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上質ウール格子柄・記

見た瞬間に魅せられてしまう生地がある。

この方(195教室の生徒さま)のすごいのは、
195と出会う前から、
そんな素材との出逢いの大切さを、
感じて知っていた。

よほどの「服好き」である。

上質な素材を、
作る術も知らないのに、
集めてしまう。

だから、
レッスンはじめの頃から、
「魅せられた布」がたくさんあって、
作りたいものもたくさんあって、

次はコレ、
次はこれ、と

毎日がレッスンでも追いつかない、くらい。

私と出会ってからは、
さらにその追求が加速して、

来る日も来る日も、
ちょっと時間があると、
服のことを、
次に何をつくろうか、と
考えている時間が楽しい。

この艶やかなウール格子もそうで、
でもありきたりなプリーツスカートとかではない何か、
を追い求めて。

この一着を纏うだけで、
素材の良さも、
色の特徴も、
配色の個性も出せるような。

上質なウールだからといって、
それだけでは完成させない
着るひとの個性。

配色の場所や分量にもかなり拘る。

必要な部分はじっくり吟味して、
「やっぱりやりたいこと」には、
とことん説明がある。

そんな「気分」も「着たい」も
全部受け取って、
考えて、試作して、確認して、
挑戦して。

そんな密な時間を体験できる
パーソナルレッスン。

ミシンは全くの初心者でも大丈夫。
自己流で縫っていた方も大丈夫。

自分だけのワードローブを
195と一緒に作っていく。
いつからか、
作っているのは「服だけではないなにか」に
なっている。

この艶やか格子チュニック、
数か月してのご本人談、
『生地には生地を活かす服がある』
のも感じられた、そう。

他と違うだけでない、
違うけれど『新しい基本』が出来たような、

斬新な服、
自由な服、
自由になれる服、
をつくること。

そんな、パーソナルレッスンが進行中。


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