「茨城県立水海道第一高校」の探究発表会に行ってきました!(学校見学の記録 No.2)
こんにちは!たーぼうです。
2023年の2〜3月に自己研鑽のため、いくつかの学校に見学に行ってきました。私自身の学びの軌跡として、こちらの記事にも残しておきます。とても素敵な学校なのでぜひ、一度見学などで行ってみてください。
\茨城県立水海道第一高校に行ってきました!/
2月15日(金)に茨城県立水海道(みつかいどう)第一中高の探究発表会「海高EXPO」に行ってきました。
水海道一高は、今年度から中高一貫校になり、新たに民間公募校長として福田崇さん(なんと電通から出向中)を副校長に迎えた学校です。福田さんには以前に一度ヒアリングをさせてもらったことがあり、そのご縁で探究の発表会を見学させてもらいました。
【1】:探究発表会の様子
探究の発表は、まさかの中学1年・高校1年・高校2年の合同発表会でした。他学年の発表を聞いて質問するというかなり大掛かりな取り組みでした。これも「中学生が高校生の前で発表する場をつくりたい」という現場の先生からのアイディアだそうです。発表はオンラインで保護者にも公開していました。さらに発表の場に企業の方も来ていました。
この「探究の場に異学年の生徒や多様な大人がいる」ということは、発表において、とても大事なエッセンスだなと思います。クラスメイトだけな内輪な発表に終始せず、適度な緊張感による質の向上が狙えます。さらに学校の教育内容の開示、広報力の向上、さらなる外部連携のきっかけにもつながるので、とても良いと感じました。現場の先生からのアイディアなので、すげぇなー!と思いました。
【2】:中学生1年生の発表のクオリティが高い!
中学校1年生たちは1期生ということもあり、少数精鋭な雰囲気でした。「自分達が新しい水海道一中高を切り開いていくんだ」というフロンティアスピリットを感じて、とてもフレッシュさに溢れていました。(中学生、かわいいっすね。)
水海道一高がある常総市は、食と農業の複合施設「アグリサイエンスバレー」ができるそうで、これを探究のテーマにして、進めていました。中学1年・高校1年はアグリサイエンスバレーがテーマで、高校2年は自由テーマでした。
発表では中学1年生がアグリサイエンスバレーのいちご狩り施設を活用した駄菓子とのコラボ企画を提案していました。
中学生たちはフレッシュさが溢れているな〜と思っていましたが、しっかり駄菓子についてのアンケートを取り、まさかの他の駄菓子と比べて1gあたりの単価を計算して値段設定をしていたりと、かなり質の高い探究活動をしていました。大体はアイディア勝負だったり、調べ学習で終わりがちですが、中学生でここまで行動力があるのはすごい。これもまたびっくりでした。
来年も、このアグリサイエンスバレーとコラボしながら進んでいくようです。施設単体でも面白そうですが、そこにどう中高生が関わっていくのか、今後が楽しみです。
中学生については探究については、学校現場とのコラボを力強く進めている株式会社BYDの井上創太さんがサポートとして参画していました。
中学生の振り返りも井上さんが担当していましたが、とても愛に溢れる良き時間でした。井上さんのこれまでのコラボ経験が存分に発揮されており、井上さんの参画が全体のクオリティを上げた要因だなと感じました。見学の合間に、井上さんのお話もたくさん聞けたことも大きな収穫でした。
水海道一高は、中学新設や福田崇先生の参画で、かなり良い風が吹いています。新しい取り組みにチャレンジしながら、変革に柔軟に対応していました。そして何よりも、それに呼応するかのように現場の先生たちがイキイキしていました。
茨城県は民間公募校長やらなんやらで、かなり教育改革を進めていてマジですげぇな〜という感じです。
今度どのような展開を迎えていくのか、楽しみです。今後の茨城県の動向や水海道一高校にぜひ注目してみてください!
【3】:関連リンク
■茨城県立水海道第一高校
ホームページ
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この動画めっちゃ良いです!応援団カッコええ!
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■井上創太さん関連記事
株式会社BYD ホームページ
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■茨城県の民間校長公募
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【4】:学校見学の記録シリーズ
良ければ、こちらもご覧ください!
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■No.4 ドルトン東京学園
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