはできないまま、退職の道を選びます。

ただ、この「望まぬ異動」がなかったら、フルリモートで働く今のわたしはいなかったので、結果的には「良い転機だった」と受け止めています。

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改めて振り返ってみると、発信…してたな。htmlと格闘してブログつくったり、SEO学んだり、noteでキャリコンの学びをどうにかアウトプットしようともがいたり。

結果、ブログやnoteを読んでくださった方から、相談が寄せられるようになりました。note週5,000pvを達成した時に感じたのは、「キャリアに悩んでいる人はこんなにいるんだ!」ということ。

発信力の大切さはこちらの記事にて。
noteの価値とは?noteがキャリアチェンジの資源になった話。

フリーランスのキャリコンに(37歳)

わたしのフリーランス軸はふたつ「(自分が)フルリモートで働く」×「ママさんのキャリア支援」。ただ、完全在宅でキャリア支援をする…となると、仕事は自分でつくるしかありませんでした。

退職を決意してから、翌月にはWebサイトを自分で立ち上げ。(イノシシっぷりを発揮)ただ、個人が立ち上げたキャリア支援なので、Webから直接の予約はあまり来ないだろうと予想し、すでにアクセスが多く集まっていた自分のnoteに紐づけ。

結果、わたしのnoteはネット検索からの流入が多かったこともあり、note経由でWebサイトから相談予約がすんなり入るようになりました。

もしあなたが個人でキャリア支援を始めたいと思われているのであれば、ひとつだけアドバイスを。誰を支援したいか。ペルソナを明確にすること。

例えば、「働くママさんのキャリア支援」これでは解像度が低いです。

わたしの場合、「34歳女性。第一子出産後の現職辞めたい相談。育休復帰後の望まぬ異動により描いていたキャリアを見失ってしまった。度重なる保育園からの呼び出し(遅刻・早退)に、職場で一生分のすみませんを言っている。自分の体調も良くなく、心身ともにつらいが、実家は遠方にあり頼れる人もいない。夫は残業が多く、夫婦ともに夜泣きで疲弊気味。とは言え、幼子を抱えて転職する勇気もない。辞めたい…でも辞められない。」というペルソナを立てていました。

解像度を上げるメリットは、ふたつ。

①キャリア支援に必要な知識をキャッチアップしやすい。ペルソナを明確に立てておけば、しっかり準備を整えることができ、相談者の期待にこたえやすくなります。

②発信=集客しやすい。「どんなキャリア相談にも乗れます!」より「子育て中の退職相談はわたしへ!」の方が刺さります。ペルソナに向けた発信。「わたしの悩みをこの人なら解決してくれるかも?」と思ってもらえることが大切です。

未経験キャリアコンサルタントさんの仕事の見つけ方はこちら

「資格は取得したけれど、実はキャリア相談にのれる自信がない。」「キャリア相談の仕事が見つけられない。」そんなあなたには、こちらの記事を。


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