見出し画像

【たーぼうの教育ニュース①】 2024年4月27日(土)

 こんにちは!たーぼうです!

 ゴールデンウィークに入りましたね。昨日は部活に卒業生が来てくれたので、とても充実した1日となりました。

 さて、できる限り継続していきたいと思います。本日も思考の整理の一環で、実験的にやっています。1日遅れですが、もし良ければご覧ください〜!

・第1弾(土曜日):教育関連のニュース
・第2弾(日曜日):インタビュー・イベントの紹介

 ということで、本日は第1弾:教育関連ニュースです!よろしくお願いします!



■1:教育ニュース

4/27 NHK
教育実習で“なりたくない” 教員に魅力感じるも ためらう学生

ーーーーー

 教育実習に関するニュースでした。これはかなり課題だと思いますが、うーむ?と思うこともあったので、その辺りについてまとめました。

まずは、このニュースを見る前提として思ったことです。

ーー

①教育実習といっても、小中高などで状況が全く違う。

 全国にはおよそ100万人の教員がいるので、それを一括りにするのは無理があると思います。地域、校種によっても千差万別なので、括りやすさがある分、きちんと差し引いたニュースになったら良いなと思います。真面目に教育実習担当している人のやる気がやや阻害されるニュースになっているような気もするので、ちょっとうーむと思いました。

ーー

②インターンシップでその会社を断念したというニュースも併記してほしい。

 教育実習をインターンシップと捉えれば、会社にインターンにいって、現実と違ったので諦めたというケースも多いのではないでしょうか? 学校に限ったことではなく、一般の企業などとの比較もないと、全体の傾向がわからないと思います。学校は全国展開している超特大企業とも言えるので、めっちゃ個別具体だよなと思います。

ーー

 また、ニュースを受けて思うのが、大人サイドも大学生あたりの年代とどう接した方がいいのか?ということは、あまり学んでいません。結構、独自の教育観でやりがちで、担当教員のセンスで、進みがちです。これは、良い部分もあれば、悪い部分もあると思います。若者には簡単にマウントが取れてしまうので、それを防止する策も必要ですし、指導担当が1人というのも構造的に問題が起こりやすいと思います。(企業などでも、実情はわかりませんが、OJT担当が1人だけだと同じような問題は起こると思います。)

 大体、教育実習生は校内でも定評のある人物が指導担当になることが多いですが、実際のところは、時と場合によります。また、人数も多くなれば、担当も増えます。

 教育実習は、本当は学校での長期実習になって、じっくり関わってほしいところですが、学業との両立も大事です。近年、教職大学院での学校への長期で定期的な実習ができるととても良いなと思います。まだまだ制度としても課題があるよなと感じました。



■2:生徒指導ニュース

4/25 Yahoo!ニュース(Hug Kumu)
「子どもの不登校」29万人は社会全体の課題。不登校支援のカタリバがメタバース空間で作る、もう一つの居場所とは?

ーーーーー

 以前にも紹介しましたが、カタリバのニュースです。生徒指導について私も関心があるので、考えることが多いですが、やはり「生徒指導=問題行動への対処」という考え方では、この時代を乗り切るのは無理だなと思います。

 生徒指導は問題行動への対処でしょ?と思われがちですが、そうではなく多様な生徒にどう対応することが求められてきました。

 不登校、特別支援、多様性への配慮など、現代の社会は複雑化し、対応も本当に幅広く必要です。こんな多くのことを担うのは本当に大変だなと思いますが・・。

 こういった記事は、とても参考になるな〜と思います。こうやって様々な団体が教育の裾野を広げてくれているのは、社会にとって希望だなと思います。


■3:探究・キャリア教育ニュース

4/24 Yahoo!ニュース(現代ビジネス) 
「村全体で蛇口が3つだけ」出前授業で中学生が気づいた「当たり前」とは何か

ーーーーー

 おもしろいニュースでした。蛇口の数から、あたりまえを疑うという話です。日本の常識は世界の非常識ですね。探究やキャリア教育の切り口としてもアリだなと思いました。

 と同時に思うのは、キャリア教育もそんな状況になっていないか?ということです。学力が高い人は〇〇へ、そうではない人は〇〇へ。と自動的に振り分けて指導をしていないのか? と自問自答しました。

 もちろん学力は大事ですが、それだけで進路を決める時代はもうすでに終わりました。様々な選択肢があることを前提に置きながら、私も頑張ろうと思いました。



 第2弾:インタビュー・イベント紹介はこちらです!

 以上です!お読み頂き、ありがとうございましたー!!
 またお時間があればご覧ください〜!



この記事が参加している募集

探究学習がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?