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記事が引用された。

友人から、この本に私のnoteの記事が引用されていると聞き、どんな風に引用されているのかな?と気になったので読んでみた。

結論から言えば、私の記事が引用されたというより「岡康道さんの言葉」が引用されていた、というのが正しい気がした。これは捻くれでもなんでもなく、純粋にそう思ったのだ。

この事象から感じたのは、誰かの言葉をこの世に書き留めておくというのは非常に重要なことだということだ。昨今多くの広告プランナーやクリエイティブディレクターがニュース番組のコメンテーターや解説に出て色々と持論を展開しているが、岡さんはほぼメディアに出ない人だった。映像はもちろんのことテキストも少ないのではないだろうか。そういった能力やスキル的に稀有な存在であっただけでなく、いくつかの著書はありながらも多くを語らない、そんな人が2020年に亡くなったのだ。つまり、我々はもうこれ以上岡さんの言葉を聞くことは出来ない。

そんな人の言葉をこの世に書き留めることが出来たことについては、私は良くやったと自分を褒めてもいいだろう。それを気づかせてくれた本の著者・原野さんに感謝したい。

もしサポート頂けることがあれば、それは金額の多寡というより、そのお気持ちが私に多大なる自信を与えてくれます。それに感謝致します。