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ゴールデンウイークワーカーの偉大さを感じるようになった理由は、車を変えたことから始まった。

造語だと思うのですが、
自身もゴールデンウイークワーカー。
いわゆる、みんなが休んでいるときに働いて、みんなが働くときに休む。

母は要介護4で完全介護なのですが、介護施設にお世話になって、早5年以上。大きなトラブルはあったものの、ありがたくお世話になっています。

ただ恥ずかしながら、当初自分はほとんど母の施設に行かなく、弟に任せっきりのだめ兄貴でした。

ところが、ここ1年、毎月1回は母の施設に行き、顔を出すようになり、
これが1年以上続いているのは、自分の中でもかなりの変化。

あたりまえじゃん!、何て親不孝なの!?って思われるかもですが、
その点自分は結構親不孝でした。

じゃ、なんで毎月行くようになったのか?というと、車を変えたからです。

車を変える理由。


おじに去年の正月に「そろそろ車変えんのか?」
ちょうどそのときは、平成12年式のレガシーに乗っていたのですが

正直、あちこちにガタが来ていたのですが、
その3カ月前には、京都から高速に乗って、加速を始めると、
なにやら焦げ臭い。オイルは変えたばっかなんだけどな~~

ボンネットを開けると煙が…おそらく、タービンシールの破損だと
判断したので、しばらくエンジンを冷やし、すぐ高速を降り、
下道でたらたら帰ってきました。

行動が変わった理由。


ということもあり、そろそろかなと思っていた矢先、叔父から
「俺のアクアやるで、乗り換えや。プリウスに乗り換えるで。」

「ただし、条件がある。君な、お母さんの施設に、毎月1回は行かなあかんぞ。それが条件や。君全く顔見せとらんやろ。そんなことあるか!」

と怒られつつも、ちょっと自分が情けなくなりつつも、
アクアもらえるなら、行くか!と

すぐに、気持ちを切り替え、
「分かりました。ありがとうございます!」
とこんな経緯なのです。

ちょっとホッとした。

驚いた方も多いでしょうが、ホント、自分はここまでしないと動けない
ポンコツ人間。

で、車を譲ってもらい、しかも車検まで受けて渡してくれた叔父の
優しさも感じ、そこから、早1年以上、毎月1回入っている。
先月はぎっくり腰のため行けず。

最初は、ただ顔を見せに行っているだけだったのですが、
3日目くらいに
ベッドの母から、
「なんか、甘いのも買ってきて。」
といわれ、なんだか、ホッとしたというか‥ 

解散した嵐が好きなのも意外だ。と感じつつ、毎回行っても
たわいもない話をするだけで帰ってくるのだけど、
こんな距離感でいいと思う。

という、大の大人がここまでしないと、行動を変えられないという
ある意味、情けないお話でした。


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