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マイプロジェクト授業の取り組み公開 ②自己分析ワーク


 勤務校で実施したマイプロジェクトの授業を
 勝手に公開します!
 
 
 こんにちは!たーぼうです。

 今回は自分の実践の記録として、高校3年生に実施したマイプロジェクトの授業資料などを、今後の授業改善、学びの棚卸しも兼ねて公開します。

 マイプロジェクトは、カタリバを中心に各地で精力的に取り組まれている教育の手法です。

 私は、2学期から高校3年生の選択地理の授業で、個人でプロジェクトを立てて「社会に影響を与えてくる」というゴールを掲げて、マイプロジェクトという探究活動を進めてきました。
 
 またトライすることも考えているので、もしご覧になったらぜひアドバイスなども頂けると嬉しいです!

 またお話を聞きたいと言う方もいらっしゃったら、いつでもお声がけください!(私もこの授業を実践する際には、先駆者の方々にアドバイスなどをもらいました。改めて有難うございました〜!)

【1】:基本情報


■マイプロジェクトについて

■マイプロジェクトとは?
 マイプロジェクトは、身の回りの課題や関心をテーマにプロジェクトを立ち上げ、実行することを通して学ぶ、 探究型学習プログラムです。
 大切にしているのは、小さくても実際に起こす「アクション」と、プロジェクトに対する「主体性」です。

NPO法人カタリバより抜粋。

■授業について

■期間
 ・2学期〜3学期(1月末まで)
  →2学期はプロジェクトを進めて、3学期に発表。
■授業回数
 ・3単位(1週間に50×3回)
■対象
 ・高校3年生の選択地理の21名


【2】:ワクワクワーク



 2学期のイントロダクションを終えた後は、「ワクワクワーク」と名づけた、自己分析ワークなどを進めました。

 第1回はコミュニケーション講座を実施して、お互いの偏愛マップ(自分の好きなものを書いたマップ)を使って、お互いにコミュニケーションを取り合いました。

■コミュニケーション講座

 こちらに授業の流れも書いてあります!


■偏愛マップ(逸見作成)


■ポイント1:コミュニケーションは「技術」である

 コミュニケーションは才能ではなく「技術」なので、誰でもできること、話すことよりも聞くこと、質問することなどが大事であることを強調しました。とにかく、今回は練習の気持ちでやってみよう!と進めました。

■ポイント2:自分の好きなものを語ろう

 程度は問わず、自分の好きなものを語ってみよう!というワークを進めました。偏愛マップは大学時代の恩師である齋藤孝先生の著作にも詳しく書かれています。お互いに自己開示や他者理解を進める上でも有効だと考えました。(偏愛マップは学級経営などにもとても有効なので、よく使っています。)

※参考


■ポイント3:まず教員が自己開示

 生徒に何かをやらせるではなく、「一緒にやろう!」というスタンスで進めたかったので、例として先に自分の偏愛マップを配布しました。一緒にチャレンジすることは面白いですし、授業の雰囲気にも大きく影響するので、とても良かったと思っています。

 

 今後も少しずつ公開していこうと思うので、もし興味があればご笑覧ください!


\マイプロジェクトのシリーズはこちら/



マイプロジェクト授業の取り組み公開 ①イントロダクション


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