既卒就活でも内定を3社貰った話



このnoteを書こうと思った経緯は、自身が既卒になって就活をする際に不安でいっぱいだったこと、調べても情報が少なく成功体験がなかったからです。
IT技術者という限定的な職種に絞られてしまいますが、可能な限り就活全般のお話が出来ればと思います。


①私の経歴や既卒になった経緯について

私は今年の3月にとある東京の大学を卒業しました。
卒業後は都内の保険会社のカスタマーセンターにて派遣社員として働き、7月末に契約満了にて終了。そこからはオンラインにてITスクール(職業訓練)に参加しクラウドの技術を学びました。就活エージェントと自活を並行して行い3社受けて3社全て内定を頂き、来年からエンジニアとして働きます。

既卒の経緯について話します。
私は学生時代にコンサルタントを目指し、業務支援系コンサル会社に内定を貰いました。その後、ブラックあるある内定者インターンに参加しました。平日は毎日朝9時から夜の6時半まで就業規則がありましたが、ほとんどが残業の毎日で、学生ながら月40〜50時間の残業がありました。それもそのはずで、研修はたった5日間のみで、6日目からは未経験の電話営業を行い、ノルマも1週間で10件のアポイントを獲得しろというものでした。

トークスクリプトはありましたが「忙しい」、「要らない」、「もう電話してくんな」と否定的な言葉ばかり浴びせられた私のメンタルは既にボロボロ。自社のサービスも詳しく理解してない状態なのに営業して成果が出るはずもありませんでした。

そこからなんとかインターンを続けましたが、やっていることは自分の想いとは裏腹でした。コンサルタントになって自分のスキルや経験で人に寄り添いながら課題を解決したかった私には、無理に商品を進める営業はとてもじゃないが向いていない。仕事が苦しいとさえ感じた私は病みに病み、インターンを中断し、そのまま内定を辞退しました。

こうして私は既卒になりました。

②既卒の就活情報は少ない

内定を辞退したのは卒業間近で、それまで将来の不安と闘いました。大学のキャリアセンターに勇気を出して相談したところ、辞めていい、既卒になってもチャンスはあると背中を押され既卒就活に踏み切りました。

しかし、インターネットで「既卒 就活」と調べても
「オワコン」、「キツい」のワードばかり。
どうしたら成功するのかや既卒就活が上手くいくことを後押しするサイトも少ない。
これをご覧になる方はきっと同じ気持ちを味わったことがあると思います。どうせまたダメなんだ、受かるわけない…と。

私が自信を持って言います。大丈夫です。受かります。
ここからはどうやって既卒でも内定を貰えたのか、個人的にやってよかったと思うことを紹介していきます。

③既卒は焦らず、スペシャリストに頼ろう

先ほどもお伝えした通り、既卒就活の情報は少ないです。だからこそスペシャリストに頼りましょう。
そう、就活エージェントです。
もう既にご存知の方もいると思いますが、既卒や大学中退など経歴に難ありの人材をメインに扱っているエージェントがあります。1番オススメなのはUZUZです。
この企業は既卒や中退、早期離職などのスペシャリストです。それもそのはずでこの企業のエージェントの方々も経歴に自信がない方が多いからです。私と同じように既卒の人もいましたし、早期離職で就活に困った人もいるからこそ親身になってくれますし、こちら側としても同じ境遇を通過してきた人ならば信頼できます。

1番使って失敗したのはマ◯ナビです。あと就活◯ャリア。
当時、私はエンジニアになりたい想いが出来上がっていたのですが、「既卒はスピードが大事!色んなところ見ないとイメージもっと下がるぞ!」と脅されエンジニア以外にも、やりたくもない営業職の求人を紹介されました。

結果的に私が内定をもらったのは11月です。
卒業から半年以上経ってます。もちろんエンジニアになるために勉強を続けていたこともありますが夢を叶えるための準備であれば焦せることなんてないです。
1番大切なのは「あなたが納得のいく就活にすること」
これでいいやと投げやりな気持ちで就職して早期離職なんてあなたの経歴に深く傷が付くだけです。

話が脱線しましたが、まずは既卒就活のプロに相談しましょう。エージェントも仕事なので、なんとかエージェント側から紹介した企業に就職してもらおうとしてきます。私も彼らの紹介で内定を頂きましたが猛プッシュされました笑 でも大事なのは納得のいく就活です。嫌ならちゃんと断りましょう。

エージェントはあくまで道具です。
あなたが既卒就活の心得と面接スキルを身につけるものです。これだけは覚えておいてください。

④新卒と既卒就活の違い

まずは面接の内容です。新卒就活ではガクチカなんてありましたが、既卒就活ではそんな深く掘り下げられません。

逆に今何をやっているのかの方がよく聞かれます。
私もエンジニア志望なので「どんな勉強してるの?」、「将来どんなふうになりたいの?」と現在未来の話は食いつかれます。
今の自分に自信がないなら職業訓練を受けてみるのもいいです。場合によってはお金を貰いながらスキルを身につけられますし、ITスクールなんて高額な料金払ってまで参加できない!という方にもオススメできます。

また当たり前ですが、なんで既卒なのかも聞かれます。
これは正直な気持ちで答えましょう。
私であれば「コンサルタントのイメージが人に寄り添い自分のスキルを活かして戦略立てて課題解決をする。でも実際に働く中で人を呼び込む、サービスを売り出すという点において長く働き活躍するイメージを持つことが恥ずかしながら出来ず内定を辞退した」と答えていました。ここら辺に関しては必ず聞かれるので準備必須です。

また就活の進め方も特殊です。新卒の場合、内定承諾期間はかなり余裕を持つことができます。しかし、既卒は中途採用になるので承諾期間はかなり短いです。ほとんど1週間、長くて2週間です。ですので受ける企業の順番はかなり大事です。私はそんなに興味のない企業の面接で内定をもらってしまい、内定保持したかったのですが期間が短く辞退しました。できるだけスケジュールタイトで受けましょう。

⑤まとめ

今までのことを簡単にまとめます。

既卒でも就活は上手くいく。
既卒就活はプロに頼る。でもあくまで道具として。
新卒と既卒の就活は異なる。

エンジニア就活だったので幅広く話すとなると前提のお話しか出来ず恐縮です…

機会があれば未経験エンジニア就活の進め方も纏められればと思います。

最後に
皆さんも色々なエージェントを使い信頼できるエージェントを使いましょう。そして得られるものは全て得てください。自信がつけば自分で就活するのも手です。
そして使っていく中で合わないなと思う人もいるはずです。その時は遠慮なく担当者を変えましょう。
案件でもなんでもないですがUZUZは良いエージェントだと個人的に思います。お話だけでも聞いてみてください。

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