長く勤めた会社をやめられない、あなたへ…

「実は、辞めたいなぁと思って3年ほど経つんです。」「辞めようと思ったんですけど、行動にうつせなくて時間がたっちゃって…」

このようなご相談、実はとても多いのです！終身雇用制度が終わりを告げ、転職は珍しいことではなくなったとは言え、まだまだ年功序列、長く働くことを前提とした組織体制の会社は多いです。

現職以外の選択肢について考える機会はあまりなく、自分のキャリアを相談できる良き相手を探すこともとても難しいのです。

「そうそう」と感じたあなたへ。現職なのか転職なのかに終止符を打つ方法をお教えします。

会社は変わるもの。

会社は人の集合体。生き物だから、変化していくことが前提で、ひとつのところで一生涯フィットし続けることはほぼないと思ってる派。だから、定期的に「できること」を整理して武器を確認し、「やりたいこと」を明確にしてワクワクを探し、キャリアシフトの準備をしておくことをお勧めしてる。

— つき＠ミートキャリアのCTO (@1_starmoon) April 24, 2024

そう会社は変化するもの。入社時は自分に合う仕事だったとしても、周りの人も仕事内容も役割も変わっていきます。そして世の中も変わるので、会社の方針や事業内容にも変化はあるでしょう。

ひとところの会社で働き続けることをあなたが納得して「選んでいる」のであれば、長く働けることは喜ばしい。ただ、「不満」を持ちながら仕方なく仕事をしている、「我慢」して会社にいる状態が長く続くのであれば、よろしくありません。

後者だとして、なぜ辞められないのでしょうか。理由は主に3つあります。

理由1.辞める決定打がない

ハラスメントを受けている、明らかに経営が悪化している、全く成果が出せずいつも最下位。このように、誰がどう見ても次の仕事見つけようぜ…と思う明らかな決定打があれば、転職へ踏み出せるでしょう。

ただ、「やりがいはないけど、人には恵まれている」「働き方は合わないけど、報酬は悪くない」など、なにかしらのメリットを感じている場合は、自分の中に沸き起こった小さな不満や不安をスルーしやすく、転職の一歩を踏み出すきっかけがつくれません。

理由2.他にやりたい仕事がない

恋焦がれるような"やりたい仕事"があり、それが社内では叶わないとなれば、転職へ踏み出せるでしょう。

でも、やりたい仕事や自分に合う仕事がわからなければ、そもそも転職先を探すことができないため、現職に不満があっても留まりつづけることになります。

理由3.転職できる自信がない

自分は他の会社でも活躍できるはず、自分の経歴は転職市場で言うところのハイキャリアクラス層である、今より好条件で仕事を得られるだろう。自分を採用してくれる会社は他にもあるという"転職における自信"があれば、転職の一歩は踏み出しやすいです。

一方、「実績もない、専門性もない、マネジメント経験もない…」と、自己評価が低い人は、今の仕事以外に自分を雇用してくれる会社のイメージが見えず、転職の一歩が踏み出せません。現職ステイが最善の道に見えるからですね。

自分の意思で決断するには？

"現職か転職か"に終止符を打つ方法について、先ほど解説した3つのパターンに分けてをお伝えします。

辞める決定打がない｜すべきこと

今抱えている不安や不満は、スルーしてよいものなのかどうか。それを見極める必要があります。

決断のステップ
①メリットデメリットを全て書き出す
②①の中で絶対に譲れないもの(手放したくない/手に入れたい)を選ぶ
③それは今の会社では絶対に叶わないのかを検討する
❹決断する

他にやりたい仕事がない｜すべきこと

やりたい仕事は、自分の興味関心を深掘りして探すこともできますが、ひとりではなかなか難しいものです。

おすすめの方法は、やりたいことより自分に合う仕事を探すこと。自分に合う仕事の見つけ方はこちらのリンクから。

転職できる自信がない｜すべきこと

自分に自信をつけたいなら、強みを正しく理解すること、これ一択です。強みがわかれば、それが活かせる環境や仕事は自ずと見えてきます。

強みの見つけ方はこちら。

最後に。

1社で長くお勤めの方にとって、転職はどうにもならなくなった時の最終手段と思われているかもしれません。

ただ、あなたが小さな不満・不安を毎日飲みこみながらやり過ごしているのだとしたら、早めに行動することで、充実度幸福度の高い時間を長く生きることができます。

あなたが転職を踏み出せない理由は何か。そしてすべきことは何なのか。この記事がヒントになつたら嬉しいです。

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